実は昨日、同じ書き込みをしたのですが、どうも、ブログの調子が悪くて、アップしたにもかかわらず、変な英文がペーストされていたり、私の書いた記事が途中で切れていたり...。正体不明のバグにやられたようです。
ところで、今日の米国為替市場、のっけから100ドル安で始まりましたが、現時点(東海岸時間11時)では、90ドルほどプラス側に触れています。
恐らく、連銀が500億ドル(50兆円!!!)投入のニュースが走ったからでしょう。それが東海岸時間の9時40分頃です。そこからぐぐっと上がってきました。
ポジティブなニュースは原油価格が90ドルを切る勢いで下がってきたと言うことでしょうか。これで、消費者の購買意欲が少しでも上がってくれれば良いのですが。でもねぇ...。
リーマン・ブラザーズの経営破たんは、金融大恐慌の第一章なのでしょうね。これからどんどん悪化の方向に向かうのかもしれません。どうなるんでしょう...。
カテゴリー: アメリカ企業
Banking Crisis(金融恐慌) – 大丈夫かなぁ...
さて、今日は、金曜日...か...
「ハッピーフライデー」とか、よく言いますよね。
日本だと「花金(はなきん)」ですかね?(もう死語かな?)
こちらでも、皆さん、金曜日は大好き。かなりリラックスした雰囲気です。服装もいつも以上にカジュアルになりますし。
顔を合わせる人、ほとんどが、”Happy Friday!”と言い合っています。それほど、皆さん、金曜日...の次の週末を楽しみにしています。
月曜日の朝から、木曜日の夕方まで、洪水のように流れてくるメールですが、毎週金曜日は、いつもの半分くらいの量になります。わたしだけかもしれませんけどね。
ミーティングも出来る限り金曜日の午前中までに終わらせるように設定されます。金曜日の午後にミーティングを設定しようものなら、皆さんから白い目で見られたりして...。「てめぇ~、何考えてんだよぉ~。金曜日だぜぇ~。」と言う声があちこちから聞こえてきそうで。
逆に、ミーティングは、金曜日の午後なら、皆さん、availableで必ず時間が取れるってことになりますかね。皆さん、避ける時間帯ですから。
実は、今日は1件、2:30から1時間、ミーティングが入ってまして。ミーティングオーナーがそのミーティングを案内する際、「皆さんの空き時間を考えると、この時間しかなくて...。申し訳ありませんが、この時間でお願いします。」だと...。ま、良く働く日本人である私にとっては、別にどーってことありませんが、すでに週末気分の人たちにとっては迷惑な話だと思いますよ。
モトローラ...大丈夫かな
携帯電話で有名なモトローラ...最近調子悪いですね。
携帯電話歴ン十年。一昔前は、シェアが1番。でも、最近では、ノキア、サムソンに追い越され、3位に甘んじている。おまけに4位以降のメーカからは後ろからおいかけられ。
さらに、このところのレイオフ(解雇)で、優秀なエンジニアが競合メーカにどんどん流れ込んでいるとか。噂に寄れば、iPhoneを出したアップルコンピュータへも、数百人の前モトローラ社員が雇われたとか。どおりで携帯電話開発が初めてのアップルにしては、設計細部にいたるまですばらしい出来のはず。
競合のノキア、サムソンにも大量の前モトローラ社員が流れ込んでいるとのこと。痛いのは、マネジメントの連中が引き抜かれていると言うこと。優秀なマネジメントが抜けると言うことは、これまでのモトローラの文化がどんどん崩れていくことになりかねないですね。
実は私も2000年ごろにモトローラで働いていました(暴露)。私もレイオフを食らったうちの一人。部署ごとごそっとレイオフされました。そのころのビジネスユニットの長は、今、デルコンピュータのバイスプレジデントをやってます。ディレクター連中も、今ではいろいろな会社に散らばっています。
先週、7年ぶりに、レイオフされた連中とレユニオンパーティをする機会がありました。懐かしい顔がたくさん。今でもほとんどの人間がサンディエゴにいるのですが、顔をあわせる機会がほとんどありませんので、「今何やってるの?」、「あいつはどうしてる?」など、話が盛り上がります。
そのモトローラ、最近、あのクァルコムからCEOを雇ったんですね。かなり切れ者らしく、モトローラ再生のためにクァルコムから引き抜かれたらしいです。ただ、どんなに出来るやつでも、今のモトローラを立て直すこと、相当荒療治をやらなければ難しそうです。
今後の動きに興味があります。
ひそひそ話
いや~それにしても冷えるなぁ~、この部屋は。
先日も「オフィスが寒い」で書きましたが、とにかく寒い!これで平気でいられるアメリカ人(とは限りませんが)の皮膚がどうなっているのか調べたいくらいです。
さて、今日は、本社から以前あるプロジェクトでいっしょに働いたことのあるカナダ出身のエンジニアが私をたずねてきてくれました。彼とは今は別の仕事をしています。プロジェクトマネージャとあるプロジェクトについてのミーティングがあったとか。
とにかく、良いこと悪いこと、何でも言える間柄です。こう言うのを親友って言うんでしょうか。
私「どう、最近は?」
彼「ん~、何だかなぁ~って感じかな」
私「お前も?」
彼「何、お前もそう思ってるの?」
私「まぁねぇ~。例の話、聞いたことあるでしょ?あれ、納得できないんだよね。」
彼が私に近寄ってきて...
彼「あ~、あれね。どうかしてるよ、あれ...」
私「そう思うでしょ?皆、知ってるんだよなぁ~」
Hiring Freeze (ハイヤリングフリーズ)
Hiring Freeze(ハイヤリングフリーズ)…
日本語で言うと雇用凍結でしょうか。つまり、求人を中断すると言うこと。
ここのところの景気の悪さで、あれほどまでに強気に人を雇用し続けてきた私の部署も、ついにハイヤリングフリーズをすることになりました。従業員数は去年の倍に膨れ上がっていますが、期待していたほどのアウトプットがないのと、世の中の不景気によってここ数ヶ月の収益の悪化が予想されることで、そう言う結論になったのでしょう。
会社がそう言う状況になると、必ず社内がざわつき始めます。
「おい、我々の部署、大丈夫かな?どう思う?」
「今日も株価が下がってるよ。ちょっと不安。」
「このプロジェクト、製品化につながらなかったら...どうなるのかなぁ。」
「どこかに買収されるかな。」
とか。
「雇用凍結」と言うとかなり大事のように聞こえますが、それほど大したことではありません...と私自身は理解しています。今までにも何度かありましたし...
とりあえず...私の場合は...今、心配しておどおどするよりも、しっかりと周りを見回して、来るべき時が来る前に、サクッと次の作戦に移れるように準備をしておこうと思います。