アメリカ流履歴書-強烈なレジュメとカバーレターを書く

「はじめに」の続きになってしまうかもしれませんが...。



この分野に関して専門家ではないので、こんなこと言って良いのか分かり
ませんが、まず、今までに日本で習った履歴書の書き方についての知識
をすべて捨ててください。と言うか、捨てたつもりになってください。:-)



日本の履歴書を思い描いている間は、アメリカ企業に提出するレジュメは
書けないと思います。コレだけは断言出来る...。



日本の場合、中途採用のための履歴書と言うのは、確か、2種類あると
思います。一つは、一般的な履歴書、もう一つは職務経歴書。



アメリカのレジュメは、どちらかと言うと、後者に近いです。自分が過去に
何について、どれだけ経験を積んできたかを詳細を書くものです。



新卒の学生でさえ、彼らのレジュメは後者の形式を取っています。



「職務歴がないのに、どうやって書くんだ」と思われるでしょうね。そう、私
も最初はそう思いました。でも、いろいろな人のレジュメを見て、新卒学生
のレジュメも、他のレジュメも同じ形式なんです。



新卒者はどうやって書くのか。学外、学内でのアクティビティを書くんです。
アルバイトをしたとか、何かのグループのリーダとなって、何をどのように
運営したとか。結構出てくるものですよ、書き出すと。



ちょっと話がずれかかっています。元に戻しましょう。



基本について-



アメリカでは、長い間、最も効果のあるレジュメは1ページと言われてきま
した。私も、10年ほど前は、リクルーターにそう言われていましたし、それ
を信じて、1枚ものにしていました。



でも、今じゃ、この手法、あまり使われていないようです。たまに1ページ
ものを見ることはありますが、ほとんどが、数ページに渡るもの。多いもの
では5ページ、6ページなんてのもあり、読む方がうんざりするほど。あま
り長すぎるのも「受け」が悪いかもしれませんけどね。



今じゃ、いかにクリエイティブでユニークなレジュメであるかをアピールする
ことが大切なようです。だからと言って、赤とか、ピンクとかの紙にレジュメ
を印刷するなんてことはしない方が良さそうですよ(笑)。



本質的で、キーとなる部分は別として、レジュメは、その人の個性と求職
の必要性を強烈に映し出している必要があります。「受け」を狙ったような、
その辺にある表現で埋められているようなものであってはなりません。



企業の採用者は、毎日のように同じようなレジュメに目を通しています。
レジュメ1つ1つをチェックしているのです。いやでもやらなければならな
いのです。彼らの立場に立って考えればどのようなレジュメが彼らの目
を引くか分かってくるような気がしませんか?



ここで学ぶ基本的な要素をレジュメやカバーレターに含めるだけで、企業
の採用者を強烈に印象付けることが出来るはずです(そんなこと言ってい
いのかなぁ...すごい自信、いや自信過剰かも)。



ちょっと作戦を立てましょうか。まず、効果的なレジュメやカバーレターを書
くための最も基本的なことについてお話しますね。で、それが理解出来た
ら、次に、クリエイティブな表現と言うか、殺し文句と言うか、について学び
たいと思います。



たくさんのレジュメの中で、ひときわ目立つレジュメがあって、採用者に、
あなたこそ、そのポジションにふさわしい採用候補だ、と思わせるような
レジュメとカバーレターを書くことについてお話します。



レジュメがうまく書けていれば、その他大勢の候補者から一歩抜きん出
ることになって、採用の可能性も他とは全く違って、非常に高いものにな
るはずです。ようするに、行きたいところに行けるようになると言うことが
出来ます(...言い過ぎかなぁ)。企業の採用者に、あなたのクレデン
シャルと言うか、信頼度を知らしめることになるんですよね。



このテクニックをマスターしてしまえば、後は楽勝です。

 

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4 comments on “アメリカ流履歴書-強烈なレジュメとカバーレターを書く”

  1. 今、私は名刺を作っているのですが、名刺も履歴書と似ているような気がします。(ちよっと違いますが・・・笑)

    今後、自分の人脈を広げるために何か印象が残る名刺を作りたいと思っています。

    >企業の採用者を強烈に印象付けることが出来るはずです。

    人の胸に残る何かが大切なんですよね、きっと。

    この続き、楽しみにしてます。名刺作りの参考にさせてもらいますね。

  2. SAKU!さん、こんにちは。

    名刺ですか...。日本だと会社名、肩書き、
    名前に、住所と電話番号にメールアドレスが
    一般的ですよね。あとは、会社のロゴ。

    アメリカでもそれが一般的ですが、中には、
    強烈なのがあります。

    自分の顔写真、カラーの紙にカラーインク(
    さすがに名前は黒ですが)。幅の狭い紙とか
    片側を丸く切り取った紙だとか。

    変わった名刺をもらうと、なぜか、その人をずっと
    覚えているんですね。で、会うたびに、「あの
    名刺、結構格好良いねぇ」なんてほめています。

  3. >変わった名刺をもらうと、なぜか、その人をずっと
    覚えているんですね。

    やっぱりそうなんですか。私もそれを狙っています(笑)。
    個人名刺なので、色やら何やら自由に作れるので、ちょっと覚えられる人になるように作ってみます (⌒▽⌒)v

  4. SAKU!さん、毎度です。

    印象って大事だと思うんですね。

    例えば、営業でお客さんを訪問するとき、当たり前
    の服装で行けば、当たり前の応対を受けて、帰って
    しまったら、はい、終わり。

    でも、例えば...、例えば...ですよ、誰もしない
    ような派手なネクタイをしていくとか、携帯のリング
    トーンに考えられないようなものを使うとかして、ミ
    ーティング中に携帯を鳴らす、とか、そうすると、
    次に会った時に、「ああ、あの時の...、携帯のリ
    ングトーンにサザエさん使っている...そう、Masa
    さん」ってことになるかもしれませんよね。

    あまりむちゃやると逆効果になりそうなんですけどね。

    でも、少しなら大丈夫だと思うんですよ。

    いろいろと工夫できそうですね。

    頑張ってください。

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