2年経過-社内コネクション、その他...

この会社に入ってからもう2年経ったんですねぇ。結構時間経つの早かった...。



入社して1年はとにかくがむしゃらでした。正直...早く成果を出して認めてもらいたいと言う気持ちがありましたから。進んで仕事を引き受け、夜遅くまで仕事をして...。そして、よく出張もしました。



うちの会社はIrvineに本社、San Jose、San DiegoとNew Jerseyにデザインセンターがあるんですね。国外にもたくさん設計拠点があるんですが。



会社に入りたての頃は、毎週のように本社に出張。仕事が本社中心で動いてましたから、あちらにいた方が自分にとっても都合が良かったですから。で、少しでもメールのやり取りをしたことのある人に対しては、必ずオフィスを訪問して直接話をしました。そうすることによって、顔見知りになることが出来ますから。で、自分のコネクションになる。



コネクションが多いと、何か困ったことがあっても、「とりあえずあの人に聞いてみよう」と言うことが出来て、その人から、別の人へ、そのまた知り合いへ、と輪が広がっていって、あっと言う間に問題が解決出来るんですね。



見知らぬ人に電話をかけるのって、日本語でもあまりやりたくないですよね。それを英語でやるとなると、さらにいやになります(10年もアメリカで仕事していても未だにそんなこと言ってる...)。でも、電話の向こうの相手が顔見知りだったら、「ちわ~、元気~?」なんて割りと気軽に声を掛け合えるので、仕事もはかどります。



また、日本人は、他の人種と比べると、どちらかと言うと争いを避ける人種ですから、皆もそれを理解してかどうか、私に対しては結構ソフトに対応してくれます。



ま、良いことばかりではありませんけどね。アジア人大嫌いと言う白人の方たちも結構いらっしゃいますしね。そう言う人たちは、こちらが何をしようと、そう言う気持ちで我々に対応してきますから、こちらもそのつもりで対応する。That’s it!です。やれ態度が悪いだの、レスポンスがないだの、そんなことは言ってられません。態度が悪ければ、「そんなもんだ」。レスポンスが悪ければ「違う人に聞く」、そうすればよいだけのこと。ぶつぶつ文句垂れていても仕事は進みません。



てなわけで、これまでにいろいろな人と付き合ってきたわけですが、社内コネクションもかなり広がりました。常に「ギブアンドテイク」を心がける。困った人がいたら助ける。その見返りは必ずあります。意識して、そう努めているわけではありません。「この前助けてやったから、今回は俺が助けてもらう番」などと言う風には考えません。あくまでも人間として、一緒に仕事している友達として接すれば、人種が違おうとお互いに心が開けます。



社内に良い友達がたくさん出来ました。でも、コネクションが良くても、他に問題があると、なかなか仕事もはかどりません。いらいらも起こります。



ここ1年程度で、我々の組織構造も随分変わりました。会社としては、良い方向に向かっているのですが(と上の方は言っているのですが)、なぜか私には納得いかないことが多い...。「こうすると、状況がさらに良くなるはずなのに、なぜそうしないのか」、「こうしているから問題が大きくなっているのになぜ分からないのか」とか。ま、全体が見えていない私の個人的な考えですから、それをまともにやると支障が出てくるのかもしれませんが。



と言うことで、最近少しイライラ気味です。今週末は何か楽しいことでもやって、発散しなければ...。

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ミクスィ

悪質ないたずらが流行っているようです。



巷では、mixiiから迷惑メールが出回っているそうな。



よーく見ると、mixiではなくてmixii



アダルトサイトに誘導するとか、ありもしない話をして読み手を騙したり。



しかし、mixiiなんて名前、よく思いついたもんですね。



その昔は、Adidasじゃなくて、Adidosとかあったのを思い出しました。3本線の太さが微妙に本物と違っていたりして。結構笑いのネタにもなりましたよね。他にもいろいろとあるみたいですね。



SONY –> SQNY


PlayStation —> PolyStation


adidas —> adadas


Puma —> Fuma


この手のものは、大概中国とか香港とかから流れてくるものが多いようですね。



笑えました。

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1:1 Focal

おそらくタイトルを見て、「あ~、あのことね」と分かる人は「ゼロ」だと思います。



日本で言うところの....



ん?



何て言うのかなぁ...



「評価」?「査定」?



ようするに、去年1年間、どれだけ仕事に取り組んできたかの評価を受ける、アメリカ企業人として最も重要なイベントの1つ。すべての従業員が心待ちにしている日でもあります。



焦点は「どれだけ給料が上がるか」それだけ。去年1年間を振り返り、自分はこうすべきだった、ああすべきだった、今後はどうする、こうする...と言うのは二の次。今年度の給与額が分かればそれでOK。



給料は会社の業績に大きく左右され、次に、本人の頑張りで来まる...はずです。



うちの部署は、他部署と比べると、あまり儲けが多くありません。ですから、会社の利益を部署ごとに分けると、バケツの大きさが最も小さくなります。



で、そのバケツの中に入った利益を、各人が分けることになりますから、他の部署と比較すると、1人当たりの取り分は当然少なくなるわけで...。



だから、今年はあまり期待してないんですよね、正直。



下がることさえなければ、それでよし...かな。



ま、気になりますが、ここでじたばたしても、すでに給与額は決まっているわけですから。すんなりと「はい、ありがとう」と言って受け取るつもりです。



が...普通、アメリカ人は、自分のことを棚に上げて、「これ、少ないんじゃない?」と訴える人がかなりいます。日本じゃまず考えられませんが、額を不服として同意書にサインをしないような人も結構います。それをなだめて何とか同意書にサインをさせるのが、マネージャの仕事。結構大変ですよ、これ。「これが、こう、あれが、こう。だから、こう。」とロジカルに持っていって、煙に巻かないと、なかなかうまくいきません(汗)。



いろいろと起こりそうです;-)

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もっと頑張れよ、日本人!

頑張れ日本人
頑張れ日本人

この話、あるところでもしたのですが、自分のブログでもしたい話です。



「もっと日本人、頑張れよ!」って思わず叫びたくなることって結構あります。もちろん、自分のことは思い切り棚の上に上げてますけどね。



実は数日前、ある日本企業から、製品を紹介しにうちの会社に数人日本人の技術者が来たんですね。で、プレゼンをしてくれたんです。しどろもどろの英語だったんですが、頑張ってくれて、うちのアメリカ人たちにもよく通じていたと思うんです。



でも、その人、プレゼンの最中に言葉に行き詰ると、必ず「すみません、私の英語、うまくなくて」って何度も言うんですよ。ほんと、あきれるくらい。



アメリカ国外からいろいろな人たちが来ますが、「英語が出来なくてごめんなさい」なんて言う人、本当に日本人くらいしかいませんよ。



インド、中国、ドイツ、デンマーク、韓国、フランスなどなど、英語が第二外国語の国はたくさんあって、そう言う人たちの英語って、明らかに分かりにくいです。うまくないって人もたくさんいます。文法だって結構適当ですし、発音なんて、「舌を前歯で少しかんで、ハイ...ザ」とか、「ハイ、舌を上あごに付けるくらいにして、アール」なんて、考えている人なんかほとんどいないです。



でも、「すみません、英語うまくなくて」なんて言う人いませんよ。へたくそで、間違っていても、とにかく自分たちの製品の良さを何が何でも紹介しようと必死で、正しい英語がどうのこうのって考えている暇もないんでしょうね。とにかく通じれば良しでしょう。



「すみません、英語うまくなくて」って言う人に限って、ものすごく優秀だったりするんですよね。その優秀さが、間違った英語を使うことを妨げているんでしょう。ここに英語上達の秘訣の1つが隠されています。間違った英語でも、恥ずかしがらずにどんどん話すこと。



とにかく、私も含めて日本人は先進国の人間としてもっと前面に出なければならないのです。自ら機会を見つけて、貪欲に前に、外に出る必要があると思います。

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親父バンド、ギグる

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つい先日、アメリカに来て初めてギグをしました。ギグと言ってもライブハウスじゃなくて、スタジオを借りて自分たちで勝手にわいわいやりました。



ことの発端は、会社で仕事中に、ひょんなことから私の隣のオフィスにいるBill(多分50歳は過ぎています)が、「最近ギター練習してないんだよなぁ~。腕がなまっちゃうよ。」とぼそっともらしたのを、私が聞いたこと。



私「あれ?Billって、ギターやってるの?」



Bill「うん?まぁね。趣味程度だけど。」



私「どんな音楽?」



Bill「ブルースなんか最高だよね。」



私「えー、じゃぁ、エレキギターなんか弾くんだ。」



Bill「まぁ、それほどうまいとは思わないけどね。」



私「実は俺も。ブルースじゃなくて、どちらかと言うとハード系だけどね。」



Bill「おお、Masaもやるの?じゃぁ、今度スタジオ借りてギグらない?」



私「でも、ドラムとか他はどうする?」



Bill「実は、Simon、ドラム出来るんだよね。彼にはいつかやろうって話、してあるから。あとはベース。」



私「ああ、ベースなら、すぐそばにいるよ、プロ級のやつが(笑)」



Bill「え?誰、それ?」



私「Kevin。彼、自分でバンドやってて。ボーカルもプロ級。」



Bill「おお、じゃぁ、すぐにでも出来そうだよな。やろうやろう。Simonがスタジオ予約してくれるから。あと、Rajeevもバリバリのブルースマンだから彼も誘うよ。」



と、話したのが、今から半年も前のこと。



で、先日ようやく、初ギグが実現しました。ギター3人、ベース兼ボーカル1人、ドラム1人、計5人。「オールマンブラザーズバンド」じゃなくて、「オールドマンブラザーズバンド」かな。



正直、アメリカのスタジオは初めての経験。行ってみて驚き。オフィス街の一角。オフィスビルの一部をスタジオとして使っています。



防音は?多分、壁と壁の間に消音材か何かを入れているだけだと思います。普通のオフィスですから、窓もあるわけで。窓にはカーテンのみ。2重窓にはなっていません。



オフィススタジオには、ボーカル用のPA、ギターアンプ2台、ベースアンプ1台、それにドラムセット。どう言うわけかホワイトボードが1つ。



アンプ類はかなり良いものを使っていました。



正直言うと、私、社会人になって数年バンドをやっていたのですが、最近はぜんぜん。この日15年ぶりくらいにギターに触りました。当時かなり分厚かった指の皮も、今じゃ薄くてソフトになっていますから、弦を押さえるのも結構大変。痛くて...。



他の連中は、ほとんど現役でやっているようですから、スタジオに入るや否や、アンプやエフェクターをセットして、いきなり演奏を始めました。Billはもうノリノリ。ブルースを弾きまくっています。



皆、アメリカ人なので、80年代、90年代のロックやブルースはよーく聞いているようで、



Bill「XXやらない?コードは●、○...。簡単だろ?」



私以外「ああ、知ってるから出来る。やろう、やろう。」



私「そんな曲、聞いたことないよ。ま、みようみまねでやるから、やってみてよ。」



と言う感じ。



そんなこんなで、丸々3時間。ぶっ通しで弾きまくりました。Bill叔父さん他、3名もかなり満足した感じ。1時間当たり20ドルのスタジオレンタル料ですから、3時間で60ドル。5で割って1人当たり12ドル。日本じゃ考えられない値段です。



私「じゃぁ、次はいつやる?」



Bill「少なくともひと月に1回ペースではやりたいよな。じゃぁ、来月の中ごろにまたやるか。Simon、予約頼むな。あと、Masa、次までにしっかりと曲、覚えてこいよ(笑)。」



私「もちろん!」



とても楽しいひと時でした。



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