給料がなくなって気づいた将来のお金の不安と後悔
こんにちは、Masaです。
日本で約10年、アメリカで約30年。エンジニアとして40年近く働いて、2025年5月からセミリタイア生活に入りました。会社員の頃も節約や老後の備えは意識していましたが、来月も給料が入ると思うと、今ほど切実には考えていなかったんですよね。
給与収入がほとんどなくなってからは、手元のお金を見るたびに「自分たち夫婦は、あと何年暮らしていけるんだろう」と不安になるようになりました。
支払いのたびに残高を見る暮らし
自分のプロジェクトで収入を作ろうとしていますが、まだ生活を支えられるほどにはなっていません。一方で、住宅ローン、保険料、食費、光熱費の支払いは止まってくれません。住宅ローンは今の見込みだと、たぶん10年以内には終わる計算ですが、それまでは毎月の支払いが続きます。
引き落としのたびに、口座の残高が十分にあるかを確認する習慣がつきました。毎月の給料がクッションになっていたんですね。それがなくなって、手元のお金の減り方がそのまま目に入るようになったんです。
今になって後悔していること
会社員時代には401(k)(アメリカの確定拠出型の退職金口座)や積立式の生命保険を使っていました。ただ、ブローカーに任せて安心してしまい、運用状況を確認したり、生活の変化に合わせて見直したりすることを、長いあいだしてこなかったんです。
任せたから損をした、と言いたいわけではありません。自分で見直していれば必ず増えたとも言えません。後悔しているのは、自分のお金なのに、自分で考えるのをやめてしまっていたことです。
家だって、建てたあとも点検や修繕が必要ですよね。お金の計画も、始めたら終わりではなかったんだと思います。
数字で見えるようにしようと思った
カミさんがお金の話をするとき、自分がビクビクしているのに気づきます。私の感覚では、将来への不安はたぶんカミさんのほうが大きいんじゃないかと思っています。なんとかしてあげたいのに、焦るばかりなんですよね。
自宅の評価額、貯金、401(k)、積立式生命保険、それから67歳から受け取るつもりでいるSocial Security(アメリカの公的年金)の見込み額は、おおよそ把握しています。でも、今あるお金がわかることと、夫婦二人があと何年暮らせるかがわかることは別です。自宅の評価額も、そのまま毎月の生活費に使えるお金ではありません。長生きや病気、物価上昇も気になります。
そこで、条件を変えると生活資金にどう影響するかを見たくて、Runway Plannerというアプリを作り始めました。まだ途中ですが、大雑把な数字で一度考えてみたら、思っていたほど蓄えがないことに気づきました。何歳でお金が尽きるとわかったわけではなく、あまり余裕はなさそうだな、というのが今の感覚です。
自分のプロジェクトを続けるか、再就職するか。まだ答えは出ていません。ただ、目をそらさずに数字を整理し、カミさんと一緒に、これからの暮らしを考えていこうと思っています。
誰もが私と同じようになるとは思いませんが、自分の後悔から、40代や50代の方には、毎月の給料で生活が回っているうちに、将来の生活資金を考えておいてほしいなと思っています。私も、悩みながら手探りで進んでいきます。
Masaでした。


