今日からDaylight Savingが始まりました。一昨年までは4月からだったのですが、去年から3月半ばから始まっています。
正確に言うと、今日の午前1:59の次に2:00になるのではなくて、3:00になります。要するに今日、3月9日は24時間ではなくて、23時間になります。
Daylight Savingの始まりはいつも辛いんですよね。日曜日、いつもなら8時ごろまで寝ているのですが、それが7時起床と言うことになりますから。1時間の差は大きいです。
また、最近は朝6時ごろには、空が白み始める時間なのですが、今日からは、真っ暗。7時ごろようやく白み始める感じでしょう。
明日から平日営業になりますから(笑)、6時起き。と言うことは、しばらくは5時起きになります。かなり辛い...。
投稿者: Masa
夏時間(Daylight Saving Time)
コミュニティのヒアリング
アメリカにはホームオーナーアソシエーション(HOA)と言うのがあるんですね。全米にあるのかと言うと...ないところもあります。
日本で言えば「~組」とか言うのかなぁ。それともXX町内会かなぁ。
ようするに、その地域に住む人たちが参加しなければならない組織なんですね。住宅地に100軒とか200軒とか家が建つとそれが1つのコミュニティになって、そこでHOAと言う組織が出来るのが普通です。
毎月コミュニティ費として各ホームオーナーが100ドルとかをHOAに支払い、HOAはそれを使って、コミュニティ内の施設を管理します。
前置きが長くなりました。
昨日、コミュニティのミーティングに初めて参加しました。と言うか、強制的に参加させられました。理由は...
うちのコミュニティは、毎月1回、ウォークスルーと言って、HOAが1軒1軒、フロントヤードは汚れていないかとか、コミュニティのルールに違反しているようなことをしている家はないかとかを見て回ります。家の中はチェックの対象外です。
そこで違反している家を見つけた場合、警告を発します。警告を受けた家庭は、30日以内にそれを直せば問題ないのですが、30日後、次のウォークスルーの時に改善されていない場合には、HOAミーティングのヒアリングへの参加を指示されます。ヒアリングでは、なぜそうなっているのか、なぜ改善できないのか、いつまでに改善するのかを説明することが義務付けられています(コミュニティの規約で決められています)。
そこで、改善する意志がないと見なされると罰金となります。うちの場合、30日で50ドル、60日で100ドル...改善しなければ、どんどん罰金の金額が上がっていきます。最終的には多分逮捕されるんでしょうね。
で、なぜ、私がヒアリングに参加しなければならなかったのか。
うちのフロントヤードのあるエリアが汚れていたから。
落ち葉とか草とかで汚れていたんです。それを30日以上ほったらかしにしておいたため、ヒヤリングに来いと言うことになりました。
うちのフロントヤードは隣の家との境がはっきりしていなくて、隣の雑草がうちに侵入していることが結構あるんですね。それを汚いと見なされたのではないかと思います。
ヒアリングのレターをもらってからヒアリング参加前までに、とりあえず、だれが見ても「手入れはしてある」と見えるように、花を植えてきれいにしました。
で、昨日、ヒアリングに参加。
ヒアリング参加者は、4人。そのうちの2人は常習犯のようでした。
アメリカの文化は、自分の正当性を訴えるために、とにかく言い訳を並べることが許されます。今回は、私もアメリカの慣習に則り、思い切り言い訳をしました。自分が恥ずかしくなるほどの言い訳(笑)。週末は子供のアクティビティで忙しいとか、かみさんが忙しいとか、雨が降ると手入れが出来ないとか。
で、ポイントは、いつまでに改善を終える予定かをはっきりさせること。私の場合には、すでに改善は終わっていますので、今週末と言うことにしました。
50ドルの罰金は払う必要はないとの結論でした。まぁ、よほどのことがない限り罰金を取られることはありません。その2人の常習犯はすでに50ドルの罰金を支払済みのようでした。
今回は良い経験になりました。たまにはこう言うのも良いです(笑)。
アメリカ企業でpolitics
意味不明のタイトルを付けてしまいました。
最近私の周りでも、ちらほら噂を聞くようになりました。
ポリティクスと言っても、今ホットなアメリカ大統領選の話ではありません。
会社内の派閥の話。
日本の会社にいたころには、毎日のようにそのような話を聞いていましたが、アメリカ企業ではあまり聞くことはありませんでした。
でも、最近はうちの会社でもよく聞きます。
成長企業やある程度の規模の企業にはよくある話だと思いますが、私としては、それが悪い方向にいかないようにと思っています。
2年ほど前から、うちの部署は開発体制強化のために、いろいろな会社から優秀な人材をヘッドハントしています。上はシニアディレクタレベルから下は1技術者に至るまで、非常にアグレッシブに雇い続けています。
日本でもたまにありますよね、ある企業のある部署が部署ごとごっそりと他の企業に移ってしまうことって。アメリカ企業の場合、そのようなことは日常茶飯事。ただ、頻繁にそのようなことが起こると、人材を失った企業に訴えられる場合がありますので、そう、あからさまにそのようなことはしないのが普通です。
まず、1人抜け、その2週間後に1人抜け、その1ヵ月後に1人抜け、気が付いたらある部署の人間すべてが、ある会社に移っている...みたいな。
その部署を受け入れた企業からすれば、即戦力になる人材を雇うことが出来ますから、当然ウェルカム。
ただ...、えてして、そのような他から移ってきた人間は、前の企業の文化まで持ち込む場合があるんですね。部署ごとごっそりですから、前の文化を引きずってくるってのは分からないでもありません。1人で移ってきた場合だったら、よほど影響力を持った人でない限りそのようなことは起こらないと思うのですが。
その文化が、発展途上の企業文化にうまくブレンドすればよいのですが、必ずしもそううまくはいきません。そこに派閥争いが発生します。
最近は、派閥争いに敗れた人たちがひっそりと会社を去っていくことがよくあります。また、その派閥争いに耐えられず会社を辞めていく人もいます。直訴した人間も何人かいるようですが、1人や2人直訴したからと言って、そうそう簡単になくなるわけではありません。必ずもみ消されます。
何か、会社の裏側が見えてしまって、最近気分が悪い。ま、ある程度の規模の会社なら、どこでもこのような話はあるはずですから、仕方ないと言えば仕方ないのですが...。無視するわけにもいかず...。
バスに乗れますか?
ある人から、「サンディエゴでバスに乗りたいのですが、よく分からないので教えてください」と言う質問をいただきました。
正直言って、サンディエゴでバスに乗った記憶がありません。と言うか、多分、乗ったことが無いと思う。
アメリカに来た直後から自分の車に乗っていますから、よく考えてみると電車とかバスには乗ったことがないんです。
96年ごろだったか、バスに乗ろうとしたことはあったのですが、バスの時刻表がないので、トランジットセンターまで行かなきゃならないと言うことを知り、面倒くさくてやめたことがあった...と思います。
で、質問に答えられそうになかったのですが、念のために、インターネットで調べてみたんですね。
そうしたら...
今は全部分かるようになってるんですね。ほんと、驚きです。
アメリカのバス運行路は、ローカルルートとか、アーバンルートとかに別れていて、バスの行き先明示版(?)に番号が振ってあるんですね。2番だとどこルートとか、105番はどこルートだとか。
それが、全部詳しく地図に載っているんです。例えば、自分の家からバスに乗って、ダウンタウンに行きたい場合には、その地図を見て、何番のバスにのって●●のトランジットセンターで何番のバスに乗ればいけるってことが一目瞭然。
さらに、ローカルルート、アーバンルートなどの料金表も載っているので、いくら必要になるのかも分かってしまいます。
その質問には多分正しく答えられたと思います(笑)。
私がアメリカに来た頃には、まだインターネットはそれほど充実していませんでしたから、この手の情報はこんなに簡単に手に入れることは出来ませんでした。
便利な世の中になったものです。
車のリアガラスが破壊される
今朝、会社へ行く準備をしていると、外で「車のリアガラスが壊されてる~」と言うかみさんの叫び声。
行ってみると、リアガラスが見事に割れ落ちていました。車はハッチバックなので、セダンなんかよりも、割りやすいと言えば割りやすいでしょうか。
ガラスの真ん中を「ドシャ」と割られたのではなくて、窓枠の部分をきれいに切り取ったような感じの割れ方。
見た瞬間、「こりゃ、高い」と思いました。ハッチバックですから、その窓を外から開け閉め出来るようになっているんですね。ワイパーとか、ヒンジとか、支え棒とか、一体になってます。リアガラスですから、デフロスターも埋め込まれています。
まずはポリースに電話。911ではなくて、ノンエマージェンシーコール。
私「いたずらで車のバックグラスを割られたんですけど...」。
必要な情報を伝えると、
ポリース「後で、ドキュメントを作るためにもう一度電話するから」
とのこと。
会社で待っていると、早速別のポリースが電話をしてきました。メーカー、車名、年式、壊された時の状況、盗まれたものがないかどうかとか、詳細情報を伝えました。名前を言った瞬間に「あんた、日本人だろう」とそのポリースに言われ、「え?よく分かりますね。」「いや、名前の感じがそう聞こえるからだ」って。
一通り書類が出来上がると、この事件のケースナンバーがもらえます。そのケースナンバーを使って保険会社に弁済料を請求します。
初めての経験。結構緊張しました(笑)。
次に、前回の記事に登場した車屋さんに連絡。彼の話によれば、フロントガラスは、いろいろな業者が扱っているので、比較的安くで修理が可能だけど、リアガラスは私の車のもののように特殊なものが多く、たいていはメーカー純正のものしかダメ。工賃を入れるとかなり高くなるだろうとのことでした。
「高いだろうなぁ...」
仕方がありません。いくら息子の車とは言え、まさか、ビニールシートを貼るわけにもいきませんから(涙)。
次は保険屋さんに連絡。私が加入している保険は、窓の損害をカバーしているので、全額自腹を切る必要がないことが分かりました。少し安心。自分の保険の詳細を知らないのも問題ありますね(汗)。
その後、まもなく、ガラス屋さんから電話がかかってきました。すぐに保険屋さんも交えてのコンファレンスコール。結構事務的。
で、あれよあれよと言う間に、ガラス修理の予約も完了。午後に修理に来るとのこと。午前中で問題が解決してしまいました(笑)。
今回学んだこと: 「車のガラス修理は、予約から完了まで1日以内で済む(うまくいけば半日)」