アメリカのBlack History Monthとはなんだ?

こんにちは、Masaです。

 

ここのところサンディエゴは雨の日が多くて、来週はずっと雨。ほんと、このような年は珍しいです。先週も大雨で、サンディエゴ南部で洪水を引き起こして、甚大な被害を及ぼしました。なんと90年ぶりだそうです。エルニーニョの影響なんでしょうか。

 

今日は、私も一昨日知ったことについてお話しようと思います。

 

2月はブラック・ヒストリー・マンス(Black History Month)だそうです。日本語では「黒人歴史月間」というのでしょうか(そのまんまじゃん)。言葉から想像はつきますが、そのようなものがあるとは全く知りませんでした

Black History Montyは、アフリカ系アメリカ人の歴史を祝って、その貢献を称えるために毎年2月に行われる記念月間だそうです。2月は、アフリカ系アメリカ人の達成とアメリカの歴史における彼らの重要な役割に焦点を当てる月とか。

 

その起源は1926年にあるとか。この年、歴史学者のカーター・G・ウッドソン(Carter G Woodson)と彼が設立したアソシエーション・フォー・ザ・スタディ・オブ・ネグロ・ライフ・アンド・ヒストリー(Association for the Study of Negro Life and History: ASNLH)が、2月の第2週を「ネグロ・ヒストリー・ウィーク(Negro History Week)として初めて祝ったそうです。この週は、アフリカ系アメリカ人の2人の重要な人物、フレデリック・ダグラス(Frederick Douglass)エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)の誕生日に合わせて選ばれたそうな。

 

1960年代の公民権運動とアフリカ系アメリカ人の自己認識の高まりと共に、この週は、1ヶ月間の祝賀に拡大されたそうです。1976年には、アメリカ合衆国の大統領ジェラルド・フォード(Gerald Ford)が公式に2月をBlack History Monthとして認識して、以降毎年行われるようになったとか。

 

Black History Month中は、学校や公共の場所では、アフリカ系アメリカ人の歴史について教育し、文化イベントとか展示会が開催されるようです。また、アフリカ系アメリカ人の著名な歴史上の人物や今のリーダーが称えられるそうです。

 

この月間は、アメリカの多様性を祝って、アフリカ系アメリカ人がアメリカの歴史や文化に与えた重要な貢献を理解して、評価する機会となっているそうです。

 

今でこそ、日本にはいろいろな人種の人たちが住んでいますが、基本単一民族の日本人がいる日本では経験できないようなことかもしれませんね。アメリカにはこの他にも、ヒスパニック系アメリカ人の歴史を祝うヒスパニック・ヘリテージ・マンス(Hispanic Heritage Month)や、アメリカンインディアンの歴史を祝うナショナル・アメリカン・インディアン・ヘリテージ・マンス(National American Indian Heritage Month)というのがあります。

 

Masaにとっては、まだまだ未知のアメリカです。 

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