何と言うか...
新しい時代の幕開けと言うか...
この瞬間を待ち望んでいたアメリカ人がどのくらいいるのか...
米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領の誕生です。
就任時の支持率は80%を超えているとか。
ここ、「アメリカ企業」でも、皆さん、今朝はPCの前に釘付け。
東海岸時間午後12時、西海岸時間午前9時に就任式が始まりました。隣のケビンはすでに、どこかのニュースサイトに接続してビデオを見始めていました。その隣のミルトン、そのまた隣のフレッドも、全員がPCで就任式の模様を伝えるビデオストリーミングに釘付け。
それほど影響力が大きいと言うことなんですね。米国民全てがオバマさんに絶大なる期待を寄せていると言うことです。
誰が見ても今のアメリカ、いや全世界は前途多難。その火種はもちろんアメリカ、前大統領のブッシュさんによってまかれました。
尻拭いではありませんが、オバマさん、ここが腕の見せ所。全世界の期待を背負って、どう政策を進めていくのか非常に興味があります。支持率を今まで以上に上げることができるのか、期待はずれで、支持率が急降下するのか、様子を見ていきたいと思います。
個人的には、このような「クール」な人が大好きです。どこから見てもすごく格好良いです。
オバマを応援します。
以下、オバマ大統領就任式のビデオです。もしかしたら、リンク切れになる可能性はありますが、載っけておきます。
パートI
パートII
そして朝日新聞から
REMARKS OF PRESIDENT BARACK OBAMA
カテゴリー: アメリカ生活
オバマ米国大統領就任式
また一つ消えた...
先週、金曜日、アメリカ第2位の家電量販店のCircuitCityが倒産しました。全米に560店舗、カナダに65店舗を持つかなり大きな電気屋さんです。
去年の11月に、「皮肉なもんだなぁ... 「倒産しました!」セール」と言う記事を書きましたが、サンディエゴにはそれに続く大きな倒産になりました。
また同じような話になりますが、この電気屋さん、普段から「何かおかしい」と思うような営業体制でした。
まず、店に入ると、やたら店員が多い。接客に忙しければ良いのですが、何もすることがなく、プラプラして、他の店員と談笑していました。かと思えば、他に暇な人間がたくさんいると言うのに、レジが1つしか開かず、買い物客の長蛇の列。
何か質問しても、品物もどこにあるかわからず、店内を右往左往。挙句の果てには、「オンラインで手に入るから」...。あごが落ちます。
この状況、「何か間違っている」と思っていました。
案の定、倒産のニュース。
記事によれば、一昨年の春、アホのCEOが経費節約のために、経験のある営業を3000人ほど切り捨て、賃金の安い未経験者と置き換えたとのこと。これで、かなりの経費が節約できたため、このアホCEO,数百万ドルのボーナスを手にしたとか。今はすでに首になっているようですが。
去年の11月中旬に破産法を申請。それから特に大きな動きがなかったので、持ち直したかと思っていたのですが。
私は行かなかったのですが、この週末には、「倒産しました!セール」を大々的に行ったそうで。市価の30%程度で商品が買えたそうです。
まぁ、今回の場合は、倒産すべくして倒産したと言う感じです。
アメリカで携帯
さて...
英会話の話は少し置いておいて...
少し携帯の話でもしましょうか。
アメリカの携帯電話ははっきり言ってチョーダサいです。
日本のようなワンセグ機能があるわけでもなく、カメラの画素数が大きいのでもなく、絵文字が書けるわけでもなく...
「使えれば良し!」
の世界です。
一世を風靡しているあの「ブラックベリー」スマートフォンも、日本のスマートフォントと比べるとまだまだダサいです。
なぜダサくても売れるのか。それは、
・安い
・使いやすい
・壊れにくい
を基準に選ばれているからだと思います。だから、ノキアやモトローラ製の電話がよく売れたんでしょうね。
でも、モトローラーのRazrフォンが出始めてから徐々に状況が変わりつつあります。最近、SamsungやLGなどの韓国勢の携帯がアメリカに入り始めて、変化にスピードが付き始めています。でも、まだまだ、日本や韓国に比べるとデザインや機能的には1年くらいは遅れているかもしれません。
若者向けを中心に、デザイン性を重視した携帯が出るようになってきているようですね。あとは、テキストメッセージをガシガシ打てる携帯とか。いろいろな色をラインナップにそろえている携帯も出始めています。
アメリカのキャリア(通信事業者)は大雑把に分けると、
・AT&T
・T-Mobile
・Sprint
・Verizon
の4社。他にもサンディエゴにあるCricket Wirelessのような小さな事業者もいくつかありますが、この4社がユーザーの大半を占めています。
AT&TとT-Mobileの携帯はGSM、WCDMA方式で、契約内容によっては、ヨーロッパやアジア、他の地域で使うことができます。SprintとVerizonは日本のauと同様にCDMA2000方式を使っていますが、使っている周波数帯が違いますので、日本で使うことはできません。
全米カバー率から見ると、AT&TとVerizonが他の2社を大きく引き離しています。契約者数もこの2社が他の2社よりもはるかに大きいでしょうね。
使用料は、各社とにかくいろいろな通話プラン、データプランがあるのでよくわかりません。言えることは、ファミリープランを契約すると若干安く使えると言うことくらいかな。販売店に行っても、このプランをすべて理解していてお客さんに説明できる店員はほとんどいないんじゃないかと思います(笑)。
どこで購入することができるか...普通は、大きなショッピングモールには、各社の販売店が入っていますし、モールの通路には必ず「キオスク」があって、各社の携帯を売ろうと、おにーちゃんたちが客引きをしています(引っかかりやすいので買う気がなければ近づかないように)。
あるいは、サンディエゴにある「サンテック」や、「Zion Market」の中にあるセルフォンショップのように、日本人向けや韓国人向けに各社の携帯電話を取り扱っている販売店もたくさんあります。
そのサンテックですが、何種類か日本のソフトバンク製の携帯電話が販売されています。Samsung製やHTC製で、世界各国で使用できるように、対応周波数帯が多い機種のようです。ただし、インターネット接続やSMSとか日本で使える機能がすべて使えると言うわけではありません。ソフトバンク製の携帯は裏技(?)を使ってT-Mobileで使えるようになっています。
携帯電話を購入する際に気をつけなければならないのは、こちらで働いていないような、留学生の方とか、旅行者の方は、契約の際にかなり高額な費用を請求されると言うことです。私も又聞きなので断言はできませんが、もともと旅行者や留学生の方は、アメリカでのクレジットポイントがありませんので、「信用」がないと見られて、その保険(のようなもの)として多額な費用を請求するようです。ですから、皆さん、かなり苦労されて携帯をゲットされているようです。
この世の中、携帯がないと生きていけませんよね。
英会話 どうすればうまくなる?
2年も前の記事ですが、こんなことを書いていました。
英会話って...?
すでにティーンエイジャーになっているうちの子供たちがアメリカに来たばかりの時の話です。
今じゃもちろん日本語よりも英語の方が堪能。自分の気持ちを正しく表現できる言語は日本語ではなくて英語...だと思います。
小学校まで毎週末、日本人補習校に通っていたのですが、週末のアクティビティに支障をきたすためにやめてしまいました。それから、あれよあれよと言う間に彼らの日本語力がみるみると落ちていきました。
もちろん、家では強制的に日本語を使わせていますが、彼らと話しているといらいらするほど日本語がわかりにくい。しまいには、「いーから、英語で言ってみろよ」ってな具合になることもしばしば。
でも、日常会話であれば特に問題になるレベルではありません。一人で日本に行っても「外人」扱いされることもないでしょうし。一昨年日本に一時帰国した際には、昔いっしょに学校に通った友達と会っていろいろと話したみたいだし。
彼らの頭は2つに割れてると思うんですね。日本語用の頭と英語用の頭。
その間には数本の橋が架かっていて、必要に応じて情報がそれぞれの頭を行き来しているって感じ。
日本人と日本語で話しているときには、主に日本語の頭を使っていて、もし、そこに必要な情報がない場合には、橋を通して英語の頭から情報を引っ張り出しているって感じでしょうか。橋の途中にある「トランスレーションセンター」を通して、英語を日本語にして、日本語の頭に入れる。
アメリカ人と英語で話している場合は、それらの橋は「ロンドン橋」ではありませんが、完全に開かれている状態で、情報が行き来できないようになっている。
だから、彼らにとって「日本語を勉強する」と言うことは、日本語の頭を鍛えて大きくすると言うことなのでしょうね。
「英語を勉強する」と言うのはその逆。
英語の頭と日本語の頭とでは、その鍛え方も全く違うと思うんですよね。
そこには「言語」だけではなく、「文化」とか「環境」とか言うものもあるのでしょうね。
「この日本語を英語に訳すとこうなる。使っている単語も文法も全く間違いない。でも、それをアメリカ人に使っても全く通じない。」ってこと結構ありますね。これは、文化とか自分の置かれた環境の違いから起こることだと思うんです。当たり前かな...。
ではどうすればアメリカ人と互角に戦えるほどの英会話力を養うことができるのか?
これはあくまでも私個人の考えですので、全く正反対の考えを持っていらっしゃる方もたくさんいると思いますので、そのつもりで聞いてくださいね。
よく、「NHKのラジオ英会話を3年間続けて聞いて勉強したので、英会話がぺらぺらになった」と言う人たちがいます。あるいは、「駅前の英会話教室に通って英語を勉強したので、TOEICが900点台になって、アメリカ人とぺらぺら話すことができるようになった」と言う人たちも結構います。
確かにこれらの人たちは、英語能力がべらぼうにアップして、英語がぺらぺらになっていると思うんですね。それは間違いのない事実です。一般の人たちに比べれば、海外出張に行って現地人とぺらぺらビジネスすることくらい全く問題はないんです。
でも...英語のネイティブスピーカーは、このような人たちと会話する時には、必ずワンクッション入れているんです。どう言うことかと言うと、「彼らは日本からやってきて、われわれとビジネスをしようとしている。外国語として英語を話している。立派な人たちだ。」と考えているかどうかはわかりませんが、似たような気持ちがあると思うんですね。だから、日本人と話すときには、よーく聞こうとしているんです。少しぐらい変な英語でも、理解しようとするんです。あるいは、変な英語は理解せず、ポイントのみを理解しようとする。
あるいは、リュックサック(古い!)を背負ってデジカメ片手に、サンタモニカ辺りをきょろきょろして歩いている人には親切に声を掛けて、いろいろと教えてくれるアメリカ人、いますよね。あなたは観光者で、日本から来ています。彼らもそれは理解しています。「あそこには、これこれこう言うものがあって、絶対に見て損はないよ。」と話すときには、わかりやすい英語を使ってくれます。
少しがっかりですかね?
でも、実際そうなんです。残念ながら。日本人と話をするときに、努めてゆっくりと話をする人も結構います。しかもわかりやすい英語で。スラングなど使わずに。
何か、タイトルからかなり話がずれてきてしまいました。
だからどうすれば良いだよ?
「英語脳を鍛える」とか言いません?どこかで聞いたことがあるような気がするのですが。
私はこれに尽きると思っています。
私の子供たちの話とか、私の会社の同僚とか、友人とか、あらゆる人、あらゆることから総合的に考えると、英会話力をつけるには、「英語脳」を鍛えると言うことだと思うんです。
じゃぁ、どうすればいいのよ...
少し長くなりましたので、次回に回しますね。ネタがなくなったので、次に書くときまでに考えるとか...そんなことはありませんって(笑)。
では今日も一日がんばりましょう!