クリスマス休暇♪

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明日から、2週間ちょっとのクリスマス休暇♪に入ります。



景気が悪くて会社が閉じるのではなくて、私が有給休暇を使って細切れの休みをくっつけただけです(笑)。



アメリカの一般的な会社では、通常、クリスマス休暇は、



12/25、26
1/1、2




の4日のみ。つまり、来週月曜日から水曜日と再来週の月曜日から水曜日は出勤日になっています。



景気が悪くても世の中はクリスマスですから、皆さん、クリスマス気分。会社は営業していても、従業員はあまり力が入っていません(って俺だけかな...)。



来週、再来週の6日間の出勤日を有給休暇にしてしまうと、トータルで16日間の休みになるわけです。







普段あまり休みを取りませんので、ここで長期休暇を取って、家のこととか、子供のこととか、将来のこととか、いろいろとやったり考えたりしようと思っています。





ビッグ3は、工場で強制的に3週間とか1ヶ月休みになるようですね。クライスラーは今日から(19日)1ヶ月の休みに入ったとか。人々は口々に「休みが明けて、会社に戻ってこれるのか...」と心配しています。



ブッシュ政権がようやく重い腰を上げて、金融支援をすることになりました。トータルで17ビリオンドル(日本円でいくらかな...)。GMに13ビリオン、クライスラーに4ビリオン支援するとか。これで、両社が年内に破綻する可能性はなくなりました。ちょっとうれしいかも...。



ガソリンの値段は、OPECが減産を発表したにもかかわらずガンガン下がっています。「アメリカのガソリン価格が下がってきた♪」にも書きましたが、2週間前は1ドル70セント。で、今は、何と最安値で、



1ドル53セント



20セント近くも下がっています。ただ、少し上昇傾向にあるとか。



楽しいクリスマス休暇にしましょう!

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トイレ終わったらちゃんと手洗えよな!

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どうでも良い話。



あなた、トイレした後に手は洗いますか?



普通、洗いますよね。場合によっては石鹸使って(どんな場合?)。



もちろん私も洗います。30秒もかかりませんから。



でも...洗わない人もたくさんいます。



人を観察するのは面白いと言うか、何と言うか。



会社での話し。



ダダダっと駆け込んできたかと思うと、ジャーっとやって、そのまま出て行くやつとか、用を足す前に、鏡に向かって髪の毛をとかしているやつとか。あるいは、やる前に手をきれいに洗っているやつとか。



きれいにしている人は良いんですが、「お前なぁ、用を足した後は、手、ちゃんと洗えよな」と言う人も結構います。



うちの会社のトイレ、ドアは内側に引くタイプなんですね。ようするに外から入る場合には、ドアを押す。中から出る場合は、ドアを引っ張る。



つまり、皆さん、用を足した後、トイレから出る時には、取っ手を握ってドアを開けてから出るわけです。



この動作一つ取ってみても、皆さん、いろいろな方法で、外に出ていらっしゃる。実に面白い。



手洗わないやつは、取っ手をそのまま掴んで外に出る。



きれい好きな(と思われる)人は、備え付けの手拭用ペーパーで取っ手を掴んでドアを開ける。誰か、人に開けてもらう。つまり、自分の手で直接取っ手を握らないようにしているわけです。



取っ手を掴んで外に出て、外でまた手を洗ってるやつとか。



もちろん、用を足した後は、手はきれいに洗った方が良いに決まっています。



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アメリカで副業!? – コネが必要でしょう

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金融危機のこのご時世。いつ何時会社からレイオフを食らうかわかりません。



先週金曜日のサイトミーティグで、うちの親玉が「とりあえず、今のところレイオフの予定はない」と話していました。



信じて良いのか、信じるべきじゃないのか...。



上層部の人間と言うのは、会社の「悪い状況」を下流に絶対に伝えません。それを伝えることによって発生する「モチベーションの低下」を避ける必要がありますから。



それを鵜呑みにしていると、いきなり何か起こったときに、「聞いてねぇよ!」ってことになるんですね。



だから、われわれ下々のものは、常に聞き耳を立てて、どこからか流れてくる「良からぬ噂」に耳を傾け、その真偽のほどを自分自身で評価しているんです。で、真実に近い情報だと判断した場合には、とにかく何か行動を起こして、来るべき「良くないイベント」が発生する日を待ちます。「良くないイベント」が起こった日には、すでに次のステップに移って、ダメージを最小限にとどめることができる。これが、筋書きですかねぇ。今の状況だとそうそううまくはいかないと思いますが。



で、ここだけの話、私も少し行動を起こし始めてます。



この世の中、もうどこにいても「安全」ではありません。ビッグ3が破綻すると言われている時世です。ベンチャーなんかとんでもないですね。



では、どうするか...。



お金の流れを複数作っておく。



かみさんにアルバイトをしてもらうとか、自分でアルバイトを探すとか、方法はいくつかありそうです。



不況と言っても、「笑いが止まらないほど儲けている」会社はまだまだいくらでもあるはず。そんな会社で何かできないか考えてみるとか。



レストランの皿洗いとか、ビルの清掃とか、探せばあるでしょうね。



私の知り合いは、家の修繕、たとえば、ペンキ塗りとか、水周りの修理とかやってバイト代を稼いでいる人がいます。お年寄りなんかは自分ではなかなか動けませんから、一人でもそう言う人たちとお知り合いになれれば、口コミでどんどん彼の噂が広まって、本業なんかよりも忙しくなる場合もありますね。本業と副業が逆転してしまったりして。



どんな職種にしても、コネクションがなければ仕事はなかなか入ってきません。



以前もこのブログに書きましたが(「アメリカ就職の道は厳しい...かも」)、いろいろな手段を使って、コネクションを広げておくことが大切です。



でも、ふつーに生活していると、コネクションを広げると言ってもなかなかできることではありません。では、どうすれば良いか...。



アメリカだと、こんなものがあります。



Meetup



何かと言うと、オフラインミーティングの場の提供。



ようするにこのサイトは、いろいろな人たちが、このサイトの中でいろいろなグループを作って、毎月一回とか、週一回とか集まっていろいろな情報交換をする、そんな場を提供しています。



たとえばもし、あなたがメルセデスベンツが大好きなら、Mercedes(スペル、合ってるかな?)を検索すると、それに関連したグループがドバっと出てきます。そのグループに入会すると、そのグループのミーティングへの参加権が得られると言うもの。



ミーティングに参加すれば、自分の趣味や興味に関して、グループのメンバーと話ができるんですね。コネクションも広げることもできます。



実は私、偶然このサイトの存在を知り、今、いくつかのグループに参加しています。



先日もあるグループの寄り合いがコーヒーショップであったので参加してきました。



全く知らない人たちなのですが、みんな自分の興味と共通したものを持っていますから話がはずみます。最初、参加するのに多少の気合は必要ですが、一度参加してしまえば、すぐにメンバーと友達になることができます。



これが今後大きなコネクションになる可能性もありますよね。実際、私も近いうちにこのグループの長と個別に会って、ビジネスの話をすることになっています。うまくすれば、一本、収入の流れを作れるかも。



「不況だ」とか「レイオフが心配」とか言っているだけでは何も始まりません。とにかく何か行動を起こす必要があります。



そのために、コネクションを増やしておくと言うことも大変重要なことだと思います。



あなたも、勉強会とか異業種交流会とかに積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

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アメリカビッグ3...どうなっちゃうの?

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超やばい雰囲気になってきましたねぇ。



このまま行くとどうなってしまうのでしょう。経済に弱い私にとっては先が不安でしかたがない。



議会による救済法案が否決され、ビッグ3の資金繰りは、今、急降下で悪化の一途をたどっています。



ブッシュ政権が金融支援に乗り出すだろうと言われています。実際に”it would consider using money from the $700 billion financial bailout to help automakers”(New York Timesから)と発表していますから支援するんでしょうね。でも、今は”would consider”であって、”made a decision”ではないところがポイント。



今のブッシュってオバマの影に隠れていて、あまり目立たないんですよね。何をやっているのかよくわかりません(私だけなのかもしれませんが)。何かだらだらしていると言う感じ。



この7000億ドルの緊急支援が行われた場合、そのための一家庭の負担額は20万円くらいになると言う話を聞いたことがあります(もっと大きかったかな)。個人的にはあまり納得していません。



ビッグ3が破綻することによって、世界中が金融恐慌に大突入して最悪の状況になってしまう。この最悪の構図を避けることができるのであれば、多少の個人負担はやむをえないのでしょうか。そう考えるしかないのでしょうねぇ...。



GMとクライスラーは今月中旬までに何らかの支援を受けないと破綻すると言われています。今まさにその時期。フォードは3社中一番堅実な経営をやってきたのか、当面の資金繰り用の支援は必要ないみたいですね。でも、来春までにはある程度まとまった支援が必要とか。



われわれのような一般市民はレイオフされた場合の手を考えておかなければなりません。



あ~、憂鬱だなぁ...。

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内定取り消し補償料 – 何か変じゃないですか?

最近、「?」と思う記事が目立ちます。



ご存知だと思いますが、



「内定取り消しでその補償料として●●●万円支払い」



ZAKZAKに記事がありました。



日本綜合地所の100万円補償。内定していた53人すべての内定を取り消したそうですが、その補償料として、1人当たり100万円を支払うと言うもの。当初は支払い金額を42万円としていたらしいのですが、「誠意を見せる」意味で100万円にしたとか。



そうかと思えば、今年3月にリーマン・ブラザーズに就職内定していた東大生が内定を取り消され、その補償料として1000万円を受け取ったとか。



どう思います?



ZAKZAK記事によれば、



「外資系金融機関は特にコンプライアンス(法令順守)にうるさい。内定取り消しの“迷惑料”も、あとあと裁判ざたにならないように多めに渡すのが外資流だ」



「内定段階ですでに労働契約が成立しているとみなすのが一般的。判例をみても、内定取り消しが適法と判断されるケースは少ない」



と、外資系金融機関の関係者が話しているそうです。



アメリカ企業で働いている人が見たら、「超甘い」と言うと思うのですがいかがでしょう。



>内定取り消しの“迷惑料”も、あとあと裁判ざたにならないように多めに渡すのが外資流だ



これは、外資流ではなくて日本流だと思うんですよ。以前私が勤めていた日本企業のアメリカ法人でも、仕事ができない人間をどう切るか悩んでいたことがあって、日本人従業員(赴任者も含めて)は必ず「訴えられては困る」でした。



確かに訴えられれば、裁判だの賠償金だの余計なお金がかかりますが、だからと言って仕事のできない人間に給料を払い続けて無駄金を使い続ける方がよほど時間の無駄、お金の無駄になると思うのですが。



人を採用する際、あるいは、人を解雇する際の手続きに足りない部分があるので、こう言うことが起こるような気もします。



たとえば、できない人を解雇する場合、ほとんどのアメリカ企業ではルール化されていて(と思います)、「上司とミーティングを持ち、業務改善に努める。90日後に再度上司とミーティングを持ち、それでも改善されていない場合には解雇する。」のようになっているはずです。



また、採用時、内定を出す場合、契約書にサインをすることになるのですが、その契約書に「不測の事態が起こった場合には、やむを得ず内定を取り消す場合がある」とか書かれているはずです。



レイオフする場合には、一律給料の2ヶ月分を補償料として支払うことをルール化している会社が多いと思います。以前聞いた話ですが、日系企業では、勤続年数によってレイオフ時に払う補償料を決めている場合もがあるようです。日本流の退職金の考え方に近いですね。



内定取り消しの場合も、仮に補償料が支払われたとして、給料の2か月分くらいじゃないでしょうかね。






だから何か変だと思うんですよね...

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