先日の日曜日でThanksgiving Holidayは終わったのですが、私の近所
の住人、と言うか、お父さんたちは、休みを利用して、家族のために一生懸
命あることをしていました。
何だと思います?
日本じゃまだ早いかもしれませんね。12月に入らないと始まらないかな?
そう、クリスマスの飾りつけ。
日本人の感覚からすると、まだちょっと早いんじゃない、って感じですが
こちらは、Thanksgivingが終わると、もうクリスマス気分。
会社の帰りに、私の住む住宅街を通ると、そりゃもう大変ですよ。
お前、この時期にここまでやるかぁ?と言うほど、派手な飾りつけ。
赤、白、緑のライトが点滅し、玄関の前では、サンタクロースや雪だるまが
お客さんをお出迎え。
フロントヤードには、そりを引く数頭のトナカイ。何と、こちらを向いて、首
を振っています。何と、手の込んだ...。
見慣れてるとは言え、いつも感心しますよ。お父さん、頑張ったんだろう
なぁって。
Thanksgiving Holidayの後は?
アメリカ流履歴書-はじめに
本題に入る前に、お約束どおり、前置きを少し...。
これから履歴書作成についていろいろと説明していくわけですが、最終的
に言いたいことは常に1つなんですね。それが最終目的にもなるわけです
が。
「狙った企業に対して、自分を強烈に印象付ける」こと。これが、履歴書を
書く上で最も大切なことで、最終目標でもあります。
企業は、あなたのレジュメを読んで、あなたと面接をする前に、あなたが
そのポジションにふさわしい人間かどうかを感じ取りたいんです。
難しい注文ですよね?確かに...。
理想的な仕事にありつくための最初のステップは、理想的なレジュメとカ
バーレターを書くことです。これがなければ、面接にたどり着くことは、ま
ずありません。
まずは重要なステップからご説明しましょう。
あなたのレジュメは求職活動の際、「最前線」に置かれます。いいですか。
「最前線」です。「名刺」と言っても良いかもしれませんね。
ドラマとか、物語的である必要はないんです。と言うか、そんな風に書かれ
ていたらかえって逆効果かも。
数ページに渡って、あなたのすべてについて書かれていなければなりま
せん。それも、非常にうまく、読み手の気を惹くように。
書き方については、追々お話していこうと思います。何度も言いますが、
重要なのは、企業の気を惹くこと、強烈に印象付けることです。
私は、真面目に求職活動をしている人たちのために、これからこのブログ
で記事を書いていこうと思っています。困ったときに、あそこにあんなこと
が書いてあったなぁなんて思い出していただけるようなものに出来たらと
思っています。何と言うか、「履歴書ガイドブック」みたいなもの。
レジュメを書くスキルを上げることが出来れば良いんですけどね。レジュメ
もバッチリチューニング出来て。
効果的な言葉を使って、あなた自身を上手に売り込める方法をご提供出
来れば良いのですが。
書類の山に埋もれてしまうようなレジュメではなく、書類整理箱の一番
上に来るような、そんなレジュメにしたいですね、ほんと。
偉そうなこと言って、期待はずれだったらどうすんだ...。なんて...。
とにかく始めてみることにします。はずれかどうかは、見てみないと分か
りませんよ(笑)。
ではそう言うことで。次回をお楽しみに。
ご意見、お待ちしております。
Resume(レジュメ-履歴書)の書き方
ある方から、こんな質問を受けました。
Masaさん、5社も会社変わってるんだから、Resume(レジュメ-履歴書)
の書き方、完璧に理解してるんでしょ?ちょっとテクニックを教えてくれな
い?
確かに、5社、アメリカで会社を移っていますが、私のレジュメが良いとは
自分で思っていないんですよね。
ご存知のように、私は技術屋なんですね。技術屋のレジュメってすごく書き
易いと思うんです。時系列で自分が何をやってきたかを職歴として書いて
行けばよいので。
別に、面接官を煙に巻くような書き方をしなくても、自分が知っている技術
用語を淡々と書いていけば、それなりのものが出来てしまいますから。
思うに、営業とか、マーケティングの方々のレジュメって、結構書くの、難
しいんじゃないですかね。技術用語ってのがありませんから、いかに、面
接官に「お、こいつなかなかすごいことやってるじゃん」みたいに思われる
ような言葉をちりばめなければなりませんよね。
まぁ、いくらレジュメがうまく書けていても、実際の面接になれば、化けの
皮がはがれますから、それほど重要じゃないんじゃないかとも思ったりす
るんですね。
最近(に限らず)は、求職者の数が多いですから、極端な話、レジュメを
データベースに取り込んで、キーワードで検索して、それでピックアップさ
れるもの意外はゴミ箱へ、なんてうそのような噂を聞いたりもします(本
当かどうか真偽のほどは定かではありませんので、あまり落ち込まない
ように)。
このブログに興味を持ってくださって、ちょくちょく私の記事を読んで下さっ
ている方の中には、アメリカで働くために必死に求職活動をされている方
もいらっしゃいますので、ここで、Masaが人肌脱がなければならないか
なぁなんてことを考えたりもしてます。
そこで、この10年間で、5社の難関(???)を通り抜けてきたMasaが、
ここで、レジュメ講座なるものを開いてもよいかなぁなんてことを考えて
います。
あくまでも、私の目で見て、感じたことを書きますので、それが、世の中
すべてのレジュメに当てはまると言うことは全くありません。
もちろん、記事を書くために、新しい情報を仕入れますので、古くて使い
物にならんなんてことにはならないと思います。
どれくらいの方が、このブログにご訪問くださっているか、詳細は不明
ですが、とりあえず、始めてみようと思います。
カテゴリに「アメリカ流履歴書講座」なるものを作りますので、バックナ
ンバーにはそこからたどり着くことが出来ます。
ご意見がありましたら、コメントいただけるとうれしいです。
では、頑張って始めてみましょうかねぇ。
アメリカ企業で働く場合に必要になる英語力
ピュアなアメリカ企業で働いている私の英語力はどの程度か、興味がある
かもしれませんね。
TOEICで何点くらいなんでしょう。実は怖くてアメリカへ来てからは受けたこ
とがありません。アメリカ人とバリバリ話しながら仕事をしているんだから、
相当良い点が取れるはずだと自分自身でも信じきっているので、怖くてテス
トなんか受けられません。と言うか現実を知るのが怖いだけだったりして(笑)。
日本からアメリカに来る時、確か10年くらい前ですが、TOEICで700点ほど
取ったのを覚えています。その会社では、その点を取れば、技術者としてア
メリカに駐在できるレベルでした。
少し自分に自信を持ちましたよ。「俺って結構英語力あるなぁ」などと思って
ました。
で、アメリカに赴任第一日目、自分の英語力の低さに落胆しました。相手の
話していることが、半分以上分からないんですから。理解力は2~30%くら
いでしょうか。知っている単語がポロポロと出てくるのは分かります。でも、
今まで聞いたこともないような言い回しがたくさん。
例えば、”How’re you doin’?”、”What’s up?”。知っている人は、知って
いると思いますが、中学や高校の教科書には載っていませんでした。
また、単語を知っていても、それをどういう場面でどのように使うかが分かっ
ていなかったのです。
良く言いますよね、「相手の話を聞いていて分かるんだけど、話せない。」
って。あれ、本当は聞いていても分かってはいないと思うんですよ。
相手の口から出てくる、自分の知っている単語をつなぎ合わせて、ただ想
像しているだけに過ぎないんですね。
相手の英語がほとんど分かっていれば、つまり、相手がどのような言い回し
で話しているのかが、理解できていれば、当然、自分もそのように話し返す
ことが出来るはずですよね。
でもそれが出来ないと言うことは、相手の口から出てくる一語一語が耳に
入ってきて、それを頭の中で理解できていないってことでしょう。
一語一語を頭の中で理解するってことは、頭の中で英語を日本語に訳すっ
てことではないですよね。英語が頭の中に、すぅ~っと入ってきて、それを
イメージとして理解するってことなんです。
これ、歳を取るにつれて、徐々に難しくなってくるんです。私のような歳にな
ると、多分不可能でしょうね。
だから英語では苦労しています。
この続きはまた後ほど。
取りとめもない話で失礼しました。
アメリカ人は話上手
アメリカ人、と言うか、アメリカで育った人は、小さい頃から、「話をすること
が大切」と習ってきてるので、よくしゃべります。
そりゃ、性格にもよりますが、とにかくよくしゃべる人が多いです。しゃべら
ない人は意見が何もない人、何も考えていない人と判断されるそうな。
数年前、あるベンチャー企業と、ある装置の共同開発をしていたころがあ
りました。
ミーティングの時には、必ず、マーケティングの人間がついてくるんです
ね。
その彼、まぁ、しゃべる、しゃべる。こちらに質問するすきを与えないんで
すね。自分の会話に自分自身が酔っているって感じでしょうか。
で、おまけに、何を聞いても、No problem. We can do it. 多分、
彼の口癖だったと思います。「私に任せておきなさい。必ずいいように
しますよ。」みたいな。
約束が守られない場合に、こちらが「だってこの前問題ないって言った
でしょ?」って問い正すと、
Unfortunately unexpected things
happened and blah, blah, blah…
unfortunatelyと言う言葉、これからアメリカで働こうと考えていらっしゃる
方、絶対に覚えておいてくださいね。
絶対に使える英語です。Frankly speakingと言う言葉とともに、ビジネスで
良く使われる英語です。身を持って体験していますから、間違いないで
しょう。
話がずれてしまいました。
日本では、昔、「沈黙は金」と言われていたように、あまりべらべら話すの
はみっともないと言う考え方がありますが(最近はそう言う風潮はなくなり
つつありますね)、もし、アメリカで、と言うか、海外で働こうと考えていらっ
しゃる方は、無理してでも、いろいろと話した方が良いと思います。
数年前に、あるアメリカ企業で、偶然、日本人と働く機会がありました。彼
のポジションはシニアディレクタ。日本で言う部長の上くらいの職位の人で
す。
電話会議なんかに彼といっしょに出ると、流暢な英語でぺらぺら話すんで
すね。「俺も頑張るぞ」と常に目標としていた人なんです。
あるとき、彼と同じレベルの人と話す機会があったんですね。その彼曰く、
「やつは、本当にしゃべらないよ。彼はClam Shellだ。」って。
ちょっとがっかりしたんですよね、その時。日本人から見たら、結構しゃべ
る方なのに、アメリカ人からすると、「無口なやつ」ってことですよ。
とにかく、「話し上手」にならなければいけません。そのためには、常に
「新鮮なネタ」が必要です。日本人の不得意とするところかもしれません
(俺だけかな)。
話す癖を付けましょう。