バンドやろうぜ

最近「バンド活動」が熱い日本人の同年代と先輩達(の写真で伺う様子)に感化されたのか、やっぱ音楽がまた楽しい。

あぁざっす。

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僕の場合、単純にお金(ギャラ)が発生し易いから、基本「なんちゃってジャズ」っぽいことばっかの演奏活動。

難しいことをサラっとやってしまう、優秀な先輩・後輩音楽人達への憧れを胸に、ひたすら取り組む。

「自分の技術的・音楽的方向、また限界を探る」的な純粋な模索が楽しい、ひたすら独りよがりな趣味の追求である。

まぁ何年かかろうが「必ず上手くなるわけではない」のが実際。相変わらず「タメ息の連続」で「前進してんの?」て実感の薄い、時間をかけまくる取り組みなわけで、壁にぶつかるばかり。

基本「楽しい」だけではなく、「中々上手くならん」から「できない」ことに少しイライラしてしまい、飽き気味になることもしばしば。

ま、人生そんなもんか。

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うまくやってる人もいるが、なんだかんだまだ不景気な昨今の芸能界。

中西部は生活の拠点として安上がりで済むのが特徴なので、ウィチタのような「直行便でアメリカの主要都市と比較的繋がっている」中小規模都市は、州外から制作・活動拠点を移してくる北米/南米/ヨーロッパ人芸術家、海外巡業が主な活動場所であるロシア人クラシック演奏家集団などが意外と多い(と彼らに教えられた)。

(所謂大都市へのコンプレックスもあるのか)結構芸術全体に力を入れ、盛り上げて行こうという土地柄。田舎にしては、「芸術に費やす」お金も比較的溢れている印象。

確かに、過去に住んだどの土地よりも「練習場所に困らない・お金がかからない」「移動時間がほぼ皆無(運転時間10-15分くらいで「遠い」と文句を言い出す)」など、「安上がり」「身軽」に動けて、「爆音」で遊べるこの環境に惹かれ、(怠け者のレベルだが)結構ちゃんと練習も再開できたわけだが…

この「時間がかからない」「安上がり」の部分、小生(その他芸術に携わる人)にとって結構重要事項で、活動内容の質に影響を及ぼすこともしばしば(これを言い訳にしちゃいかんが)。

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例えば、練習に使うスタジオ。

地元・横浜には市営の音楽スタジオが格安で借りれるのだが、競争率が高く、器材が安い上に、楽器を知らない人が運営に関わっているため、「安かろう悪かろう」という感じ。

地元で愛用の「スタジオ・ジャスト」の場合、一時間「600-700円(個人使用)」「約1700-3400円(バンド使用)」。

ここまで綺麗で、メンテナンスが行き届いた高級な器材が揃い、駐車場完備、コンビニも目の前という環境で、このお得な値段設定。都内ではもちろん、横浜市内でも数少ない。

ただ、通常一時間で終わることはないため、パック料金なるものがあったりする。どれもこれも必要な活動経費だが、なんだかんだ結構かかる。

練習後のラーメンなど、課外活動なども外せない。これ、地味にかさむが、練習後に行くラーメン(たまに牛丼でもOK)ほど美味しく楽しいものはない。外せない。

次に器材の運搬。

チャリでどんな器材でも運べた高校時代はもう遠い昔。オジちゃんは体を労わらないと普段の生活に支障をきたすため、無理せず、公共の交通機関に頼りたいもの。

すると、交通費も(地元・横浜で言うと)、電車(JR)は余裕で往復「400-600円」。車だと、駐車場代はガツンと請求される。片道210-290円のバス(神奈川中央交通、江ノ電、京急バスなど)を使っても同じようなもの。

片道で1時間なんて横浜市内でも当たり前。

ウィチタでは、これらの支出や移動がほぼ無い。

是非欲しいが美味しいラーメン屋なんてないので、「練習後の麺活」なんて考えず、芸事に集中。

さて、かなり脱線したが…

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そんなこんな、小生のようにショボい活動しかしてなくとも、人生とは続けていれば「輪」が繋がるもの。

静かに年始を迎えたら、音楽外で動きがあった。

カナダ人芸術家・エリザベスが中心となり、ウィチタを拠点とする芸術系NPO「Fisch Haus」から、最近「Board Member(運営役員)」の一人として招待された。

「Board(役員会)」他メンバーとの企画メールのやり取り、月例「Board Meeting(役員会議)」に参加して、様々な企画を練り、宣伝から作り上げていく工程に参加するようになった。

現代芸術、彫刻、絵画、デザイン、演劇、クラシック、舞踏などなど、普段あまり接触のない「異業種」の人達と彼らの話題に囲まれ、本当色々なことに興味津々になる。

新鮮で楽しい。

同時にふと思う。

「このまま暫くは演奏から遠ざかるのかな。まぁそれも良いか。」

しかし、ここでも「継続は力なり」で、続けていれば地道に繋がってくるもの。

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ウィチタ内の異業種音楽友達・Torin(発音:トリン)から意外なメールを受けたのは一月下旬。

「あのさ、ちょっと一緒にやんない?」

オジちゃん、即答。

「やるやるぅ。やるやるやるやるぅ。」

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ジャンルは、米国では「Experimental Rock(実験的ロックて訳か?)」と言うと比較的通じる(のか?)。

ガシガシのロック系だが、所謂歌詞などは(通常)ない、やや「マニアック」な内容。

日本でいうと「Toe」「Rovo」とかが比較的メジャーかしら。

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Torinのバンド、「Spirit of the Stairs」。

もうあまりライブ数をこなす活動はしていないが、中西部の夏フェスなどに出演したり、稀にカンザス内で演奏すると動員「250-500人」という、安定した人気を誇る彼ら。

去年のサンクスギビングの週末、「千人集めたライブ」を最期にギターの一人・ポールと、ドラムのカイルが抜け(動画にいる帽子姿のドラマー・コーディは数年前に脱退)、別のギター・ザックも小休止を決定。

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普段ステージで共演することのない、この手のバンドに誘われると、久々に燃える。

てか、体力が続くのかが心配になる。

筋トレ用アプリをダウンロードしてみる。

昼間の仕事と合わせて「解雇」にならないよう一生懸命努めたい。

約十年振りに復活する太めのスティック(「5A」→「2B」)で、ひたすら変拍子を思いっきり叩き切る予定。

二つ打ち」は禁止(ロックは潔く「一つ打ち」という意見)。

ロックなので、楽譜なんか使わない(と言い切ってみる)。

何のことだかサッパリわからなかったら、ごめんなさい。

以下、先週の練習での一場面。
studio
(先週の練習風景より)

ホワイトボードに数字を書き出して、拍子・構成などを少しずつ決めて、詳細を詰めていくのが、「Spirit of the Stairs」のやり方らしい。

各々メモを紙に書いていくほうが大多数な気もするが、最近はひたすら携帯に録音していく人も多い気がする。

先週、3人で「あ~でもない、こ~でもない」て話し合いながら3時間くらい音出したが、写真にあるとこまでしか進まなかった。

いやぁしかしまぁ、バンドって良いね。音楽って良いね。

practice
(普段好き放題使っている楽器屋のレッスン室)

そんなこんな、色々ウキウキ考える。

ロッケンロー。

仕事が手につかないぜ。

みんな、バンドやろうぜ。 

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