アメリカで膀胱炎になった話(しかも無保険扱い)

アメ10#4

こんにちは、Tomomiです。

毎週水曜日に記事をあげる予定が、先週は思わぬ体調不良で書けませんでした。

それは膀胱炎…..ちなみに英語ではbladder infection。

書けば長くなりますが、こちらに来てからそれなりに色んなストレスで…..

「女性はストレスから免疫力が落ちて膀胱炎になりやすいよ」という母の言葉通り、なりました。

膀胱炎?!と思い始めて数日が過ぎた頃、トイレにいく回数が尋常じゃなくなり、さらに痛みも出てきて、さらには発熱。

病院だ!歯医者では散々だったが、医療保険は大丈夫!
早速ドクターにアポイントを取って行ってみると、

「あなたは保険がW加入になってるから診れません。」

と。

え?????

詳しく聞くと、昨年末に保険の見直しをして、保険会社を変えたのですが、その古い方の保険にもまだ入っていることになっているというのです。
もちろん新しい保険に切り替えてからは、古い方は退会し、全く払っていません!

「そんなはずはない!膀胱炎だから、絶対に診てもらわなきゃ困る!」

と20分程ねばってみてもダメでした…..

あり得ない!鬼!と心で叫びながら、クリニックを出たものの、トイレに行きたいやら、痛いやら、しんどいやらで、もう立っていられなくなり座り込んでしまいました(涙)。

すると、中から一人の看護婦さんが出てきて、近くのクリニックを紹介してくれました。
なにやら、カリフォルニアの女性支援みたいなカードにサインすれば、緊急で1度なら無料で抗生物質がもらえると…..

なんやそれ?!意味わかんない!でも行くしかない!

そんなクリニックなんだか恐ろしくて行きたくないと思いながらも、とにかく膀胱炎をなんとかしたくて、行きました…..

着いたクリニックはどうやら、さまざまな事情で病院に行けない人が来るクリニックみたい…..

あぁ、なんでこんな目に遭わないといけないんだ、と涙目になりながらも、思いきってドアを開けました。

受付で状況を説明すると、申し込み用紙をくれて、よくわからないまま記入。しばらく待つと中に案内されました。

尿検査をして、待つこと15分。

部屋にドクターが入ってくるなり、無言で処方箋を投げるように渡されるという、人生最大の屈辱を味わいました。

そして2言、

「膀胱炎。一日2回抗生物質。」

とだけ言い捨て、ドクターは去って行きました。

。。。。。

その後はもう保険会社の書類ミスに対する怒りやら、屈辱感やらで頭がいっぱいになりながらも、処方箋握りしめ、薬局へ。

薬剤師にも、

「保険ないってこと?」

と言われ、またまた状況を説明。

「へー、そんな支援カードあるんだ。」

と薬剤師も珍しそうに用紙をみていました…..

そして抗生物質代20ドルを支払って、なんとかゲット。

こんなことってあるんでしょうか?

いや、あるんです。アメリカだから。

その後、今入っている保険会社に電話すると、1時間近く待たされた挙げ句、

「なんでそんな状況になっているのかわからない。あなたはちゃんとうちの保険のメンバーだよ。」

と。じゃあ、そうすればいいんだよ!!!

次は昨年まで入っていた保険会社に電話。また1時間近く待たされ、

「昨年末で退会しているけど、なぜかシステムにまだメンバーの記録が残っているね。でもすぐには消せない。スーパーバイザーに聞いてみないと。」

と。。。

このやり取りを約一週間続け、多分、いやきっと解決?しているのかな…..信用ならない。

とにかく抗生物質で膀胱炎は治りました。しかし、その抗生物質の副作用で大変だった話はまた来週(涙)。 

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3 comments on “アメリカで膀胱炎になった話(しかも無保険扱い)”

  1. え〜!ひどい!そんな目にあったなんて、かわいそうに。私も膀胱炎なんどもやったことあるので、あのいてもたってもいられないつらさ、わかります。その状態で「診れない」と言われたなんて〜!ドクターのひどい扱い。カスタマーサービスの適当さ。いろいろ、アメリカで誰でも一度は通るつらい経験ですねぇ。でもそんな、体調の悪いときに一度に体験しなくても・・・、本当にお気持ちお察しします。

    Tomomiさんはファミリードクターはいますか?アメリカではまずファミリードクターを決めてから、何かと他の専門ドクターを紹介してもらうのが一般的ですよね。そうじゃない人もいるし保険の内容にもよるけど。

    ファミリードクターがいると、膀胱炎のときとか電話して処方してくれることもありますよ。ドクターが直接ドラッグストアに電話してくれたり、オンラインで処理もできるみたいで。それとも「診れません」と言ったのがそのファミリードクター?だとしたら本当にひどすぎる・・・

    早く元気になってくださいね〜。

  2. Hanaさん、
    本当に災難でした(涙)。
    新しい保険会社に変えてから初めての受診だったのですが、「診れません」と言ったその人が今後のファミリードクターになる人です。
    変えた方がいいですよね?絶対変えます。
    保険会社の手違いで二重加入になった問題は、いまだにすっきり解決しておらず、本当に憤りを感じます。
    励ましていただいて、ありがとうございます!

  3. あ〜アメリカあるあるですね(>人<;)
    膀胱炎になりファミリードクターに電話で相談、速攻で尿検査アレンジしてくれ翌日には抗生物質の処方箋を入手出来ました。
    システムが上手く回れば実に効率的ですがミスが多いのもアバウトちゃんの多いアメリカ。
    記事とっても役に立ちました^o^

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