私の会社のパソコン、覗かれてます。
日本の会社の場合、就業中のインターネットサーフィンを禁止しているところがかなりあるようですね。個人的なメール送受信も禁止とか。
先日どこかで聞いたのですが(多分ネットのニュースだったと思います)、ある会社では、月に一度、管理職が従業員一人一人のメール送受信の履歴をチェックしているそうです。個人的なメールのやり取りが見つかると、査定に響くとか。
また、社内ネットワーク側で就業中のネットサーフィンを出来ないようにしている会社も結構あるそうですね。
「そこまでやるかぁ~?」と思うのですが、よく考えてみれば、私のパソコンも会社から監視されているようです。
実際に従業員一人一人のパソコンを除いているかどうかは不明ですが、今動いているシステムを考えれば、そんなこと簡単に出来てしまうのです。
例えば、アメリカ企業のほとんどは、「ヘルプデスク」と言う部署を持っていて、従業員が自分のパソコンにトラブルが発生した場合とか、何か特別なソフトウエアをインストールしてもらいたい場合などに、ヘルプデスクに電話をして、問題を解決してもらうとか、ソフトウエアをインストールしてもらうとかします。
その場合、ネット側からパソコンを操作します。普通、パソコンはキーボードとかマウスで操作しますが、ネット側からも操作できるのです。つまり、私が何も操作しなくても、ネット側から私のパソコンに入って、ソフトウエアをインストールしたり、ファイルの中身を見たりできるのです。
この状況を私から見ると、マウスのカーソルが勝手に動いて、ファイルを開いたり閉じたり、フォルダの中身を見たり、ちょっと不気味です。
つまり、ヘルプデスクはネットワークを通じて、私のパソコンの内容を全て見ることができるのです。
怖いですねぇ~。
プライバシーの侵害云々の話もありますので、「会社のパソコンの中身を見ることができる」と公言はしていませんが、可能であることは明らか。
多分、私のパソコンの中身も、もしかしたら、私がこうやって私的なことで会社のパソコンを使っている様子も、すべて私の上司が見ているかもしれないのですね。
いやですねぇ~。
少し前にいっしょにプロジェクトをやったプログラムマネージャから聞いた話ですが、彼、うちの会社とある会社の特許係争について興味があったので、ネット上で毎日のように報道されるニュース記事や資料を会社のパソコン上に保存していたんですね。ところが、ある時、気が付いてみると、その資料がきれいさっぱり彼のパソコンから消えていたのです。彼いわく、
「個人的なファイルは会社のパソコンに絶対に置いちゃダメだ」
気をつけましょうね。
カテゴリー: アメリカ企業
あなたの会社のパソコン、覗かれてませんか?
1日当たり何通電子メールを受信しますか?
他愛もない話ですが、1日当たりどれくらいメールを受信しているだろうと考えることがあります。
そんなこと気にしません?
アメリカに来て依頼、ずっとマイクロソフトのアウトルックを使っているのですが、メールを受信すると受信箱が太字になって、中に入っている未読メール数が表示されるようになってますよね。
気になりません?
私はかなり気になります。
5とか未読メールが溜まっていても、「早く読まなきゃ」と言う気分になります。
10とか溜まっているとそれらをすぐに処理して、未読メール数を0にするようにしています。ですから、1日当たり何通のメールを受信しているのかよく分かりません。
うちの会社はオフィスが世界各国に散らばっていることもあり、「メール文化」なのです。ですから、何かあれば、どんどんメールを出します。個人どうしで話す場合には電話の方が多いのですが、複数がかかわっているような場合には必ずメールになります。
で、自分宛に来たメールの内容に関して良く分からない場合には、「彼なら分かっているから議論に加われるだろう」と思う人をその議論に「巻き込む」ために、そのメールに返信する際に、その彼をCC欄あるいはTO欄に入れてしまいます。
ですから、最初、2、3人で始まったメールのやり取りが、気が付いてみると15人くらいになっていることもあります。
そうすると、逆に、自分が必要のない内容のメールまで自分の受信箱に入ることになって、ものの1、2時間メールをチェックしないと、未読メール数が50とか60になっていたりします。
「げーっ、メールがこんなに溜まってる。そんなに深刻な問題なのかな。」と焦ることもあります。精神衛生上良くありませんね。
ま、そう言う「メール文化」ですが、メールが嫌いと言う人もたくさんいます。そんな人のアウトルックの未読メール数は、5000とか6000とか、冗談のような数になっていることもあります。
私が今までに見た最高の未読メール数は、12000個。その彼に「大丈夫なの?」と聞くと、「メールのやり取りの最後の方のメールを読んでいれば、聞き漏らすことはあまりない。」とのことです。つまり、やり取りが十分行われているメールの場合には、以前のメールの履歴が、最新メールの下にくっついていますので、それを読めば流れが分かるってことです。
標題もRE: xxxxとなっていますから、同じ標題の日付と時間を見ていれば、最初のやり取りと、最後の方のやり取りを見逃すことはありません。
でも、私には無理。100も未読メールが溜まっていると気が狂いそうになります。
時間を有効に使っている人は、12000の未読メールを受信ボックスに溜めている彼のように、メールを読むことにあまり時間を費やしていないんですよね。全てのメールに目を通そうとすると、勤務時間の半分以上メール処理に必要になってしまいますから。
気をつけよう...。
あなたの年収、アメリカだとどれくらい?
年収は多ければ多いほど良いのは当たり前ですね。
私のように年頃の子供を2人も持つものにとっては、いかに給料を上げるかを考えることが日課になっています(って、俺だけかもな)。
ご存知の人もいらっしゃると思いますが、職業、職能別のアメリカの平均的な年収を見ることが出来るサイトがあります。
http://www.salary.com/
サラリードットコム...(そのままじゃん)。
ここに行くとそれを見ることが出来ます。例えば、サンディエゴに住む営業職のマネージャの給料は大体これくらい、ビジネス開拓のバイスプレジデントの年収やボーナスはこれくらいの範囲だとか。
結構面白いので試してみることをお奨めします。
少し分かりにくいかもしれませんので、簡単に説明しますね。
まずトップページに行ってください(上のリンクをクリック)。右上の方にPersonal、Small Business、Enterpriseとありますが、そのうちのPersonalをクリックします。
そうするとPersonalのページに飛んでいきますので、ページ中ほどにあるEnter Job Titleに年収を知りたい職能、例えば、課長ならManager、一般職なら、例えば、salesとかengineerとか入れます。Zip Codeは適当に。サンディエゴの場合は、92110とか。
で、searchをクリックします。
そうすると、managerと付く職種がすべて表示されますから、その中からお好きなものをクリックしてください。多分、次のページは「広告」ですので、そのままそのページをSkipしてください(skip this advertisement)。
どうでしょう。昔、確率・統計の授業で見たような分布表が出てきますよね。それが、その職種、職能の年収の分布になります。
このデータをもとに、毎年自己申告の時期になると、「俺の給料は相場より安いのでもっと上げてくれ」と言う人もいるようです(笑)。
お試しください。
ただいまカンファレンスコール(電話会議)中
突然ですが、今、会議中に書き込んでいます。
たまには、こう言う「いけないこと」をしてみるのも気晴らしになって良いと思いまして。
当然、会議参加者はすべて電話の向こう側。こちらが何をやっていてもあちらには全く分かりません。
「そこんとこ、Masaはどう思う?」と聞かれた場合には、「えっと...、ごめん、質問聞き逃した。もう一度言ってくれない?」とたずねれば問題なし。
日本で会議中にこれをやったら、それこそ半殺しに合うでしょうね。上司の目が常に光ってます。
会議中によそ事をやることは、ほとんど当たり前のことになっています。もちろん時と場合によりますが。
普通は、自分に関係するところのみ参加して、無関係の場合には、メールを送受信しているとか、次のプレゼン資料を作っているとか、人それぞれさまざまなことをしています。関係する部分は積極的に議論に参加しますが、無関係な部分は、10%程度会議に集中して、残りの90%は他ごとをやります。
たまに、「XX、あれ、どうだったかな?」といきなり聞かれて、「えっと...質問、なんだっけ?」なんてすっとぼけた反応をする人がたくさんいます。そう問われた人間もいやな顔一つせず、質問を繰り返します。
これも文化なのでしょうね。
おっと、私にとっての本題が始まりました。集中しなければ...
健康管理
最近、自分の体についてもう少し気を配った方が良いかなと思うようになってきました。
歳も歳なので、残り少ない人生(笑)を家族といっしょに楽しむには、やはり健康が第一の条件。「体が資本」...ですね。
ここ数ヶ月、運動と言えるほどの運動をしていません。暴飲暴食をする方ではないので、運動をしないからと言って、太ると言うことはないのですが、でも、明らかに体力がなくなっているのが自分で分かります。
朝晩、会社に出入りするのに階段を使うのですが、1階から3階に上るとかなり息が切れます。
先日、フロントヤードの花壇を掃除した後、腰が痛くなりました。今は太ももの裏が筋肉痛。
先々週末、午前中、子供のハイスクールで行われるマーチングバンドトーナメントのボランティアした後、午後は疲れて動けず。
よく考えてみると、かなり体力が落ちています。もっと、運動しなきゃ...。
会社の連中を見ると、結構皆さん、健康的なんですね。
ご存知のように、ジョギング好きが多いこと。昼の炎天下の下、上半身裸になってジョギングをしている人たちを何人も見ます。
あるいは、社内にあるジムで筋力トレーニングをして汗を流している人とか。
昼休み、あるいは仕事が終わってから、仲間を誘って駐車場横のバスケットコートでバスケットボールをしている人たちとか。
皆さん、汗を流すのが好きなようです。
ま、そう言う人たちもいれば、暇さえあれば口をもぐもぐさせている太った方も多いのですけどね。もちろん彼らは運動はしません。不健康...。
日本のように、年に1度とか半年に1度とか、定期健診のようなものがアメリカにはありませんので(少なくとも私がいた会社は)、健康に注意している人は結構多いでしょうね。
健診は普通はかかりつけの医者で年1度しているようです。健康保険で年1回はカバーされますので、ほとんど費用はかかりません。病気ではないので、2度目、3度目はかなり費用がかかります。ま、年に2度も3度も受診する人はいませんけどね。
あとは、歯科検診とか、眼科検診とかもやってますね。アメリカ人は歯を非常に大切にしますから、定期的な歯科検診は必ず受けているようです。
私ももう健診の季節になりました。ぼちぼち予約しますかね。
来年からは定期的に運動することにしようかな...(どうして、今始めないのかね...)。