アメリカ生活も10年になりますが、今まで一度も、ハイスクールのバスケッ
トボールの試合を見たことがありませんでした。
今日は、娘がチアーリーダーをやっていることもあり、ちょっと冷やかしに見
に行ってみることにしました。
ハイスクールのバスケットボールチーム(バスケットチームに限りませんが)
は、3つのグループに分けられます。
バーシティ: 11年生と12年生。
ジュニアバーシティ; うちの高校だと、10年生かな。たまに11年生も入る
ことがあるらしいです。
フレッシュマン: 9年生で構成されたチーム
もちろん、学校によって分け方も違いますし、またスポーツによっても変わっ
てきます。
簡単に言えば、上からうまい順。
少し話がずれましたが、今日の試合はバーシティ。対戦相手は、あの宿敵
のハイスクールです。同じ学区内に属する隣のハイです。勉強でも、運動で
も、必ず比較される仲です。
ジムに入っていって驚いたのは、その観客の数。ホーム側の客席はほぼ満
席状態。ゲスト側も隣のハイスクールとあって、かなり埋まっています。
試合早々、うちのチームが先取点。どぉっと場内が沸きあがります。「ピー
ピー」「ウォー」「キャー」って感じですね。お父さんもお母さんも「Go RB!」。
そりゃもう大変な騒ぎです。
おまけに、これぞプロの技と思わせるような、見事なダンクシュート。「おい
おい、高校生でもダンクシュートするのかよ。」驚きました。まぁ、容易に想
像出来ますが、「アメリカ人でバスケットをやっている」って言えば、でかい
でしょう。多分、190センチを超えてるような子供たちですよね。客席から
眺めているとそれほど大きいとは感じないのですが、そばに行くと思わず
見上げるほど。でかい、でかい。
試合の方は、逆転また逆転。反則があると「ブー、ブー」とブーイングの嵐。
隣のお父さんも真面目にブーイングしてたので、笑ってしまいました。
残念ながら今日は負け。相手のスリーポイントシュートが決まりまくり。こち
らはほとんど入らず。選手たちは納得いかないようす。
ま、それが現実だから、負けたくなかったら、もっと一生懸命練習すること
でしょう。
1時間半あまりの試合でしたが、良い経験になりました。これからもちょく
ちょく出かけて、応援したいと思います。
ハイスクールバスケットボールがどのくらいすごいのか、以下をご覧くだ
さい。これはほとんどプロ並みですね。
ハイスクールバスケットボールゲーム
再び GO CHARGERS!!!
さて、今日は、ニューイングランド・ペイトリオッツとのディビジョン最終戦。
と言うかチャンピオンシップ。
泣いても笑っても、今日で、チャージャーズがスーパーボールに出場出来
るかどうかが決まります。
残念ながら、大方の予想では(多分、9割がた)、ペイトリオッツの勝ち。
相手は、17試合、全戦全勝。方やチャージャーズはと言うと、13勝5敗。
おまけに、こちらは、クオーターバックのリバースが出られそうにありませ
んので、かなり不利。
LTは今日は大丈夫でしょう。でも...。
チャージャーズにとって、今日は事実上のスーパーボールと言われている
ほどペイトリオッツは強敵。
チャージャーズファンの私としては、恥ずかしい試合だけはして欲しくない
です。
試合開始は西海岸時間午後12時です。今日もテレビに張り付きます。
GO CHARGERS!!!
LaSkippy T./Union-Tribune
なんか、アメリカ経済、やばそう...
かなりやばそうです...。
ご存知のように、あの「メリルリンチ」が1兆円を超える赤字に転落したとか。
あのサブプライムローンの失敗で2兆円あまりの損失を計上したのが要因
とか。
やばいですねぇ~。
バンクオブアメリカやシティグループも軒並み大量の損失を計上しています
からねぇ...。
やばい。
彼ら、サウジアラビアとか中国とかの政府系ファンドから出資をしてもらう
とか。
好調だった住宅市場も、2007年は、前年から25%も落ち込んだそうで。
この数字はこの25年で最も大きな落ち込み方のようです。
この住宅市場の落ち込みが、アメリカをさらに大きな不景気の中に落とし
込んでいくと言われています。
この景気後退は、90年代に起こった不況とは、明らかに違うと言われて
いて、落ち込み方がかなり急とのこと。
これですもん。
(Yahoo!より)
やばい、やばい...。
Go Chargers!!!
今日、アメリカンフットボールのプレイオフゲームがあり、San Diego
ChargersとIndianapolis Coltsとの試合がありました。
試合はインディアナポリスで行われたため、朝10時からテレビに張り付い
ていました。
ランニングバックのトムリンソンと、クオータバックのリバーズを怪我で欠い
たものの、ほぼ互角の戦い。
Coltsにフィールドゴールで先取点を取られましたが、その後、逆転につぐ
逆転。
最終的には28対24でChargersの勝ち。
来週は、超強敵、New England Patriotsとの戦いです。これが、
Chargersにとっては、おそらく事実上のスーパーボールになるでしょう。
もし、この戦いにChargersが勝てば、スーパーボールでの勝利も間違
いなし。
西海岸時間の午後1時にChargersの勝利が決まると、あちこちで車の
クラクションが鳴り響き、車の窓から身を乗り出してChargersの旗を振
る人、道路の真ん中を踊りまくる人、あたりは一瞬にしてChargersフィ
ーバー一色。
「もし来週負けると、 えらい騒ぎになるだろうなぁ」と一瞬不安になるほど。
とにかくめでたい、めでたい。
Go Chargers!!!
アメリカ人との挨拶の仕方
タイトルが正しくないかもしれませんねぇ...。
アメリカでの人との挨拶の仕方...かな?いや...何か違うような気が
するなぁ...。
日本人の挨拶の仕方と同じように、アメリカでもいろいろな挨拶の仕方が
あります。
もちろん、それは、挨拶する人によるものなんですけどね。
社内で、職能のかなり上の方の人に会った場合には、大体、
“Hi XXXX. How are you?”
が最も無難なところでしょうか。この後に、最近は、どうのこうの、昨日は、
何があったとか、プロジェクトの調子がどうのこうの、とかが続きます。
日本人の場合は、これに”軽い会釈”が付きますよね。アメリカでは、聴衆
の面前で挨拶をする時のような、’’会釈”は、日常ではあまり使いません。
ですから、偉い人と会ったときも、”Hi”と軽く手を開いて手を上げる、くらいで
十分だと思います。手を上げなくても問題ありません。
じゃぁ、同僚とか、友達と会った場合、どんな挨拶になるか。
“Hey XXX. How’s it going?”
“Hi XXX. How’re you doing?”
“Hey dude, what’s up?”(dudeはふざけているときに使いますかね)
と言うような感じになります。
もちろん、日本人のような会釈はしません。どうやるか...。前もって言っ
ておきますが、親しい間柄で良くやりますが、親しくなければ、やらないで
しょうね、きっと。失礼になることもあるかもしれません。
日本人の会釈は、こっくりとうなずくような感じになりますよね。ところが、
アメリカだと(他の国は知りませんが)、こっくりの方向が逆になるんです。
分かります?こっくりは正面から下に顔を動かしますが、「逆こっくり」は、
正面から上に顔を動かすのです。
正面→斜め上30度→正面(トータルで1秒くらい)
こんな感じ。目線は真っ直ぐ相手を見て、顔を動かしてちょうどあごを出す
感じになります。
ちょうど、「あー、そう言うことね」といったときにする顔の動きに近いです
しょうか。それほどゆっくりではありませんが。
もっと簡単な挨拶は、この「逆こっくり」プラス、名前のみ。これで十分に
挨拶になります。
“Bill”(+逆こっくり)
“Kevin”(+逆こっくり)
あるいは、逆こっくりのみ。
アメリカの映画を見る機会があったら、注意して、どういう挨拶をしているか
見てみると面白いかもしれませんよ。黒人の人たちの挨拶って、逆こっくり
がかなり多いように感じます。