音楽留学の下準備

普段仕事で、本当にびっくりするほどの米国大学の授業料高騰を目にする日々が続く。

すでに「世界で一番高い」と言われているるのに、まだまだ上がるらしいからお手上げだ。

ただ、それでも買い手がいるから成り立つもの。

先日相談を受けた韓国人留学生は、NYの某有名校を志望。希望校は、年間の学費だけで、$40,000超($1=100円計算で、400万円)!

しかも奨学金一切無しで「来れるもんなら来てみな」的ま超強気姿勢な学校側!
生活費などを入れると、$70,000(700万円)とか!

そんなん無理ッ!

超学歴至上主義(ただし米国内では日本のように大学名は意識されない)」「大学の学費は投資」と言われる米国だが、一生懸命走り回ってもやっと小銭が稼げる程度の小生には、学費としては想像すらできない超高額投資。

だいたい元をとれんのか(この発想自体が小市民過ぎ)?
彼のご両親は一体どんな仕事をされてるのかしら?

なんて大変大きなお世話なところに目が行き届いてしまう小生。

そんな折、日本人のジャズ女子高生から相談を受けた。

予算を聞くと、「そんなお金、ウチにはないので…」と言う、もう少し敷居の低い話題。

「そんなにお金がある家庭が一般だったらウチは一体…」と俺も額に縦線が入るところだった(アメリカ人生徒の場合、地獄の学生ローンでまかなうのが通常)。

そういう訳で、今回は「ジャズで奨学金貰って、コミカレを安く上げる」に照準を絞る(ロックの場合、正直コミカレでも奨学金は難しい)。

以前書いた「アメリカの大学で奨学金を貰う」「なんちゃって音楽留学のすすめ」に補足する、コミカレで始める「音楽留学」前の下準備について。

(「1」「2」は音楽留学以外にも該当すると思うが)以下、只今思い付く限りで列挙。

1. メアド
日本人のみではないが、やたら「pekepon-ponpoko.87.2000.love@….co.jp」みたいな「全然本人の名前との脈略が無さ過ぎる」メアドの方が多い。

ここは是非(自分を例に挙げると)「tat.hidano@gmail.com」のような極力サッパリしたものを一つ用意する。

個人的には「PCとスマホとの連携」「ミュージシャンの利用率」を考え、グーグル(Gmail)を勧める。

ここから自動的にYouTubeチャンネルも開設できるため(YouTubeについては後ほど)。

各大学との(または、もう仕事用として、ミュージシャン仲間との)連絡にもこれを使用する。

2. Facebookアカウント開設
これは超必須。以前エリナさんも使用方法について触れていたが、ここで注目したいのは「名前」の表示。

開設当初は、日本語表示での「漢字表示」でも良いが、一度英語表示にして「ローマ字登録」することも忘れずに(これを経ると、自動的に記憶される設定の模様)。

写真はなるべく「自分」だと比較的判明し易いものをアップすることが好ましい。演奏風景であったり、楽器を触ってる画であったり。

欲を言うと、Instagram、(つぶやく・つぶやかないは別として)twitterアカウントも欲しいし、場合により、LinkedInなどもあると尚良し。ただ、SNSにはキリがないので、「お好きな人はどうぞ」程度。

ここから、何となくコミカレ等を検索(何となく希望の州名と「community colleges」というキーワードをググって、そこからコミカレ名を割り出し、Facebook上で適当に「イイネ」する)。また、そこでキャンパスの様子、生徒の写真を確認する。大学ウェブサイトよりも実際の生徒の顔が見えたり、在校生の定期公演の模様が動画で上がっていたりすることがあるので、意外と楽しいかも。

一旦州や学校名が分かり次第、もし第三者の意見が欲しければ、「アメ10」の留学系の記事にコメントで「~ Community Collegeというのを検討しているのですが…」とお気軽に相談してください。場合により、詳しく相談に乗れるかも。

3. YouTubeチャンネル開設

手順1で開設すると、ほぼ自動的に開設できるようになる。
ここも「分かり易い名前」でチャンネル名を登録(例:僕の場合「Tat Hidano」)。

4. スマホ(またはデジカメ)で撮影
カラオケ使用の場合、なるべく自分の楽器の音量が大きくなるように。撮影アングルは、必ずしも顔は見えなくても良いので、以下動画を参考に、なるべく手元に照準を当てる。

ギター・ベース

鍵盤

http://youtu.be/QeKb3DEPsV0

ドラム

などなど。

5. カラオケCD付属のジャズ教則本を購入(必須ではない)
米国ではジャズ教則本シリーズ「Jamey Aebersold」が相変わらず主流なように感じるが、カラオケCDは、一緒に演奏できるものであれば、日本語・英語版など、特に細かく気にしないでOK。

「ブルース(12小節)」「AABA(主に32小節)」「ボサノバ(ベタにジョビンでOK)」はもちろん、「比較的速めのキューバン又はサンバ」などが収録されていれば尚良し。

6. 動画をアップロードし、リンクを担当教授にメール
この際、以下の情報をリストにすると相手も管理し易いかも知れない。

  • 「名前(フルネーム)」
  • 「メインの楽器(演奏年数)」
  • 「その他楽器(該当するものがあれば)」
  • 「希望専攻(仮に音楽じゃない場合は特に)」
  • 「希望入学時期(例:Fall 2014)」
  • 「出身国」
  • 「誕生年月日」
  • 「メアド」
  • 「日本の住所」

一度送信する前に家族、周囲の演奏家、先輩や知り合いに観てもらい客観的な意見を聞くという作業に慣れておくことも結構重要かも。もちろん、アメ10で問い合わせいただいて、こちらにリンクを送っていただいてもOK。段々と「聞き流す内容」「これは重要な意見」と見分けがつくようになる。

アメリカでは文章や芸術はもちろん、何かを提出する前に必ず「critique(批評)をしてもらい、皆で仕上げていく」というのが結構一般的な作業。中には厳しい意見があるかも知れないが、最初は下手で当たり前。

そんなところで、立ち止まらず、さらに録り続け、アップし続ける。

他の全部と同じで、数をこなすと、課題や工夫の仕方が見え、段々と改善されいくもの。色々試行錯誤を繰り返し、じゃんじゃん世界に発信し続けるべき。

「下準備」と題して、六つも手順を列挙してしまったが…

 

楽器をやる女子は皆素敵。

がんばれ、ジャズ女子。

さて、質問がある場合は、どうぞお気軽に問い合わせください。

jess

 

 

 

 

Photo courtesy of truthinshredding.com 

音楽留学の下準備” への1件のフィードバック

  1. こんにちは。来月からウィチタに留学予定で(Friends Universityではありませんが)、たまたまTatさんのブログを見つけてわくわくしながら読んでます。笑
    すごくくだらない質問なのですが、ウィチタってかなり乾燥しますか?肌が弱いのでどれくらい化粧品を持って行くか迷ってます、、

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