バンクーバーでハイキングを楽しむ

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こんばんは、カナ10ブロガーのYumiです。

 

実は私、今月1日にカナダから日本に完全帰国しました。

 

語学留学とワーキング・ホリディをあわせて1年半ほどのバンクーバー生活でしたが、日本とは違った環境で色々なことを学び、思い残すことなく日本に帰ってこれたのでとても満足しています。

 

カナダでの記憶が残っているうちはこのブログも今までどおり続けて生きたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

 

さて、

 

一年のうち半分以上が雨か曇りのバンクーバー、最近は例年よりも天気のいい日が多いようでバンクーバーに住んでいる友人たちのフェイスブックにも、サマーシーズンさながらの野外アクティビティをしている写真がたくさん見られてうらやましい限りです。

 

バンクーバー、夏の代表的なアクティビティといえば、

 

ハイキング、カヌー、カヤック、サイクリング、キャンプ等々

 

「大自然と大都市が調和した街バンクーバー」と謳われているだけあって、自然派アクティビティが豊富で、とにかく本格的です。

 

普段インドア派でそれまで一度もハイキングに行ったことのなかった私も、せっかくバンクーバーにいるんだから、ということで昨年の夏に2回ハイキングに挑戦しました。

 

人生初のハイキングは、ダウンタウンから Sea bus (シーバス:バンクーバーとノース・バンクーバーを結ぶ連絡船のようなもの)とバスを乗り継いで一時間弱で Grouse Mountain (グラウス・マウンテン)に行きました。冬はダウンタウンから一番近いスキー場としても有名です。

 

ところで「ハイキング」って言葉、ちょっと軽くありません?広辞苑で調べてみると、「自然に親しむため山野などを歩くこと。」とあります。

 

私のイメージでは、「ハイキング」って「ピクニック」の延長のようなもので、「ピクニック」はお弁当を食べることがメインで、「ハイキング」は歩くことがメインで、でも行き先はだいたい同じようなところに行くんだろうなという認識でした。

 

だからハイキングの行き先が山って言ったって、芝生の生えた丘でお花たちを見ながら歩くぐらいでしょ、と高をくくっていました。そして水もタオルも持たずに、財布とカメラと携帯電話とサングラスをカバンに入れて遠足に行くような心持で出かけました。

 

今思うと無意識のうちに、水は向こうで買えばいいやという日本人ボケが祟ったんですね。着いてみれば自動販売機なんてもちろんのこと、水を売ってるような売店も見当たりません。

 

木々が生い茂った山の中へと続く歩道を見る限り、これは私の知ってるハイキングではなく、「山登り」だと嫌な予感がしました。でもまだこのときはどこか楽観的で、「よし最短時間記録を更新してやろう」なんて大口をたたいていました。

 

ところが、

 

スタートしてから30秒もしないうちに上がる息、1分後には普段使わない太ももの筋肉が張ってきたのが感じられました。

 

これはきつい。

 

5分後には汗だくで、着ていた上着を脱いでバックパックに入れたものを友人に持ってもらうというヘタレ具合。

 

20分くらいかけてたどり着いた4分の1地点で、人生最大の選択を迫られる・・・引き返すなら今だ。

 

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一緒に行った友人はそんな私のヘタレ具合を見て “Come on!” と引き返す選択肢は毛頭ないといった様子。

 

“OBASAN” と知らなくていいような日本語で私を馬鹿にしてくる。

 

そのときに後方から日本人のカップルが息を切らして「しんどいね~」なんて話しながらやってきたのを見て、同じ日本人に負けられないという変な意地が湧いてきました。

 

とりあえず中間地点まで行って、引き返すかどうかはそのとき考えよう。

 

あまり頻繁に休むと逆に疲れるから、4分の1は一気に登ってしまおう、という友人のアドバイスもむなしく、OBASANは5分毎に小休憩を取りながらなんとかハーフポイントまで到着。

 

冒頭でも触れたとおり、私は水一滴も持参していませんでしたので、友人が持っていた500mlの水を2人でシェア。本当は浴びるように飲みたい気持ちを我慢して。

 

もうここまで来たら登るも下るも同じ距離だ、さっきの日本人カップルとも抜きつ抜かれつの状態だったので、ここは一気にペースを上げて差をつけよう。

 

4分の1地点ではあんなに辛かった体も、不思議と慣れてきて、このまま行けばいけるんじゃないか、という希望が見えてきました。

 

4分の3地点までは、「このハイキングが終わったら何をランチに食べたいか」という話で疲労感を紛らわせて一気に登りつめました。

 

残りの水を飲み干したとき、各クォーター・ポイントに水の自動販売機を設置して水を5ドルで売ったらどれくらいの人が買うだろう、日本人旅行客は絶対買うよな、というビジネスチャンスに思いを馳せつつ、同時に500mlしかない水を私に無償で分け与えてくれている友人の寛大さに甘えているくせに、それでもお金のことを考えている卑しい自分に嫌気がさしながらも、頂上へ。

 

そのときは6月の上旬、最後のクォーター・ポイントを越えたあたりからまだ雪がちらほら残っているのが見えてきました。空気もひんやりとして火照ったからだに気持ちいい。

 

体に鞭打ちながらも、大自然の中を通り抜けてきたからか、もしくは達成感からか、とてもすがすがしい気持ちでした。

 

DSC04869

 

帰りは10ドル払ってゴンドラで地上まで下ります。下りも登りの道を逆走している人と何人かすれ違いましたが、基本的に禁止されている行為なのでやめた方がいいと思います。

 

ハイキング初心者にとっては少しハードだったGrouse Mountain 体力に自身のある方は是非挑戦してみてください。

 

次回は、ハイキングという言葉に少し用心深くなった私が2回目のハイキングで訪れた Deep Cove (ディープ・コーブ)についてお話したいと思います。

 

バンクーバーでハイキングを楽しむ” への4件のフィードバック

  1. あら、Yumiちゃん。
    ハイキングのことなら私の書いた記事(登山とハイキングとピクニックの違い)を読んでいってたら、もちょっと心積もりができたのにねぇ(笑)!
     ↓ ↓
    http://takeiteasyinamerica.com/?p=3789

    日本だと、富士山の頂上にも自販機あるのにね!

  2. 先週末、バンクーバーへ行ってきたばかり。
    晴れた後の曇り空。
    私のブログにすこしだけ書きました。
    http://sfpara.at.webry.info/201305/article_4.html

    バンクーバー、きれいな街ですね。海はそばだし、
    ビーチも森もそこにある。
    白い雪の山もベイの向こうに見えて とってもきれいでした。
    私は はじめてのバンクーバー。

    ハイキング、ピクニックも できそうですね。
    ビーチそばには 自転車の道なんかもあったし
    生活を考えての街づくりをしたのかなあと思いました。

  3. Maki-Kさん!ほんとに!まさに!そのイメージでしたよ!
    あぁ!この記事を先に読んでおくべきでした・・・

  4. シギーさん、オイスターに囲まれてバンクーバー満喫されたようで何よりです!
    自然との共存への意識の高さは至る所で感じました。リサイクルも義務でやらされてるというよりも、自発的にやってると感じられる人が多かったように思います。

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