アメリカ 日本大使館と日本領事館

こんにちは、Masaです。

 

ふと思ったのですが、日本大使館と日本領事館の違いってなんだと思いますか?明確に説明できますか?

 

Masaは先週、書類の手続きでロサンゼルスにある日本領事館に行ってきました。今日は、そんな話をしてみたいと思います。

 

さて、上の質問の答えですが、

【大使館】

アメリカの日本大使館はWashinton DCに設置されていて、アメリカと日本の外交関係を代表されているところです。2国間の外交関係を維持して、政策とか政治的な議論を調整するところですね。

大使館の代表はもちろん「大使」で、日本の一番偉い外交官という位置付けです。大使はアメリカと日本のオフィシャルな外交関係を代表していて、アメリカの政府と直接的な対話をしています。

 

一方、領事館はというと、

【領事館】

領事館は主に、市民サービスを提供することに重点を置いているようです。たとえば、ビザの発給だとか、パスポートの更新、市民登録、緊急時の支援などが含まれているようです。Masaが領事館に行った理由は、在留証明書と署名証明書が必要だったから。こういった証明書の発行などもしています。

 

領事館の代表は「領事」さん。主に行政的な業務を担当します。領事は大使ほどの外交的な権限を持っていないようですよ。

 

まとめると、「大使館」は外交関係と政治的な活動に重点を置いていて、Washinton DCに設置されていて、一方「領事館」は市民サービスに重点を置いていて、アメリカの複数の都市に設置されている、ということです。

 

ちなみに、領事館が設置されてい都市ですが、全部で15箇所あって、シアトル、デンバー、ヒューストン、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、アトランタ、ボストン、シカゴ、デトロイト、アガーニャ(グアム)、ホノルル、マイアミ、ナッシュビル、ポートランドになります。よく見ると、領事館が存在しない州がありますよね。存在しない州はこれらの都市にある領事館がサポートすることになりますので、自分の住む州がどこの領事館にサポートされているのかを確認する必要がありますね。Masaが行ったロサンゼルス日本領事館は、アリゾナ州、南カリフォルニア州の管轄区域にサービスを提供しています。

 

日本人観光者の方から、「パスポートを紛失した」とか「パスポートが入っているバッグを盗まれた」とか聞きますが、その場合には、最寄りの日本領事館や大使館に連絡しますね。そこでパスポートの再発行とか緊急旅行書類の発行をサポートしてくれます。

 

ちなみに、Masaは渡米してから何度もロサンゼルス領事館に行ったことがありますが、ほぼ以下の3つが理由です。

 

パスポート更新

在留証明書入手

署名証明書入手

 

パスポート更新はわかりやすいですが、次の2つは?て感じですが、日本の家を売却するとか、あるいは、日本在住の親がなくなって、その財産を受け取る場合には、自分がアメリカに在住している、ということを証明しなければなりません。なので、在留証明とか署名証明(不動産登記のための証明、財産分与の証明など)が必要になります。

 

愚痴ですが、日本ほど紙の書類を重要視している国って、もうほとんどないんじゃないかな、て感じです。アメリカなんぞ、ほとんどがオンラインで完結できますからね(もちろん例外はあります)。やれ、実印が必要、やれ、拇印が必要とか、縛りが多すぎる!そんな非効率的な手続きが早く改正されないかと思う今日この頃です。 

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