アラフォー男子の米国婚活 (3)

ちょうど彼女が引っ越すというタイミング

先方のお父様と一緒に手伝うことになり、初めてお会いできるという、ありがたく大変恐縮なことの運びになったわけだが…

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お付き合いさせていただいている方のお父様という存在。彼氏としては、万国共通で少し及び腰になるもの。 続きを読む

アラフォー男子の米国婚活 (2)

あ、メールの返事が来た

バタッと立ち上がり、携帯をつかむ。

「Thanks for the email…(中略)… Take care, and keep in touch」

ん?

返信された礼儀正しい内容には彼女の連絡先が含まれていない。 続きを読む

アラフォー男子の米国婚活 (1)

前職のキャンパス内で、自分のオフィス・ビルの隣に位置していた図書館。

月一回程度は利用していたのに、それまで一度も接点のなかった図書館員のあの人に初めて出会ったのは、2014年12月中旬。冬休み直前で、個人的には年末恒例である「DVD十本・本十冊レンタル」のために立ち寄った時。 続きを読む

銃とレイプ(散文)

先進国で唯一の銃社会である、米国。

「人種」「宗教」が理由と見られる発砲事件や爆弾テロが減る気配はなく、相変わらず銃暴発事件で失われる命も多い。

個人的に外野席から「銃規制で軽減するのでは」と軽く言ってしまいがちだが、炎上するのは痛く承知しているため、あまり茶々を入れなくなっている最近。 続きを読む

ごめんなさい、を言う前に

1998年7月17日夜11時過ぎ。

外出先から帰宅して、鍵を置きながら電話を見ると、留守電が入っている。

仲は良いが、普段電話なんかはせず、久しく声を聞いていない姉から。

「(…ツー)あ、タツヤ?お姉さんだけど。何かね、お父さん、もうあと残り24時間くらいらしいよ」 続きを読む