アメリカ学歴社会

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以前も話したことがありますが...



日本は学歴社会ですよね。



大企業に入社すると、大学ごとに派閥みたいなものができていて、どう言うわけかレベルの高い大学出身者がガンガン出世していくとか。同じ仕事をしていても、高学歴の人の評価の方が高くなってしまうとか。



一昔前にはそんな話はごろごろしていました。



今はどうなんでしょう...。



灯台出身だとか、京王出身だとか言うと、皆さん一目起きますよね。あの、堀江モンさんも、なんだかんだ言って、灯台出身ですよね。卒業してたかなぁ...。ビルゲイツみたいに入ったけど、中退...でしたっけ。






アメリカにもやっぱりそのような風潮があって...



スタンフォード出てるって言うと、「すっげー」となります。スタンフォードでエンジニアリングの学位を取って、ハーバードでMBAを取ったと言う非常に美しい学歴の人を見たことがあります。アメリカ人から言わせても、そのような学歴の人は「超美しい」ようです。



アメリカって、もしかしたら日本以上に学歴社会なのかもしれません。



これも以前話したことですが、人を採用する際に、履歴書をたくさん見るのですが、皆さん、やはり、出身校を採用可否を決める項目の一つに入れています。かなり重要なポジション。



多少、面接の出来が悪くても、出身大学が美しければ、採用してしまうとか。



あるいは、博士課程を出ていれば、それだけで採用してしまうとか。



うちも結構学歴を重視する会社かもしれません。



名刺には、出身大学名こそ書きませんが、博士課程を出ている場合には、名前の上に、「PhD」が付きます。修士課程を修了していても「MS」は付きません。



また、オフィスの前には名札が貼り付けられているのですが、博士課程出身者の名札には、「PhD」が付いています。最初見たときには笑ってしまいましたけどね。「PhD」が付いていることで、何か変わるのかと思いました。頭がいいの?



また、システムアーキテクチャ設計をしている部署などは、すべて博士課程で固めているようなところもあります。



こう言うのを「学歴偏重」って言うんですよね。



思うに、確かに、良い大学を出ている人とか、博士課程を出ている人とかは、もともと頭の良い人なんでしょうね。私のような凡人とは頭の構造が違うのでしょう。



でも、頭が良いから仕事ができるとは言えないんじゃないでしょうか。仕事ができるできないは、その人が今までにどれだけ経験してきたかによると思うんですね。確かに、頭の良い人は、ふつーの人よりも飲み込みが早いでしょうから、同じ時間でももっとたくさんのことが経験できると思いますけど。



ここ数日、数人、面接をしたのですが、やはり良い大学を出ている人よりも、経験のたくさんある人の方が、「できる」と思いましたね。履歴書に大学名なんて書く必要ないと思うんだけどなぁ...。



学歴のない人間の負け惜しみでした...

 

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