先週までの狂ったような忙しさとはうって変わって、今日は、朝から落ち着いています。体にはまだ若干疲れが残っていますが、ま、午後になればかなりよくなるでしょう。
われわれ技術屋部隊は、夜中働こうが、週末働こうが、次の日は、作業を続けたり、ミーティングに参加したりと、ほとんど休む暇がありませんが、部署によっては面白いことが起こります。
先週まで、昼夜をともにした(笑)ある部署の人間は、今週はほとんどOFF。部署の上司が、「今週は休んで良し!」としたとか。もちろん有休扱いにはなりません。
つまり、夜中、週末働いて休めなかった分、平日休んで良しと言うことです。もちろん、周りの状況を把握してからこのような支持を出していると思いますが。
休みなしのわれわれからすれば、「不公平」を感じるところですが、その辺りは「当たり前」のこととして捉えています。確かにうらやましい気もしますが、「休むと仕事がたまる」と言う気持ちを常に持っているので、「へぇ~、うらやましぃよな」程度で済んでしまいます。
さて、忙しくなる前にしっかりと休養を取ることにします。
昼寝良し、ネットサーフィン良し、友達としゃべるも良し。仕事はリラックスしながらすべきですね。忙しくてもリラックスできるような進め方ができればベストです。
がんばりましょう。
台風一過?
ハイスクール卒業式 事後報告 その1
先々週、息子のハイスクールの卒業式に参加すると言う投稿をしたのですが、その後、仕事が恐ろしく忙しくなり、事後報告をしていませんでしたので、遅ればせながら何が行われたのかをご報告します。
息子にとってもわれわれ親にとってもアメリカでの初めての経験ですので、(息子はどうか知りませんが)うちのかみさんも、私自身も結構緊張して参加しました。
息子と娘を含め、家族4人での参加。
駐車場に車を停め、会場(Cox Arena)に行くと、すでに開場を待つ親で長蛇の列が出来ています。「席の取り合いになりそうだな...」と感じたのですが、考えてみれば、卒業生がトータル700人。その親兄弟、じーちゃん、ばーちゃんが参加したとして、5x635=3175人。ここならまだ余裕があるでしょう。
2時半に開場。入り口で持ち物検査。入場門の脇には「エアホーンの持込を禁ずる」。エアーホーンと言うのは、サッカーの試合の時に、よく「パオ~」とか聞こえるアレです。こちらでも、応援をする際にはよく使われています。卒業式でも使われるようですね。
で、アリーナに入ると、すでに、天井のスクリーンに、卒業生各々が事前に撮影した親や家族に向けたビデオクリップが流されています。家の息子も登場。「ハイ、マム アンド ダッド...」と呼ばれても、あまりピンときませんな。
そうこうするうちに、卒業式の「前座」が始まります。主に、卒業生たちによる、音楽の演奏。フォークギターやピアノに合わせて歌ったり、カラオケで歌ったり。皆さんプロ級。
卒業式は午後4時きっかり(?)に始まりました。
まずは、校長先生を含めたお偉い管理職の方々のご入場。バックグラウンドには、今は無きあのパドレスの押さえの切り札「トレバー・ホフマン」登場時に流れるテーマソング。この方々は、帽子、マントとも黒。
その後、635人の卒業生たちの入場。会場からは、黄色い歓声の嵐!
「ブライア~ン、チェルシ~...」
卒業生の親、兄弟、そして、じーちゃん、ばーちゃんが叫びます。
635人の卒業生が先生と入場しますから、かなり時間がかかります。事前打ち合わせがうまくいかなかったのか、いすの位置を間違える軍団も。入場にどれくらい時間がかかったか...、30分くらいだったでしょうか。
その後、(確か...)卒業生2人による開式の辞(英語ではSalutatorianと言います)。卒業式は、Graduation Ceremonyではなくて、Commencement Ceremonyと言うんですね。初めて知りました。
コーラス部によるアメリカ国歌斉唱。皆さん席から立ち上がって、右手を胸に当て静かに米国旗に体を向けています。
その後...卒業生2人が司会進行。成績優秀者が卒業生総代(英語ではValedictorianと言います)としてお別れの言葉を述べます。彼はミドルスクール時代の息子の友達。彼があれほど優秀だとは知りませんでした。ちなみにハーバード大学に行くことになっています。
そして...なんだったかな...。いろいろとあったかな...。
————–(中略)—————-
で...卒業生1人1人の名前が呼ばれ、壇上に上がり、卒業証書を受け取ります。呼ばれた生徒は、先生と握手をしたり、ハグしたり。受けを狙って、腰振りダンスをする生徒たちも。
自分の息子や娘が壇上に上がるや否や、開場から、また奇声。どう言うわけか、持込が禁止されていたはずの、「エアホーン」があちこちで「パオ~」。私の頭の上の方からも「パオ~」。それに合わせて、家族たちの叫び声。開場はものすごい騒ぎになっています。
日本だったらありえませんね、われわれの時代だったら。開場は静粛、厳粛。くしゃみやせきをしようものなら、白い目で見られたりして...。その昔、小学校5年生の時に、在校生として6年生の卒業式に参加したのですが、隣の友達とこそこそしゃべっていて、先生に思い切り頭をグーで殴られたのを思い出しました。卒業式は静粛に...。
...
かなり長くなってしまったので、続きは次回。
お楽しみを...。
Swine Flu その後
忙しさの第一波もほぼ去り、ようやく昼休みにリラックスできるようになりました。
リラックスするととたんに眠気が襲ってきたりします。眠くて...。
ところで、豚インフルですが、今週初めにとうとうサンディエゴでも死者が出ました。
20歳の女性。
金曜日の夜からインフルエンザに似た症状が出初めたそうで、土日に症状がひどくなり、休み明けの月曜日に救急にかかったのですが、入院する間もなく、そのまま亡くなったとのこと。
健康体で特に持病などもなかったそうです。
ちょっとヒヤッとします。健康な20歳の人が亡くなるんですからね。
これで、カリフォルニアで豚インフルで7人が亡くなりました。全米では44人(だったか)。
これから冬に入る南半球ではどうなるんでしょうか。不安です。
I’m dead busy…
かなりご無沙汰してしまっておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?
家の方は、子供たちがsummer breakに入って、毎日出かけまくっています。
私の方は、毎日、「くそ」忙しく、週末も働かなければならないような状況です。
幸か不幸か、ノートパソコンを家に持ち帰って、家から会社のネットワークに接続できるので、朝晩を問わず仕事が出来てしまいます(涙)。
家族とくつろごうと思うと、携帯が鳴ったり、メールが入ってきたりで、常に後ろから誰かにつつかれているようで、気分がよくありません。外出しても、携帯は常にハンズフリーモード。電話が鳴れば、「悪い、今外出中だから、30分待って。」とか何とか。
ま、忙しいことは良いことですが、同じプロジェクトのメンバーと歩調をあわせて動かなければならないのは、ある意味つらい部分がありますね。
自分ひとりでやっていれば(できるような量ではありませんが)、人を待つ時間が必要なくなりますから。ロスタイムもかなり少なくなるはず。
でも、これはグループで働いている場合に必ずあることですから、仕方がありませんね。
今朝、ヨーロッパに出張中のうちの上司からメールが入って、「午前中にミーティングを設定しろ」とのお達し。「われわれのスケジュール上に乗っていないようなことをやる時間はない」みたいなことを暗に含ませて返信してしまいました。査定に響くかも(爆)。
あと1週間ほどの辛抱で、とりあえず第一波は乗り越せそうです。