アメリカのフリーウェイにあるカープールって何ですか?

こんにちは、Masaです。

 

今日はご質問にお答えします。アメリカ在住者が当たり前のように見えても、他の国の人たちにはわからないこと、多いですよね。今日はそんな話題、「カープール」についてお話します。ま、ネットで調べればいい話何ですけどね。

 

カープール(Car Pool)という言葉は、「Car(車)」と「Pool(共同出資)」の組み合わせから成り立っています。この言葉は、実際にお金を出し合うかどうかに関わらず、「相乗り」という意味で使われています。また、「Pool」の語源は、何かが溜まっている状態を示すもので、例えば「Swimming Pool」は水が溜まった施設を意味します。同様に、「Carpool」は車(Car)の中に人を溜める(Pool)こと、すなわち「相乗り」という意味合いで用いられるようになったようです。

 

アメリカに来たことのある方々はご覧になったことがあると思いますが、アメリカのフリーウェイには「カープールレーン」という特別な車線が設けられています。この車線は、HOV(High-Occupancy Vehicle)レーンとも呼ばれていて、一定の条件を満たした車だけが走行できる優先レーンです。具体的には、複数の人が乗車している車や、一部の環境に優しい車種(例えばEVやPHV車)が利用できます。カリフォルニア州などでは、これらの車両は特別なステッカーを受け取ることができて、カープールレーンを利用する際に必要となります。

 

このカープールレーンでは、オートバイも利用が許可されています。これは、オートバイが車よりも少ない面積を占めるために、渋滞緩和の観点からオートバイの利用が認められているとのこと。カープールレーンは、2人以上が乗車している自動車、オートバイ、バス、および許可を受けた特定のエコカーのみが利用できる特別な車線ということですね。

 

このカープールレーンを同乗者のいない車で走って、警察に見つかったらどうなるでしょう?カリフォルニア州では、最低400ドルの罰金が課されます…、というのが一般的…と言っておいた方がいいのかな…。結構大金なので、違反する人はほとんどいないんでしょうね。

 

でも世の中、いろいろなことを考える人もいるもので、同乗者がいない時に、助手席にマネキンを乗せて、さも、同乗者がいるように見せて、カープール車線を走る人もいるんですよね。捕まるに決まってるのに。

CHP say Bay Area driver was chauffeuring a mannequin in the carpool lane

 

で、EVやPHV車を運転している人は、「特別なステッカー」を申請することができるんです。それがあれば、同乗者がいなくてもカープールレーンを走ることができるので、申請しない手はないですよね。

 

州によって申請方法は違うかもしれませんが、カリフォルニアでは、DMVのウェブサイトで申請書をダウンロードして、必要な車情報、ナンバープレート番号、VIN番号、年式、メーカー、モデルを記入、あとは、自分の情報、名前、運転免許証番号、住所などを記入すればOK。でその申請書と申請料を出せば、その「特別なステッカー」が送られてきます。もしかしたら今は全てオンラインで申請、支払いができるのかもしれません。すみません、調べてません…。

 

もし、EVやPHV車を運転されていて、このステッカーを申請していなければ、ぜひ、申請することをお勧めします。渋滞中もスイスイ(?)カープールレーンを走ることができるかもしれません。

 

MasaはPHVはいいとして、EVはまだまだ時期が早いと思っているので(充電に時間がかかりすぎるのと、充電場所がまだまだ少ない)、このステッカーにはまだ用はないです。笑 

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