日本の新聞にも出ていますが、次期大統領のオバマさんらのチームが、この2月17日予定の、アナログから地デジへの全面切り替えの延期を決めたようです。
ただ、ブッシュ政権、共和党からの反対が多いため、まだ確定ではありません。
延期の理由は、
・アナログテレビを使っている家庭への、地デジ切り替えのためのコンバーター購入用クーポン支給が遅れていること
・この世界的不況の中で、すでにクーポン支給のための13億ドルの予算が尽きようとしていること
・農村地区や高齢者層、貧困者層への援助の準備が整っていないこと
などのようです。
クーポン支給に関しては、すでに110万のクーポンがウェイティングリストになっているようです。
ブッシュ政権から言わせると、この日のためにすでに莫大な費用を費やしているのに、いまさら延期できるかと言うもの。クーポン支給の遅れは、2月17日の期限までには解消できるはずと見ています。
放送局側は、どちらを支持すると言うようなコメントは出していないようですが、クーポン支給の遅れは何とかなると考えているようです。
消費者の立場から考えると(私見ですけどね)、延期されるとか予定通り始まるとかは別に問題ではなく、アナログからデジタルへの移行の間のブランク(テレビを見ることができない期間)がなければ良いと言うことじゃないですかね。
そのために、さらに周到な準備が必要であれば延期すれば良いし、アメリカ全国民がフラストレーションなしに予定通り2月17日に切り替えを迎えることができれば、予定通り始めればよいし。
ごちゃごちゃ言ってないで早く方向性を決めてくれりゃ良いんですよ。
カテゴリー: アメリカ生活
アメリカ デジタルTV放送 延期か
パワー全開! Go Chargers!!! その2
まだ興奮が冷めません。
ブログの趣旨に反しているかもしれませんが、うれしいことはうれしい。
YouTubeでビデオを見つけました。お楽しみください。
パワー全開! Go Chargers!!!
From Union Tribune
今日のサンディエゴは、今週日曜日以上に盛り上がっているでしょう。
やりました!一昨年のスーパーボールを制した、インディアナポリス・コルツに勝ちました。
正直、4thクオーターの1分前まで負けると思っていました。17対13。
でも、今シーズンのチャージャーズには勢いがあるのでしょう。残り31秒で、26ヤードのフィールドゴールを決めて17対17で同点。
でも、コルツには、2回のタイムアウトがありますし、あのペイトン・マニングなら残り30秒もあれば、ボールをゴールそば30~40ヤードまで寄せて、フィールドゴールで十分逆転する可能性があります。
もう、ドキドキ。
とりあえず、4thクオーターは無得点に抑えたチャージャーズ。
で、オーバータイム。
このオーバータイム、私はアメフトでは初めて見たのですが、先に得点を入れた方が勝つとのこと。ポストシーズンでは25回目のオーバータイムゲームだそうです。
運良く、チャージャーズが攻撃の権利をゲット。これはもしかすると...いけるかも...
やはり、彼がやってくれました。ダレン・スプロールズ。例の5フィート6インチ(165センチ)のランニングバック。大男の間をスルスルと22ヤードも駆け抜け、一気にタッチダウン。
はずかしながら、一人でテレビの前で飛び跳ねてしまいました。大興奮。
あと、AFCディビジョナルとAFCカンファレンスチャンピオンシップで勝てば、念願のスーパーボール出場。
とりあえず来週はAFCディビジョナルプレーオフでピッツバーグ・スティーラーズと対戦。
楽しみができました。
New Year’s Eve Party
もう一度。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、昨日、そうアメリカ時間の大晦日、いたるところでパーティが行われます。
うちの子供たち、ご存知だと思いますが、すでにティーンエイジャーのハイスクーラーなんですが、昨日の大晦日は二人とも友達の家にお呼ばれ。
New Year’s Eve Party
をするそうな。
今までも「New Year’s Eve Party」なるものを聞いたことは何度もあるのですが、「みんなで食事して新年を迎える」程度にしか考えていませんでした。
ま、簡単に言ってしまえばその通りなのですが、そこには何かルール的なものがあるようなのです。
まず、パーティーの始まる時間なのですが、大体午後8時とか9時くらいから。アメリカ人がよくやるパーティと比較すると、かなり始まる時間が遅いようです。
で、ほとんどの場合は「ポトラック(potluck)」と言って、パーティーで食べるものを皆で持ち寄ります。ちなみにうちの子供たちが持っていったものは、息子がタマゴサンドイッチ、娘はブラウニー。二人とも自分で作って持っていきました。
大人が加わるようなパーティにはもちろんビール、ワインなどの酒類が用意されています。昨日何度か目撃したのですが、住宅街をワインのビンを片手に、グラスを持って歩道を歩いていたサンダル履きの夫婦がいました。恐らく近所のパーティーに参加する予定だなのでしょう。
で、パーティが始まります。ものの数時間、年が明ける前に、大人たちは完全に「出来上がり」ます。話によれば、「ベロベロ」状態。
子供たちは、皆でいろいろなゲームをして楽しみます。そこにへべれけに酔っ払った大人たちがチャチャを入れます。
宴もたけなわ。でも11時45分ごろにはテレビをつけ、新年を迎える「カウントダウン」を待ちます。
で、午後11時59分には、正体不明になった大人たちも含め、全てがカウントダウンを始めます。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1...「Happy New Year!!!」
夫婦や恋人たちは、チュッチュ、チュッチュ、キスをしています。友達同士はハグし合います。両手を空に向けてガッツポーズ...など、皆さん思い思いに新年を迎えるんです。
昨日の記事、「A Happy New Year 2009!」のYouTubeのビデオをご覧になって気づかれた方もいらっしゃると思いますが、アメリカの場合、年が明けてから「蛍の光」が流されます。日本の場合は、年が明ける前が蛍の光ですよね。
だからわれわれ日本人にとっては何となく違和感があります。これも文化の違いの一つなのでしょうか、それとも、アメリカ人と日本人が持つ「蛍の光」のイメージの違いなのでしょうか。良く知りませんが...。
で、皆で新年を迎えた後、大人たちはまだ飲み続け、子供たちはゲームに戻ります。
パーティーは大体午前1時にお開きになるようです。
もう一つおまけ。
12月31日はフリーウエーはもっとも危険な状態になっているとか。もちろん飲酒運転のドライバーが多いからですね。こちらがしらふでも、相手が酔っ払っていれば事故に巻き込まれる可能性があるってことです。ですから、昨日は警察が白バイ、パトカーを総動員して取り締まりにあたったとか。
私ですか?家内と二人で心静かに新年を迎えました。もちろん、年越しそばは、丸ちゃんのてんぷらそば。