日本の職場ではめったにお目にかかることがありませんが、こちらの職場、オフィスには、自分の家族の写真、フィアンセの写真、犬、猫などのペットの写真が必ずあります。
オフィスの壁じゅうに、自分の子供の写真を貼ったり、奥さんの若かれしころの写真を入れた写真立てを置いたり。
おそらく従業員の半分以上は、そんなことをしているように見えます。
写真がないオフィスの持ち主は、大抵、シングル(独身)とか離婚歴のある人とか。
人種差別をするつもりはありませんが、写真をべたべた貼っているのは白人が多いような気がします。インド系は写真の数が少ないですかね。アジア系は貼っていない人が多いような気がします。
あと...
パソコンのウォールペーパー。
ここにドーンと大きな写真を貼り付けている人がたくさんいます。
ミーティングなんかで、プロジェクターを使ったりしている時、パワーポイントのスライドのしたから、大きな彼女のウォールペーパーがドーンと出てきたりして、みんなに冷やかされている人がいたり。
先日行ったときに撮った2メートルほどもある大きなカジキを抱えてにっこりと笑っている写真が出てきたり。
あるいは、愛車のBMW M3のそばで親指を立ててにっこりしている場面とか。
注意して見ていると結構面白いですね。
隣のビルおじさんの場合は、オフィスにレーシングカーの写真をべたべた貼っています。
すぐ横のケビンは、家族写真を大きな写真立てに入れて、机の上に置いています。パソコンのウォールペーパーは、去年の夏に行った、ヨセミテの山の景色だったかな。
日本だと、定期入れの中に彼氏や彼女の写真を忍ばせてたりするんですかね。
ちなみに、私の場合、オフィスの机の上には、子供たちの写真と、家族写真。財布の中には、子供たちの写真。パソコンのウォールペーパーには、真っ赤なフェラーリの写真を貼り付けて、「いつかはこれに乗るぞ!」とモチベーションを高めています(爆笑)。
職場の机の上の写真立て
インタビュー...緊張...
先日、と言っても1ヶ月も前のことですが、ここで、面白い話があるってことをお話しました。
ビジネスネタが舞い込んできた?
この話、実行することになりました。
私と同様、ミック・ムーアがかなり乗り気で、
ミック 「マサ、やるしかないよ。ビデオとかオーディオとか全部面倒見てあげるから、マサ、やんなよ。」
と昨日、金曜日に電話がかかってきました。
私 「ああ、あれね。面白いことになりそうだよな。やってみようか。で、いつ?」
ミック 「明日の午後6:30でどう?」
私 「えぇぇ~、あしたぁぁ~。ちょっと...ちょっと待った。いやぁ...明日予定があるんだよね。ほんと、ごめん。DCにも言っといてくれるかな。」
ミック 「じゃぁ、いつにする?来週の月曜日?火曜日?...」
私 「えっと...、(それなりの準備が必要だから...)来週土曜日、8月8日ってのはどう?」
ミック 「OK、じゃぁ、8月8日土曜日の午後6:30に俺の家ね。ちゃんと準備しとくから。」
私 「ああ、じゃぁ、それまでにいろいろと質問、考えとかなきゃならないな...。」
ミック 「あ、質問は俺の方でも考えとくよ。その方が楽でしょ?」
私 「ああぁぁ~、助かるなぁ。さすがミック。」
ミック 「任しときって。じゃ、また連絡するな。」
と言うことで、来週の今日、インタビューをすることになったのですが...さて、何を聞けば良いでしょう...。
いざ、インタビュー実現となると、正直、なかなか難しいものがあります。
インターネットビジネスについて考えたことありますか?
「アメリカ企業で...」から、かなり話がずれますが...
実は...
このブログではほとんど話したことがないのですが...
数年前からインターネットビジネスをやってまして...
と言っても、一家を養うほどの稼ぎはありません。まぁ、お小遣いになるくらいでしょうか。
趣味にちょっと毛が生えた程度でしょうね。
巷では、インターネットビジネスはお手軽で、誰でも始めることができ、簡単にお小遣いを稼ぐことができる...ようなイメージがあります。本屋さんにはそれに関してのノウハウ本が山のように出ていますし、ネット上にはほとんど詐欺ではないかと思うような「たった1週間で○○万円稼げる方法」のような電子ブックが1万円以上で販売されています。
うまいお小遣い稼ぎの方法はないものかネットで探し回っている、専業主婦の方々や無職の方々がたくさんいるようです。で、生活費を切り詰めて大枚はたいて、電子ブックを購入したのに...大した内容でなくて、しかも、1週間で○○万円なんて完全なうそ。「しまった~、だまされた。」と思っても、すでに時遅し。販売者にメールを送っても何の音沙汰もなし。ウェブにある電話番号に電話をしても、「現在使われておりません」の録音。
こんなことがあちこちで起こっているようですね。
確かに、パソコンを持っているだけで、「インターネットビジネス」を始めることは可能です。本や電子ブックを買わなくても、インターネットで検索すればほとんど入手できない情報はありません。そんな情報に沿ってウェブサイトを作ったり、商品を売ったりが、簡単に出来てしまいます。
でも、ちょこっとネットで何かしたくらいで、1週間で○○万円稼げるほど、世の中甘くはありません。
そりゃ、中には、よほど運が良くて、たまたま○○万円稼いでしまう人もいますが、それは「たまたま」であって、それがずっと続くようなことは絶対にありません。
全く意味のない電子ブックを販売して大儲けをしている悪徳商人にも問題はありますが、それを購入してしまう人にも問題があります。「うまい話には裏がある」ってことですね。
と、ネガティブな話ばかりしてしまいましたが、インターネットビジネスを「趣味」ではなくて、本当の「ビジネス」と考えれば、それに対する考え方も変わるでしょうし、取り組み方も変わってくるでしょうね。
私の場合、根が「技術屋」(と言うか正真正銘の技術屋ですね...笑)ですから、何事も事細かに突き詰めないと納得のいかない性格です。ですので、「ここにこうやって書いてあるけど、どうしてこうなるのか?」、「どうして、こうしなければならないのか?」などと、どうでも良いようなことに時間をかけてしまいます。で、試行錯誤。お金儲けと言うよりも、何と言うか...研究と言うか...。
だから、技術的な知識だけはたまったような...。
あれ...、意図していた内容からずいぶんずれてしまいました。
何を話したかったかと言うと...、
たとえば、今この投稿を読んでいただいている、「あなた」。自分でウェブサイトで商品販売ページを作って、インターネットビジネスを始めるとしますよね?ウェブサイト作成ソフトウエアを使えば誰でもできます。多分、デザインが得意な方なら、2~3時間もあれば、商品販売ページが出来上がるはずです。
で、それを早速サーバーにアップ。
「さーこれでがっぽがっぽ儲けるぞ♪」
何て、すでにお金持ちの気分。
でも...、待てど暮らせど商品はいっこうに売れない。
「おっかし~な~、ウェブサイトも完璧だし、取扱商品も良いはずなのにな~。」
1週間経っても、1ヶ月経っても、いっこうに売れません。
理由は簡単。
「お客様になるはずの人たちが、そのウェブサイトを見つけることが出来ないから。」
広告も出さず、人目につかない場所に、ひっそりとお店を出しているラーメン屋にお客さんは入りませんよね。
インターネットビジネスをかじっていて、収入が思うように得られない人たちは、ここを忘れているんです。
ウェブサイトを作ることは超簡単。でも...、最も難しいのが、「どうやって集客するか」なんです。
ここを考えずに「ネットで金儲け♪」を考えている人たちが五万といます。「お手軽ネットビジネス」と言う言葉の影に、この重要なことが隠れてしまっているってわけですね。
実際のビジネスを考えてみれば超当たり前のことです。
で...
ネットで生計を立てているミックや、他の知り合いは、インターネットビジネスを「リアルビジネス」と考えているから成功しているんでしょうね。
ミックなど、ネットビジネスに投資する額は半端ではありません。
ウェブサイトを立ち上げたら、
「広告を打つ」
「ウェブサイトアドレス入りの名刺をくばりまくる」
「インターネットラジオの番組に登場してウェブの宣伝をする」
「アフィリエイトにお金を払って宣伝してもらう」
などなど、あらゆる手を尽くして、ウェブサイトへの訪問者を増やす努力をします。彼に言わせれば、
「投資したお金は必ず回収できる」
ってことです。
そう言う「下積み」があって初めて、「意味のある」訪問者があるのです。
で...、ここからがインターネット特有の現象。いったんある程度の数の訪問者になると、後は、ほとんど何もしなくても、どんどん訪問者が増えるようになります。笑いが止まらないほど。訪問者が増えれば、商品購入も増える。
英語のウェブサイトなら、世界で通用しますよね?仮に世界の人口の1万分の1の人が20ドルの商品を買ったとすると...、いくらになると思います?
インターネットビジネスって奥が深いです...。
がんばろっと...。
出版不況?
出版不況の世の中と言われますが...。
本、読んでますか?
どんな本、読んでますか?マンガ本?自己啓発書?物語?
どんな形の本ですか?印刷され製本された本ですか?それとも電子ブック?オーディオブックですか?
いつ読んでますか?通勤時?会社の休み時間?寝る前?
どこで読んでますか?通勤時の電車やバスの中?食卓?ベッドの中?
今まであまり気にしなかったのですが、アメリカ人(と言うかアメリカに住んでいる人)ってどんな本をどこでいつ読んでいるのかなぁと考えてまして。
アメリカに来たことのある方はご存知だと思いますが、こちらの本屋さん、たいてい、スターバックスなどのちょっとしたコーヒーショップを併設してまして。コーヒーを飲みながら、その辺にある本を「ただ」で読むことができるようになっています。
最初は少し面食らったのですが、コーヒーショップに陣取って、机の上に本を5、6冊積んで、コーヒーを飲みながら読みふけっているんですね。読み終えた本はもちろんもとあった棚に返します(返さない人も結構いるようですが)。日本で言う「立ち読み」ですね。机に座って、コーヒーを飲みながら出来るってことが大きな違いです。
本屋さんで読んでいる人も多いですが、大量に買って、家で読んでいる人も多いようですね。驚くのは、3、400ページもあるような分厚い本を2、3冊かかえて、レジの順番待ちをしている人が結構いること。
「こんなにたくさん読むのか...」と、感心してしまいます。
ニューヨークやロサンジェルスなど、大都市近郊に住んでいる人たちは、通勤時の電車の中とか、バスの中とかで読むんですね。少し前にニューヨークに旅行に行ったときに、地下鉄の中で本を読んでいる人をよく見ました。iPodで音楽を聴いている人の方が多かったかな。
カリフォルニアは車通勤が多いので、通勤時に本を読むってことはほとんどないでしょうね。オーディオブックを聴きながら通勤している人も結構いるようです。
あとは、ラップトップパソコンとか、スマートフォンなんかに、アドビのpdf形式の電子ブックをダウンロードして、それを読むとか。分厚い本を何冊も持ち歩く必要がないので、最近流行っているようです。
また、最近、アマゾンドットコムで、「キンドル」と言う電子ブックを読むための専用のデバイスが登場しました。日本では、ソニーや松下が数年前に市場に投入したのですが、まだ時期尚早だったのでしょうか、ほとんど売れることなく生産終了になりました。でも、最近、アメリカでちょっとした「キンドル」ブームとか。本当かどうか知りませんが、アマゾンドットコムでキンドル向けの電子ブックを購入する人がどんどん増えているとか。
世界的な出版不況と言われて久しいですが(1990年代半ばころからですか...)、思うに、「紙」を媒体とする出版に不況が訪れているんではないかと。
出版業界って、結構古くからありますよね。古くからのしきたりに則って、ネタを仕入れ、校正し、製本し、取次ぎ業者を通じて一般書店へ流す。これが当たり前と考えている。
インターネットや、携帯電話が普及し、紙の本の存在価値が以前よりも薄れてきている。それでもなおかつ旧来のやり方を通して商売をする。倒産が多いのもうなづけます。
アマゾンは言うまでもなく、アメリカ書籍小売店では老舗中の老舗、Barnes & Noblesも電子ブックへの大々的な参入をアナウンスしています。
これからは、「紙」ではなくて、「データ」ですね。
これからそんな出版業界で面白いことをしようと考えています。
何が起こるか...。
ちゃんと予定くらいメモっといて欲しいよ。
と言いたくなるような出来事。温厚な私もさすがにいやみの一つも言いたくなりました。
え?何かって?
ミック・ムーア(Mick Moore)。昨日、金曜日、彼に会社のロゴのデザインを頼むために、アポイントメントを取っておいたんですね。
「6:30pmから7:00pmの間に行くから、時間、取っておいてね。」
って。ところが...チャイムを押しても誰も出てこない...。もう一度...。誰も出てこない。
仕方がないので、彼に電話をかけて...、
「Hey Mick、多分忙しいと思うんだけど。今日、会うことになってたんだけど...忘れちゃったのかな。ま、問題ないけどね...。また電話するよ。」
と、不機嫌そうな声でメッセージを残しました。実は、ミーティングの後、寿司レストランで、お寿司を食べる約束をしていたので、それにがっかりしていた私でした。ミーティングよりも寿司パーティ(苦笑)。
案の定...、夜10時半ごろ、私がFacebookでコネクションにコメントを入れていると、「ポーン」と言うメール受信のサウンド。
「MASA SAN」
と言う標題。読んでみると...、
I am so SORRY….
I totally forgot about our meeting.