このブログの趣旨とは全く関係ないのですが...
非常に感動したので、お話したいと思います。
私が大学を卒業して入社した会社で、あの辛い新入社員工場実習をいっしょにやった友人がいます。苦楽を共にした仲で、仕事以外では週末にいっしょに遊びに行ったり、飲みに行ったりしました。お互いに気心が知れていて、本当に良い関係だと思います。
私が日本を離れてからは、ほとんど会話がありませんでしたが、2年半ほど前、彼から突然メールが来ました。
「脱サラします」
が標題。大企業の管理職になって、これからと言うときに、「『私のように』無茶をするやつがここにもいたか」と内心喜んでいました。「類は友を呼ぶ」かな。
それから、今日まで、お互いに全く連絡を取らなかったのですが、昨日、ひょんなことから、彼の「脱サラします」メールを受信ボックスの中で見つけたんですね。その後、どうしてるかと思って、昨日の夜、彼にメールを打ちました。
「脱サラしてますか?」
が標題。笑えますね(笑)。でも、内心、「もし、うまくいってなかったらどうしようか」とも考えたんですけどね。彼のことだから、自分の仕事をきっと起動に載せてると思ってそう書きました。
で、今朝、彼から返事が来ました。
「脱サラしてよかった。」
が標題。思わずこぶしを握り締めてガッツポーズ。「やりやがったなぁ~、こいつ。」と言う感じです。
彼が脱サラして何をしていたのか全く知りませんでしたが、大企業の課長が、今は、農業を営んでいました。ブルベリーを栽培する農家。しかも「ブルーベリーファームおかざき」の経営者。
彼のお勧め通り、「ブルーベリーファームおかざき」のホームページを隅から隅まで読みました。
彼らしい内容なので、思わずニンマリ。
「ブルーベリーファームおかざき」は先月の中旬にオープンしたばかり。お客さんもたくさん入っているようです。
ホームページはこちら。
「ブルーベリーファームおかざき」
場所は、愛知県岡崎市の山間部にあります。ぜひ、行ってみてください。
がんばれ!ブルーベリーファームおかざき!
オフィスが寒い

以前も書いたような気がするのですが、こちらのオフィスはエアコンが効き過ぎていて寒いくらいです。外気温が高くなる夏場はさらにひどくなります。
今朝、CBSニュースでもその話題を取り上げていました。
「なぜ夏のオフィスは凍っているか」
そのニュースで話していたのですが...
何と...
何と...
何と...
オフィスで働いているアメリカ人の40%は「寒い」と感じているらしいのです。ほぼ半分ですね。これ、ものすごいことだと思います。
外気温が摂氏38度を超えるような、デンバーのオフィス街で、長袖のジャケットを持ち歩いている女性が多いのはなぜか?オフィスで働く女性たちにインタビューしていましたが、「エアコンの噴出し口のそばにいるから、フリーザーの中にいるみたい。ジャケットがないと死んでしまう。」のようなことを言っていました。
では、なぜそこまでエアコンの設定温度を下げる必要があるのか???
従業員全体が心地よく感じるにはその辺りまで温度を下げる必要があるとか。窓際に座っている人もいれば、太った人もいます。窓のない部屋にいる人たちもいます。暑くて不満が出ないようにするには、そこまで温度を下げないとダメなのでしょう。
アメリカでのエアコンの設定温度は、大体華氏72度(摂氏22度)程度のようです。ちなみにニュースでも取り上げていましたが、日本の設定温度は「最低でも」華氏83度(摂氏28度)とのこと。コメンテーターも驚いていました。「そんなに高く設定すると、眠くなっちゃうねぇ」と。
今72度に設定されている温度を、4度上げると、エネルギーを20%節約することが出来るとのこと。
石油の高いこの時期、多少暑い思いをしても、エネルギーを節約する必要はあると思うのですが、自らの生産性を落としたくないのか(?)、そう思わない人もたくさんいるようです。
ちなみに、私のオフィスもフリーザーの中のようです。
おっと...鼻水が...
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psst…?

psstってご存知でしょうか?
これは英語表記です。
発音は...、「プスッ」かな、いや「プスッ」に近いかな。
どんな時に使うかと言うと...
例えば、授業中、教室の隣に座っている友達に「おい、バットマンのダークナイト見た?すっげーおもしろかったぜ」とひそひそ話をしたい場合、最初に、
psst…
を付けて、
“psst… did you watch Batman the dark knight? Man, it’s really cool.”
などと言います。
つまり、ひそひそ話をする前に、「psst」と言って、話し相手の気を引き、相手がこちらを向いてから、何かを話します。
周りに聞こえないように、相手だけに聞こえるようにpsstと発音することが大切です。
早速使ってみましょう!
実は、今日、ミーティングの時に、隣に座っていた同僚に「プスッ…」とされました。
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職服 – アメリカは?

その昔...、日本のある企業で働いていた頃、いつも「職服」を着ていました。
右胸(?)には、会社のロゴ、左胸には名札を付けていました。色は...グレーがかったホワイト...だったか...。あまり格好良い服ではありませんでした。今は変わっているんでしょうかねぇ...。
おまけに、実験室に行く時には、会社のロゴが入ったキャップ(野球帽のようなやつ)をかぶらなければなりませんでした。ヘアスタイルが乱れる...。
今は、職服はありません。アメリカに来て、職服を着たことがありません。よほどひどくない限り、基本的にはその人の判断に任されています。
私の場合は、普段はボタンダウンのシャツにジーンズです。お客さんに会う場合には、ジーンズを避けることがありますが、ほとんど年がら年中ジーンズで通しています。靴も、たまにローファーを履くくらいで、普通はスニーカーとか、テニスシューズです。
周りを見回してみると...
やはりアメリカなので、ジーンズが圧倒的に多いですね。ジーンズ+ポロシャツ、Tシャツ、ボタンダウンなど。Vice Presidentクラスの人たちでも、ポロシャツにジーンズが普通ですねぇ。もちろん、時と場合によりますが。
中には、上のような短パン+スニーカーで来る人もいます。結構いますねぇ。ジョギングパンツをはいてる人とか、日本で言うジャージをはいている人とかもいます。
ビーチサンダルとか草履とかで来ている人たちも結構います。
ちなみにネクタイを締めている人を見ることは、ほとんどありません。年に数回、上層部の人間が締めているのを見ることがあり程度。本当に年に数えるほど...
女性の場合は、さまざまです。うちは、Tシャツにジーンズが多いですねぇ。スーツ系はまずいません。男どもが多いにもかかわらず、何も気にせず着飾ることもないようです。もちろん、営業系は別でしょうが。
こちらで働いていると、あまり服装に気を使う必要がありません。少し麻痺気味かもしれません。
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ウォッシャーリペアサービス

Washer、ウォッシャー、Washing Machine。
そう...洗濯機のことです。
実は数週間前から、洗濯機の底からわずかですが水漏れしてまして。今週始めに修理を頼みました。
この洗濯機、写真のようなタイプなのですが、アメリカではこのタイプ、2年ほど前から市場に出回り始めたまだまだかなり新しいタイプなんです。
と言うことは...まだ、技術的にこなれた製品ではないとも言えるでしょうか。
うちは、発売されたばかりのフレッシュなモデルを購入したのですが、それ以来、故障に悩まされ続けています。初期不良?!
脱水する際の大きなノイズ、振動による洗濯槽のずれ、それに今回の水漏れ。恐らくもう10回は修理に来てもらっています。
大枚はたいて、ドライヤー(Dryer、乾燥機)とセットで購入しましたから、もう2、3年はもってもらわないと元が取れません。
今日は、うちの洗濯機について書こうと思ったのではなく、アメリカの修理サービスについて。
何か問題があった場合、冷蔵庫が故障した、水が漏れたなどの場合には、その会社に電話をして修理をお願いしますよね。
大体パターンが決まっています。まず電話をすると、今回のような電化製品の場合には、品名とか製造番号を聞かれた後、問題の症状はどんなだとか、いつごろから問題が起こっているだとかを説明します。
で、「修理が必要」となったところで、その会社がその会社の製品の修理を扱っているサービス会社に連絡を取って修理をさせるのが普通です(だと思います)。普通は、何日何曜日に修理しに行くからと言うことなのですが...
訪問時間がいい加減!
どのくらいいい加減かと言うと、幅が4時間。
言っていること、分かりますか?
例えば、今回の洗濯機の水漏れの修理の場合、「リペアサービスが午前8時から12時の間に行くから」。
アメリカでは、この4時間、と言うのが普通です。
もちろん例外もあります。例えば、キッチンの蛇口が壊れて水が噴出しているとか、ガス漏れがひどいとか言う場合には、たいてい30分以内には来ます。
それ以外は、だいたい4時間です。これが曲者。8時から12時までの間に行くと言われたら、12時に来ても良いと言うことですから、朝8時から準備していると、それこそ「あほ」みたいなわけです。
実は今、その修理業者を待っています。すでに10時15分。まだ来る気配がありません。
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