アメリカ バルーン事件判決出る!

アメリカ_バルーン事件判決


例のバルーン事件の判決が出たようです。日本語のニュースはまだ出ていないようです。ちょっと優越感を感じるかな(笑)。


判決を見ると、かなりの情状酌量された感じ。世間を騒がせた罪は重く許されませんが、小さな子供3人を抱える父親、母親。裁判官も今回は大目に見てくれたのかも。


まず、父親のリチャード・ヒーン。30日間の拘置。その後、60日間は外での労働が許されます。夜は拘置所で過ごすこと。さらに100時間のコミュニティーサービス。


母親のマユミ・ヒーン。20日間の拘置。ただし、父親のリチャードの「お勤め」が終わった後。それも、かなりフレキシブルで、10週間、週末を拘置所で過ごすと言うもの。つまり、片親が拘置所にいても、もう片方が3人の子供の面倒を見ることができると言うことです。さらに、120時間のコミュニティーサービス。


双方とも、執行猶予4年。


この判決の条件として、「今後、少なくとも4年間は、この事件から発生するいかなる利益も受け取らないこと。」だそうです。


このマユミさん。まだアメリカ市民ではないようです。永住権を持つ人も含めて、外国人がアメリカ国内で犯罪を起こした場合、自国へ強制送還されるのが普通ですが、今回の場合、マユミさんの家族に献身的に尽くしている日ごろの行いがよかったようですね。


裁判官は、今後、この事件を模倣する人間が出ないよう、これでも、かなり厳しい判決を下したとか。


Hoax(悪ふざけ)も度が過ぎるとよくありません。やめましょう。




From Ed Andrieski/AP

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この犬に元気をもらいました

フェイス 二本足で生きる犬



AP Photo/Anthony M. Tortoriello

すでにご存知の方も多いと思います。日本のテレビ番組でも放映されたようですね。でも、私は今朝知rました。


グーグルでこの犬について検索し、記事を読みまくってしまいました。


感動しました。


生まれつき前足がない犬。片側はあったらしいのですが、うまく機能していなかったので切除されたとか。


安楽死への道から救い出した現在の飼い主。


たかが犬。でもその犬が一生懸命生きている姿をみると、大きなエネルギーをもらったような気分になります。


多くの人がこの犬から元気をもらっているようです。特に、戦争で体に障害を持ってしまったベテランたち。


ロスに住んでいるようなので、会いに行くべきかと。





ホームページがありました。


Faith the Dog’s Official Web Site


本も2冊出ています。


Faith Alone: Stories of an Amazing Dog


日本語の翻訳本もあるみたいですね。


フェイス 二本足で生きる犬


アマゾンの内容紹介文です。

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心の傷をかかえていた家族を救ったのは二本足の犬だった–

世界が驚き、涙した奇跡の犬の物語

難病を抱える子供は、生きる勇気をもらい、人生に絶望していた人は、涙を流し、自殺を思いとどまる――
二本足で生きるフェイスは、会うだけでその人の心を解きほぐす。
癒しの力をもつ犬をめぐる、心あたたまる実話。
————————————————————————————————
from amazon.co.jp


こちらは少し前に出たもの。


With a Little Faith, Second Edition


この本、日本語に翻訳できれば良いのになぁ...。

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本格的な雨

アメリカ_事故


From Union Tribune

久しぶりにまとまった雨になっています。何ヶ月ぶりでしょうかねぇ。今週いっぱい降り続くとのこと。


サンディエゴに雨など降らないと思っている方...、サンディエゴには雨季ってのがあるんですねぇ。だいたい、12月初めから3月中旬くらいまでが雨季...かな。


雨も「シトシト」と言う感じではなくて、いったん降ると「ドバ」っと言う感じでたくさん降ります。私のオフィスは3階立ての3階にあるのですが、天井(屋上?)にたたきつける雨音がしっかりと聞こえてきます。相当な勢いで振ってますねぇ。もしかしたら、雨漏りするかも...。


カリフォルニアは車社会です。でも、フリーウェーはそれほど整備されてるとは言えず、いったん雨が降ると、水はけが悪いので道のあちこちに水たまりができるんですね。


で、日本のように雨の道を車で走ることに慣れていない人たちがたくさんいますから、雨が降るとあちこちで事故が起こります。


以下は12月7日(月)午後3時20分現在のサンディエゴカウンティーのトラフィックの状況です。赤、橙、黄色が事故が発生している場所を示しています。いかに事故が多いか、これを見れば一目瞭然ですね。


From Union Tribune

われわれ日本人が雨の中の運転に慣れていても、周りが慣れていなければ事故に巻き込まれる可能性がありますね。


気をつけましょう。

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オバマさんvs.天皇陛下 どう思います?

オバマvs天皇陛下


この話、結構話題になっているようです。


まずは、ニュース記事から。


Did Obama grovel?


grovelって腹ばうとか言う意味があるんですけど。結構すごい見出しですね。


“Obama’s encounter with Akihito was a stumble because it mixed a bow with a handshakesomething not normally done.”


確かに、写真を見ればわかりますが、かなり「不自然」ですよね。


(from AP Photo/Charles Dharapak, File)

この記事には、オバマだけではなく、先代のブッシュや、クリントン、ニクソンさんなども、同じようなことをやって、酷評されたとか。


国務省からのコメントは、


“Protocol, in general, is about respecting the customs and traditions of a host country. The president was simply showing respect.”


だそうで。


オバマさんの気持ちは十分過ぎるほどわかりますね。こんなアメリカ人、見たことないですから。彼としては、日本の文化に少しでも近づこうとしたんでしょう。うれしいですねぇ。


でも、何か不自然。


YouTubeでもちょっとした騒ぎになってます。



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出版不況?


出版不況の世の中と言われますが...。



本、読んでますか?



どんな本、読んでますか?マンガ本?自己啓発書?物語?



どんな形の本ですか?印刷され製本された本ですか?それとも電子ブック?オーディオブックですか?



いつ読んでますか?通勤時?会社の休み時間?寝る前?



どこで読んでますか?通勤時の電車やバスの中?食卓?ベッドの中?



今まであまり気にしなかったのですが、アメリカ人(と言うかアメリカに住んでいる人)ってどんな本をどこでいつ読んでいるのかなぁと考えてまして。



アメリカに来たことのある方はご存知だと思いますが、こちらの本屋さん、たいてい、スターバックスなどのちょっとしたコーヒーショップを併設してまして。コーヒーを飲みながら、その辺にある本を「ただ」で読むことができるようになっています。



最初は少し面食らったのですが、コーヒーショップに陣取って、机の上に本を5、6冊積んで、コーヒーを飲みながら読みふけっているんですね。読み終えた本はもちろんもとあった棚に返します(返さない人も結構いるようですが)。日本で言う「立ち読み」ですね。机に座って、コーヒーを飲みながら出来るってことが大きな違いです。



本屋さんで読んでいる人も多いですが、大量に買って、家で読んでいる人も多いようですね。驚くのは、3、400ページもあるような分厚い本を2、3冊かかえて、レジの順番待ちをしている人が結構いること。



「こんなにたくさん読むのか...」と、感心してしまいます。



ニューヨークやロサンジェルスなど、大都市近郊に住んでいる人たちは、通勤時の電車の中とか、バスの中とかで読むんですね。少し前にニューヨークに旅行に行ったときに、地下鉄の中で本を読んでいる人をよく見ました。iPodで音楽を聴いている人の方が多かったかな。



カリフォルニアは車通勤が多いので、通勤時に本を読むってことはほとんどないでしょうね。オーディオブックを聴きながら通勤している人も結構いるようです。



あとは、ラップトップパソコンとか、スマートフォンなんかに、アドビのpdf形式の電子ブックをダウンロードして、それを読むとか。分厚い本を何冊も持ち歩く必要がないので、最近流行っているようです。



また、最近、アマゾンドットコムで、「キンドル」と言う電子ブックを読むための専用のデバイスが登場しました。日本では、ソニーや松下が数年前に市場に投入したのですが、まだ時期尚早だったのでしょうか、ほとんど売れることなく生産終了になりました。でも、最近、アメリカでちょっとした「キンドル」ブームとか。本当かどうか知りませんが、アマゾンドットコムでキンドル向けの電子ブックを購入する人がどんどん増えているとか。



世界的な出版不況と言われて久しいですが(1990年代半ばころからですか...)、思うに、「紙」を媒体とする出版に不況が訪れているんではないかと。



出版業界って、結構古くからありますよね。古くからのしきたりに則って、ネタを仕入れ、校正し、製本し、取次ぎ業者を通じて一般書店へ流す。これが当たり前と考えている。



インターネットや、携帯電話が普及し、紙の本の存在価値が以前よりも薄れてきている。それでもなおかつ旧来のやり方を通して商売をする。倒産が多いのもうなづけます。



アマゾンは言うまでもなく、アメリカ書籍小売店では老舗中の老舗、Barnes & Noblesも電子ブックへの大々的な参入をアナウンスしています。



これからは、「紙」ではなくて、「データ」ですね。



これからそんな出版業界で面白いことをしようと考えています。



何が起こるか...。

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