クリスマスも終わり、アメリカはふつーの生活に戻っています。企業人たちは今日も大忙し。朝夕の道路の渋滞はそれほどでもありません。クリスマス休暇に引き続き、正月休みを取っている人たちが多いので。私もそのうちの一人。
さて、みなさんは、クリスマスのプレゼントに何をもらいました?旦那様や彼氏から指輪のプレゼント?奥様や彼女から手編みのマフラーやセーターをプレゼントされたとか?
うちは...、子供たちから、カクテルグラス、大学のマスコットの置物などをもらいました。子供たちへは、Wii。当然われわれも楽しむため(爆)。
テレビのコマーシャルでは(レクサスだったかな)、旦那様が奥様に、車をプレゼント。夜のうちに車に真っ赤なリボンをかけ、奥様がクリスマスの朝、目を覚まして、外に出ると...
「オー・マイ・ガッー」
真っ白なレクサスが...
奥様、旦那様に抱きついて、あつーいキッス♪
こんなの、コマーシャルの世界だけ...と思っていたのですが...実は、実際にありました。
うちの娘の親友。歳は16歳。
クリスマスの朝、外に出てみると...
「オー・マイ・ガッー」
真っ赤なリボンの付いた真っ白のフォード・マスタングが...
しかもフルオプション。ナビ、リアカメラ、サテライトラジオなどのガジェットの数々。
お父さんから、キーを渡され、エンジンをかけてみる。
「ヴォ~~ン」
と言う、太いエンジンシリンダー特有のズシっとくる音。
「Thanks, Dad!!!」
とお父さんに抱きついて、「チュ-」をする娘。
このお友達、以前も、このブログに登場したことのある、超お金持ちのご令嬢。
その話を聞いたうちの娘。
「私も欲し~い」
と一瞬夢の世界へ。すぐに現実の世界に戻ってきましたけどね。
こんなこと、一生に一度でよいからやってみたいですよ、ほんと。
クリスマスプレゼントは?
Trip to Las Vegas
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順番が前後してしまいますが、ラスベガス旅行記です。
前の記事でお話しましたが、先週金曜日午後から月曜日にかけて、ラスベガスに滞在しました。
ポーカーや、ブラックジャック、スロットマシーンをするためではなく、娘のオールスターチアーリーダーのコンペティションの応援のため。
2年間ほどブランクがありますが、もう何年も前からラスベガスでのコンペティションに参加しています。以前は年に2回ほどありましたが、今シーズンは今回の1回限り。
ですので、サンディエゴ-ラスベガス間、往復960キロの旅は、これで...何回目かな...。10回はしてないかな...。
宿泊ホテルは、最近はいつも同じ、ニューヨーク・ニューヨーク。古くもなく新しくもなく、ほどほどの部屋代で宿泊でき、しかもコンペティションの会場MGMに近いから。
サンディエゴからは、先日の記事でお話したI-15でひたすら北上。途中、Temeculaを抜けてI-215に乗り換えますが、100キロほど北上してまたI-15に戻ります。それからひたすら北上を続けること320キロ。めでたくラスベガスに到着。
地図で見るとこんな感じ。
今の時期、雪のBig Bearが右手に見えます。
超高燃費のSUVで480キロを一気に走り切るのは、不可能ではないのですが、少し不安があるので、たいていは、サンディエゴ-ラスベガス間のちょうど中間地点のバーストウ(Barstow)で休憩がてら給油をします。ここまでが、大体2時間から2時間半程度。
バーストウからひたすら砂漠の中を北上すること2時間ほどで、めでたくラスベガスへ到着となります。
I-15は街中でない限り、制限速度は時速70マイル。実際には70マイルで走行車線を走っていると、後ろからあおられるんですけどね。私もだいたい85マイル~90マイルくらいではしっています。もちろん、CHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)がいないことを確認の上での話ですけどね。かみさんや娘には「出しすぎ~」と怒られていますが。
さて、勝手知ったるラスベガスに到着後は、お決まりのお食事。ふつーは、どこかのホテルのビュッフェで食べるのですが、今回は、夜、練習があると言うことで、ニューヨーク・ニューヨーク1階にあるイタリアンレストラン、Il Fornaioでささっと済ませました。お店の名前、いまだに読めません(涙)。
こんな感じのもの。別にどうってことありませんが、味はまぁまぁです。割とお勧めかもしれません。
で、練習を終え、部屋に戻り、明日に備えてその日は早めに就寝。寝る前に、部屋の窓から望む、ストリップ通り界隈を写真に収めてみました。部屋の明かりが多少反射しているので見にくいかもしれません。
コンペティションの行われるMGM。
私の好きなHooters(爆)。
翌日、娘の出番は午後からなので、少し遅めの起床。朝食をレストランで取るのは高く付くので、家から持参したCostcoのクロワッサン、インスタントスープに紅茶で済ませます。ラスベガスのホテルは部屋にインスタントコーヒーサービスがないので、湯沸しポットがありません。うちは、毎回、簡易湯沸かし器を持参します。倹約家でしょ?いや、「ケチ」とも言うかもね。
ブログ用にまた数枚、部屋の窓からの風景を写真に撮ってみました。
コンペティションの行われるMGM。昼の図。
私の好きなHooters(バキっ\)とTropicana(トロピカーナ)。下のほうに見えるのが、ニューヨーク・ニューヨークのローラーコースター。1回転とかひねりとかあって、結構楽しめます。
あちらの方に見える3本のビル。勉強不足でわかりません。何と言うホテルでしょう。その向こうにみえる山なみはグランドキャニオン...かな...。
そうそ、ニューヨーク・ニューヨークではZumanityと言う18禁ショーもやってるとか。今回、うちは見ませんでしたけどね。
で、土曜日と日曜日の午後と、2度にわたり娘の出番がありました。結果は、宿敵を倒し、National Champion。800ドルの賞金をゲットしたとか。
日曜日の夜、娘はチームメートとコーチといっしょに、祝杯ならぬ、「祝コースター」で勝利をたたえあったとか。話によれば、unlimitedのチケットを買って、皆で乗りまくったとか。親父は若い子にはついていけません...。
さてさて、翌日は...すでにご存知のとおり。こちらをご覧いただければわかります。
アメリカのフリーウエイの走り方
ラスベガスについて、ご質問、ありますか?
クリスマス休暇に入る前の挨拶は?
これについてのご質問が結構多いようなので...。
確かに、ご存知のない方が結構いらっしゃるようです。英語の教科書に載ってないのかなぁ。
日本の場合、冬休みに入る前、会社を出る際、「良いお年を!」とか、「今年1年、お世話になりました。来年もよろしくお願いします!」とか言いますね。
アメリカ...と言うか、英語圏の場合、これをどのように英語で言うのでしょう。
私もアメリカに来たばかりのときは、何と言ったら良いのかわからず、
“Thank you for …”
と日本語を英訳して言っていたような...。
さて、実際にはどう言うかと言うと、
“Merry Christmas!”
これだけ。あるいは、
“Merry Christmas and you have a Happy New Year!”
または、
“Merry Christmas, Happy Holidays and a Happy New Year!”
3つ目を知っていれば、全く問題ありません。これは、
クリスマス → クリスマス後の休暇 → 正月
をまとめて言ったもの。
日本語で書いてみると、
「メ~リ~クリスマ~ス、ハッピーホリデイズ、アーンド ア ハッピーニューイヤ~~~!」
と1つ1つ多少大げさに発音すると格好がつきます。
このほかにもいろいろな言い方があると思いますが、私は知りません(汗)。ネットで調べましょう。
簡単ですよね。悩むことはありません。どんどん使いましょう!
クリスマス休暇前日
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ほとんどのアメリカ企業は、明日、12月24日からクリスマス休暇に突入します。
正確に言うと、Christmas Dayは12月25日。もっと正確に言うと、クリスマスは24日の日没後から始まって、25日の日没で終わるそうです。つまり、クリスマスイブは24日の日が沈んでから。ですので、明日は出勤、25日が休みと言う会社もあるようです。クリスマスのホリデーシーズンに突入しますので、サービス業は無休でかき入れ時。あちこちでクリスマス商戦真っ盛り。
うちの会社では...
みなさん、どことなくソワソワ。今日のスモールトークは、
「明日から、休みだな。この休み、何かするの?」
「ロスの親戚の家に行こうと思ってる。」
「家でリラックスかな。」
「アトランタにいる両親に会いに行くつもり。」
てな感じ。
ちなみに、以下は日本で言うところの「行き先明示板」。出張や休みは社内イントラネットのこのページに記入することが義務付けれられています。
うちのグループは国内外全拠点合わせて80名ほどいるのですが、そのうちの4分の1は長期休暇を取るってことです。4分の3はカレンダー通りの休み。みなさん、よく働きます...。
会社によっては、日本のごとく「年末の大掃除」をするところもあるようです。うちはそのような「行事」はありませんが、以前、勤めたことのある会社では、休暇前日の午後は仕事をせず、自分の身の回り、ラボなどを掃除。掃除し終わったら帰宅が許されます。早い場合は、午後3時ごろ帰宅が始まります。
かなりの企業でそのような「行事」が行われているようで、休暇前日のフリーウェイでは、午後3時前から帰宅ラッシュが始まります。その車の量は想像を絶するほど。めちゃ混み。
車のフロントグリル部分に、クリスマス用のリースをくくり付けている車があちこちにいます。日本のしめ縄と同じ感覚ですかね。車の周囲にクリスマス用のイルミネーションランプを貼り付けている車もちらほら。みなさん、思い思いにクリスマスシーズンを楽しんでいるようで。
下は、午後12時21分と午後3時54分現在のサンディエゴカウンティーの道路状況。黄緑→黄→赤と、車の多さで色分けされています。ちなみに、下の道路状況図で、青色部分がダウンタウンで、赤色部分はオフィス街が点在しているエリアをあらわしています。その辺りから交通量が増えているのがわかりますね。
4時前にすでに、自宅への大移動が始まっているのがわかりますね。
さて、私もぼちぼちゴール前の「流し」状態に入ろうかな...って、すでにこのブログ記事を書いてるので「流し」状態か...。机の周りを整理して...と。
ではどちら様もメリークリスマス!
アメリカ バルーン事件判決出る!
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例のバルーン事件の判決が出たようです。日本語のニュースはまだ出ていないようです。ちょっと優越感を感じるかな(笑)。
判決を見ると、かなりの情状酌量された感じ。世間を騒がせた罪は重く許されませんが、小さな子供3人を抱える父親、母親。裁判官も今回は大目に見てくれたのかも。
まず、父親のリチャード・ヒーン。30日間の拘置。その後、60日間は外での労働が許されます。夜は拘置所で過ごすこと。さらに100時間のコミュニティーサービス。
母親のマユミ・ヒーン。20日間の拘置。ただし、父親のリチャードの「お勤め」が終わった後。それも、かなりフレキシブルで、10週間、週末を拘置所で過ごすと言うもの。つまり、片親が拘置所にいても、もう片方が3人の子供の面倒を見ることができると言うことです。さらに、120時間のコミュニティーサービス。
双方とも、執行猶予4年。
この判決の条件として、「今後、少なくとも4年間は、この事件から発生するいかなる利益も受け取らないこと。」だそうです。
このマユミさん。まだアメリカ市民ではないようです。永住権を持つ人も含めて、外国人がアメリカ国内で犯罪を起こした場合、自国へ強制送還されるのが普通ですが、今回の場合、マユミさんの家族に献身的に尽くしている日ごろの行いがよかったようですね。
裁判官は、今後、この事件を模倣する人間が出ないよう、これでも、かなり厳しい判決を下したとか。
Hoax(悪ふざけ)も度が過ぎるとよくありません。やめましょう。
From Ed Andrieski/AP