ニューヨークとサンディエゴの7つの違い

アメリカ_ニューヨーク



昨日の夜遅くにサンディエゴに到着しました。



旅行記は後ほどゆっくりとすることにして、この旅行で気付いたニューヨークとサンディエゴの違いについてお話したいと思います。



ニューヨークとサンディエゴの違い...。ニューヨークはアメリカの右上、サンディエゴはアメリカの左下。気候は全く違うのは用意にわかりますね。今回、ニューヨークで約1週間過ごして気がついた、ニューヨークとサンディエゴの大きな違いは、



1.人が多い

ま、当然と言えば当然...かな。サンディエゴにも旅行者は多いのですが、ニューヨークはその数が半端ではありません。どこへ行っても地図とガイドブック片手にうろうろしている観光客が見られます。



言葉もさまざま。英語(British English)、イタリア語、スペイン語、北欧系の言語、東欧系の言語などなど。不思議なことに、日本人にはあまりお目にかかりませんでした。時期が少しはずれているからでしょうか。



2.アフリカンアメリカンが多い

これも当然ですかね。サンディエゴはどちらかと言うとアジア人の多い街です。もちろん、ヒスパニック系も多いですが、ベトナム、フィリピン、中国系が非常に多いです。アフリカンアメリカンはほとんど見ません。



ニューヨークでは、逆にアジア系がかなり少ないですね。旅行者以外はあまり見かけませんでした。ヒスパニックも少ないかな。とにかくアフリカンアメリカンがものすごく多い街です。



3.回転ドアが多い

これは、気候に関係しているのでしょうね。普通のドアの場合、開け閉めするたびに冷たい空気が建物の中に流れ込みます。回転ドアの場合には、それを最小限に抑えることができそうですからんね。



サンディエゴにも回転ドアはありますが、これほどは多くはありません。ちょっとしゃれたホテルやデパートくらいでしょうか。



4.喫煙者がやたら多い

不思議です...。人が多いからなのかもしれませんが、タバコを吸っている人をやたら見かけました。キャリアウーマンと思しき方々も歩きタバコです。公園のベンチに座ってタバコをふかしているビジネスマンとか。タバコがきらいな私の家族にとってはかなり苦痛だったようです。



5.ビジネスピープルが格好良い

ウォールストリートなどを歩いている人たちを見ると、めちゃくちゃおしゃれなんですね。男性はネクタイにスーツ、コート、女性の場合は、やはりスーツにコート。着こなしがうまいと言うか、ビチっと決まっているんですね。サンディエゴの場合は、ノータイ、ジーンズ、Tシャツ、スニーカーでOK。



やはり、ビジネスピープルはスーツですな。



6.東欧系が多い

1にも関係していますが、街で働く人が交わす言葉を聞いていると、ロシアなど、東欧系の労働者がかなりいるのがわかります。サンディエゴだと、ヒスパニックでスペイン語ですが、ニューヨークではロシア語が多いように思いました。



7.どちらを向いてもビルビルビル

これは、サンディエゴとニューヨークの街の規模によりますので、比較はできませんが、とにかく、ニューヨークはどこにいてもビルだらけ。上を向いても、空がようやく見えると感じるほど、ビルが密集しています。田舎モノには疲れます(笑)。






とても有意義なニューヨーク旅行でした。 続きを読む

明日からニューヨーク

アメリカ_旅行



明日から木曜日までニューヨークで休暇を過ごします。



アメリカに10年以上もいますが、トランジットのために飛行場に降り立ったことはあるのですが、宿泊するのは初めてのこと。



ワールドトレードセンターはなくなってしまいましたが、自由の女神とか、ロックフェラーセンターとか観光できるところはまだまだたくさんありそうです。



ブログは出来る限り更新して、ニューヨークで実況中継ができればよいかなぁと考えています。

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アメリカ大学 - 囲い込み作戦?

アメリカ_大学



アメリカの大学の合格発表が行われています。



通常は、3月初めから終わりまでに全ての結果が出ますが、一部、スタンフォードやハーバードなどの私立大学が4月1日に合格発表をするようです。



ですので、今週水曜日で(ほぼ)全ての発表が終わると言うことになります。



カリフォルニアでも、University of California系の大学が3月に入ってから合格発表を始め、先週木曜日、3月26日のバークレー校で合格発表が終わりました。



私立大学には日本で言う「特待生入学制度」のようなものがあって、成績優秀者、あるいは、何か人よりもダントツに秀でたものを持つ生徒が合格発表を待たずに、合格証書をもらうこともあります。





さて、3月に入ってから、いろいろな大学から「オリエンテーションへのお誘い」が送られてきます。



つまり、キャンパスを開放して、合格者をキャンパスツアーに誘うんですね。



「うちの大学は丘の上にあって、静かで、勉強するにはもってこいの環境」

「ドームには、先生もいるので、勉強でわからないことがあれば、納得いくまで話を聞ける」

「学内には4つの図書館があって、すべて利用可能」

「学内中、ワイヤレスLAN完備」

「1000台のマッキントッシュコンピュータを常備し、すべてをレンタル可能」



などなど、その大学の「優れたところ」を宣伝して、成績優秀な大学生予備軍を誘い込もうとします。「囲い込み」ってやつです。



昨日は、LAにある大学がわざわざサンディエゴまでやってきて、その辺りを説明しました。



息子と2人で参加したのですが、日本の大学を卒業している私にとっても、信じられないほどの教育システム、教育レベル、教育環境で、息子よりも私の方がその大学に行きたくなってしまうほどでした。



「お前じゃなくって、親父が受けりゃ良かった」なんて本音が出てしまいました(笑)。



アメリカは、日本と違って、公立大学も私立大学も、お金さえ払えばいくらでも受験できますので、かなりの生徒が複数の大学に合格します。



ですので、大学としても、できる限りたくさんの優秀な学生に来てもらうために、あの手この手を使って、学生を「囲い込み」ます。



「XX大学よりも、うちの方が設備が良いし、この学科のレベルが高い」



とか何とか。



ま、最終的には息子が決めることですから、親父はあまりでしゃばらないようにしています。

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アメリカのガラガラへび

アメリカでガラガラへび



先日、娘からこんな話を聞きました。



彼女のハイスクールの知り合いが、トレールを歩いている際に、ガラガラへびに足をかまれたそうです。



足はみるみるうちに腫れ上がり、倍以上の太さに膨れ上がったそうです。



緊急手術を受け、彼は一命を取り留めました。



興味深いのは、かんだのが小さな子供のガラガラへびであること。



娘が言うには、



「大人のへびよりも、子供のへびにかまれた方が、症状が重い。」



とのこと。



逆のような気がしてまして。大人のへびの方が毒性が強いような気がしません?



話によれば、大人のへびも子供のへびも、毒性はさほど変わらないらしいんですね。では何が違うのか。



子供のへびは、「加減」を知らないとのこと。



つまり、噛み付いたら、毒をすべて吐き出してしまうそうです。



大人のへびは、その辺りの「加減」を心得ているようで、一噛みで足りない場合に、毒を残しておいて、二噛みとか三噛みとか。そう言う知恵があるんでしょうかね。



これからの時期、山道をハイキングする際には、ガラガラへびに気をつけた方が良さそうです。

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7500人のGMの工場労働者が早期退職勧奨制度に同意

ニューヨークタイムズにこんな記事が載っていました。



7,500 G.M. Workers Accept Latest Buyout



7500人!



アナリストの予想をかなり上回る数字だそうです。



45,000ドルの退職金(のようなもの)が与えられるそうです。



たった45,000ドルの退職金で7,500人が退職するんです。工場労働者とは言え、少ないですね。



現在の工場労働者は、長時間労働で給与もかなり高いそうです(トヨタなどの日本車メーカと比較しても)。



作戦は、この長時間労働者を切って、労働賃金の半額ほどの労働者を雇いなおすと言うことらしいです。



記事にはそれ以上のことは書かれていません。



でも、思うに...



早期退職者が、今までの半額ほどの給料でまた工場に戻るんじゃないかと。



会社としては、熟練工を今までの賃金の半額で雇えますし、労働者側は給料は下がりますが、引き続き働くことができる...。こんな考え方はできないですかね。



どこもかしこも、あの手この手を使って経費削減に必死です。



ちなみにうちの経費削減策は、



・フリードリンク(ボトルウォーター)の廃止(まだジュース類は生きてます)
・食堂の補助カット
・出張時利用の航空運賃→エコノミー
・蛍光灯数半減(廊下とかトイレとか。オフィスも)
・月1度のフリーランチ取りやめ
・昇給半年先送り




この程度かな。これでとりあえずはやっています。



今の時期はじっとしているしかありません。

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