あなたの年収、アメリカだとどれくらい?

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年収は多ければ多いほど良いのは当たり前ですね。



私のように年頃の子供を2人も持つものにとっては、いかに給料を上げるかを考えることが日課になっています(って、俺だけかもな)。



ご存知の人もいらっしゃると思いますが、職業、職能別のアメリカの平均的な年収を見ることが出来るサイトがあります。



http://www.salary.com/



サラリードットコム...(そのままじゃん)。



ここに行くとそれを見ることが出来ます。例えば、サンディエゴに住む営業職のマネージャの給料は大体これくらい、ビジネス開拓のバイスプレジデントの年収やボーナスはこれくらいの範囲だとか。



結構面白いので試してみることをお奨めします。



少し分かりにくいかもしれませんので、簡単に説明しますね。



まずトップページに行ってください(上のリンクをクリック)。右上の方にPersonal、Small Business、Enterpriseとありますが、そのうちのPersonalをクリックします。



そうするとPersonalのページに飛んでいきますので、ページ中ほどにあるEnter Job Titleに年収を知りたい職能、例えば、課長ならManager、一般職なら、例えば、salesとかengineerとか入れます。Zip Codeは適当に。サンディエゴの場合は、92110とか。



で、searchをクリックします。



そうすると、managerと付く職種がすべて表示されますから、その中からお好きなものをクリックしてください。多分、次のページは「広告」ですので、そのままそのページをSkipしてください(skip this advertisement)。



どうでしょう。昔、確率・統計の授業で見たような分布表が出てきますよね。それが、その職種、職能の年収の分布になります。



このデータをもとに、毎年自己申告の時期になると、「俺の給料は相場より安いのでもっと上げてくれ」と言う人もいるようです(笑)。



お試しください。

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ただいまカンファレンスコール(電話会議)中

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突然ですが、今、会議中に書き込んでいます。



たまには、こう言う「いけないこと」をしてみるのも気晴らしになって良いと思いまして。



当然、会議参加者はすべて電話の向こう側。こちらが何をやっていてもあちらには全く分かりません。



「そこんとこ、Masaはどう思う?」と聞かれた場合には、「えっと...、ごめん、質問聞き逃した。もう一度言ってくれない?」とたずねれば問題なし。



日本で会議中にこれをやったら、それこそ半殺しに合うでしょうね。上司の目が常に光ってます。



会議中によそ事をやることは、ほとんど当たり前のことになっています。もちろん時と場合によりますが。



普通は、自分に関係するところのみ参加して、無関係の場合には、メールを送受信しているとか、次のプレゼン資料を作っているとか、人それぞれさまざまなことをしています。関係する部分は積極的に議論に参加しますが、無関係な部分は、10%程度会議に集中して、残りの90%は他ごとをやります。



たまに、「XX、あれ、どうだったかな?」といきなり聞かれて、「えっと...質問、なんだっけ?」なんてすっとぼけた反応をする人がたくさんいます。そう問われた人間もいやな顔一つせず、質問を繰り返します。



これも文化なのでしょうね。



おっと、私にとっての本題が始まりました。集中しなければ...

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Auto Accident(自動車事故)

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(これは私の車ではありません、念のため...)

実は先週、日中、車を運転していて事故にあいました。私が事故の当事者。



スピードが出ていなかったのが幸いして、車のダメージも大きくありませんでしたし、双方とも体には全く問題なし。事故現場で、お互いの保険屋やドライバーズライセンス情報、携帯電話番号を交換し合いました。



今回の事故の場合、(私の判断では)相手側に100%の非があったので、保険屋に対しては断固とした態度で臨みました。



まずは、相手の保険屋に連絡。事故の調書を取られます。電話で話す一言一言が録音されていて、それが証拠として残るようになっています。ここで気をつけなければならないのは、聞かれたことに対しては、自信を持ってはっきりと答えること。自信なさげだと「ん?怪しい」と思われがちです。そして、つじつまをしっかりと合わせること。今聞かれたことと、後で聞かれたこととのつじつまが合わないと供述を疑われます。



私の場合、最初に相手の保険屋で調書を取ってもらったのですが、普通は、自分の保険屋に連絡をするのが一般的です。私も最初、自分の保険屋に連絡したのですが保険屋から、「自分に100%非がないと思っているのなら、まずは、相手の保険屋に連絡しろ」と言われたので、相手の保険屋に電話をしたのです。



次に、保険屋から「アプレイザー(Appraiser)」と呼ばれる「修理見積もり屋」が派遣され、私の車のダメージの状況をチェックします。今はデジカメが使えますから、壊れた部分を「カシャカシャ」と撮ります。で、その場で、部品代と工賃が算出され、それが保険屋に報告されます。もちろん私にもその写しが渡されます。チェックが始まってからものの30分ほどで、全てが終了。早いものです。



見積もり価格はおよそ1400ドル。バンパーをはずして細かいチェックをするとさらにダメージが見つかる可能性もあるので、修理代はこれ以上になる可能性があるとのこと。通常、修理は保険屋指定の修理屋(Collision Center)ですることになっているのですが、場合によっては自分で指定することも可能なようです。できれば車を購入したディーラーで修理をしたいのですが、相手の保険屋にはまだ確認していません。



ダメージの大きさにもよりますが、修理には普通3~4日かかりますので、その間のレンタカー代も保険屋から出るようになっています。



念のために自分の保険屋にも連絡をして、調書を取ってもらい、あとは、保険屋間で話をしてもらうようにしました。



今回の事故の場合、相手が100%自分の非を認めたので、割とスムーズにことが運びましたが、そう簡単にいかない場合も多いようです。



私の保険屋によれば、ぶつけておいてそのまま逃げるやつとか、誰が見ても100%相手に非があるのにそれを絶対に認めないやつとか、あるいは、事実をかなり曲げて報告するやつとか。



また、保険にさえ入っていない人たちもいるようです。そのような場合に限り(もちろん相手に100%非があることが前提です)、泣き寝入りをせずに済むように、自分の保険で修理できるようなシステムになっています。自分の保険を使っても、保険屋への支払い額が増えるようなことはありません。



いろいろと面倒でしたが、良い経験になりました。でも、このような経験は二度としたくありませんが。

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健康管理

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最近、自分の体についてもう少し気を配った方が良いかなと思うようになってきました。



歳も歳なので、残り少ない人生(笑)を家族といっしょに楽しむには、やはり健康が第一の条件。「体が資本」...ですね。



ここ数ヶ月、運動と言えるほどの運動をしていません。暴飲暴食をする方ではないので、運動をしないからと言って、太ると言うことはないのですが、でも、明らかに体力がなくなっているのが自分で分かります。



朝晩、会社に出入りするのに階段を使うのですが、1階から3階に上るとかなり息が切れます。



先日、フロントヤードの花壇を掃除した後、腰が痛くなりました。今は太ももの裏が筋肉痛。



先々週末、午前中、子供のハイスクールで行われるマーチングバンドトーナメントのボランティアした後、午後は疲れて動けず。



よく考えてみると、かなり体力が落ちています。もっと、運動しなきゃ...。



会社の連中を見ると、結構皆さん、健康的なんですね。



ご存知のように、ジョギング好きが多いこと。昼の炎天下の下、上半身裸になってジョギングをしている人たちを何人も見ます。



あるいは、社内にあるジムで筋力トレーニングをして汗を流している人とか。



昼休み、あるいは仕事が終わってから、仲間を誘って駐車場横のバスケットコートでバスケットボールをしている人たちとか。



皆さん、汗を流すのが好きなようです。



ま、そう言う人たちもいれば、暇さえあれば口をもぐもぐさせている太った方も多いのですけどね。もちろん彼らは運動はしません。不健康...。



日本のように、年に1度とか半年に1度とか、定期健診のようなものがアメリカにはありませんので(少なくとも私がいた会社は)、健康に注意している人は結構多いでしょうね。



健診は普通はかかりつけの医者で年1度しているようです。健康保険で年1回はカバーされますので、ほとんど費用はかかりません。病気ではないので、2度目、3度目はかなり費用がかかります。ま、年に2度も3度も受診する人はいませんけどね。



あとは、歯科検診とか、眼科検診とかもやってますね。アメリカ人は歯を非常に大切にしますから、定期的な歯科検診は必ず受けているようです。



私ももう健診の季節になりました。ぼちぼち予約しますかね。



来年からは定期的に運動することにしようかな...(どうして、今始めないのかね...)。

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Monthly Meeting (月例会議)

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今日は、月に1回行われるMonthly Meetingがありました。



うちの部署の場合、2つのグループの分け方があります。1つは「ハードウエアデザイングループ」、もう1つは「プロジェクトグループ」。



「ハードウエアデザイングループ」は、ハードウエアをデザインする人たちの集まり、「プロジェクトグループ」は、プロジェクトごとの集まりになっています。



つまり、複数のプロジェクトが存在する場合には、「ハードウエアデザイングループ」から、Aさん、Cさん、Dさんが、プロジェクトAに属し、Bさん、Eさん、FさんがプロジェクトBに属すると言った感じになります。



通常の業務は、ほとんどプロジェクトごとに独立して行われているので、同じ「ハードウエアデザイングループ」に属していても、日常的にはほとんど接触するところがありません。



ですので、他のプロジェクトでどのようなことが行われていて、どんなことが起こっているのかを知る機会は、自分から進んでそうしない限りあまりありません。



と言うので、毎月1回、月例会議を開いて、お互いの情報交換の場にしようと言う作戦です。



皆、同じ建物の同じフロアにいるので、いつも顔をあわせているのですが、互いのプロジェクトの話をすることはあまりありません。ま、皆、自分のプロジェクトに集中しているんでしょうね。



で、今日がその月例会議の日。



会議中は、いろいろと情報交換が行われて、うまくいっているプロジェクトに参加している人たちは、モチベーションをかなり感じていますので、それをエネルギーとして他のプロジェクトグループの人たちに分け与えたりします。「これがうまくいけば、うちの株価もど~んと上がるよ」とか、「どこどこの誰それが、次のモデルもうちでやりたいといっているらしい」とか。



かなり盛り上がります。



もちろん、技術屋集団ですから、技術情報の交換もたくさん行われます。「うちの回路でこう言う不具合があったから、あんたんところも気をつけたほうが良いよ」とか。



皆の楽しみは、実はこの会議ではなくて、その後のフリーランチ。いつもこの会議は午前中の11時に行われます。1時間以内で会議を終了し、その後は皆でどこかに繰り出して昼食を食べながら、わいわいがやがややるのです。費用は部署持ち。



ちなみに今日はタイ料理の店に行きました。普段技術的な話が多い我々ですが、フリーランチの時間は、プライベートの話も含めて、いろいろな話題で盛り上がります。



こう言うことで、「個人プレーヤー」と言われる人たちの「チーム帰属意識」を上げていくんでしょうね。

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