Inspired and motivated(ビジネスの匂い...その2)

最近...



本業そっちのけでのめり込んでいることあありまして。



ご存知のように、私の本業はElectrical engineer。明けても暮れても、システムアーキテクチャーデザインとにらめっこ、テストプラン、テストレポートなどのドキュメント類の作成、お客さんとのミーティング、グループ内のミーティング、等など、プロジェクトが始まると目の回るくらいの忙しさです。



平日の昼間は本業ですべての時間がつぶれます。本業が終わるのが遅くて7時ごろ。



7時に家に帰って、夕食や入浴など家族との時間を過ごした後は、自分の時間が始まります。午後8時半くらいかな。自分の時間の終わりは...眠くなったら。本業があるので、夜更かしはできません。この歳になると、夜更かしをした翌日は、全く仕事になりません。徹夜なんてもってのほか。良い子は、7時間睡眠を心がけます(笑)。



最近、この「自分の時間」が非常に充実しています。本業よりも充実しているかも(苦笑)。



実は去年の初めごろから、ある仕事を副業としていまして。ま、小遣い稼ぎと言えるほどのものでもありませんが、何がしかのお金が入ってきます。



この仕事は全て自分の裁量によるもの。すべて自分で計画を立て、すべて自分で行動し、すべて自分で結果を出す。



「自分で決めることができるから、何でもできるでしょ?」と思われがちですが、これが結構大変なんです。仕事そのものはそれほど大変ではありませんが、「やるぞ!」と言う気持ちを持続させるのが難しいんです。



「あぁ~、今日はちょっと熱っぽいから早く寝るかな...」



「な~んか、最近バイオリズムが下がってるんだよねぇ。ウェブサーフィンでもするか。」



「今日は、会社でいやなことがあったんで、何もやる気が起きないよ。今日はやめ。」



とか、いろいろな誘惑があります。



たくさんの誘惑から逃れて、自分の裁量で、自分の決めたことを「毎日」やるってのは、相当大変なことだと思います。



自分で誘惑に負けて、「何で俺って、こんなに弱いのかなぁ。」なんて思うことは山ほど。



で、家族に「副収入で少しは良い生活をしよう!」なんて宣言するも、



「パパ、いっつも口ばっかり!」



「いつになったら、美味しいもの、食べに行けるの?」



などと、子供たちにプレッシャーをかけられ、



「うん、いつかは絶対に目標を達成するから、任しておけって。」



と、言っておいて、



「子供たちから何度も言われるほど、何も進んでいないのかなぁ。」



と自分自身を反省してみたり。



で...去年の終わりごろ...



自分を奮い立たせて、誓いを立てることにしました。



「あと、働くことができる時間もそれほどない。ここで自分の納得できるようなことをしておかないと、死ぬときに絶対後悔することになる。」



大学を卒業してすでに20年が過ぎているんです。と言うことは、後20年もないってことですよね。焦らない方がおかしいと感じまして。



目標を必ず達成する!」と。



それからと言うもの、



ビジネスの匂い...



や、



アメリカでコネクション作り



でも、書きましたが、自分で努めて意識をしなくても、かなりパワフルなコネクションができあがってきたのです。



「神は、我を見捨てなかった!」



なんて、冗談で考えていますが、まんざら冗談でもなさそうな感じもしています。



この2週間で、今までに会ったこともないようなすばらしい人に巡り会えましたし。自分の人生の師と仰げるようなメンター的存在の人。



これがまさに「Law of Attraction(引き寄せの法則)」なのでしょう。



その人いわく、「自分の周りに、自分のやりたいことを実現させている人が5人いれば、お前も必ずその人たちのようになれる」と。



私の周りにはまだ3人しかいませんが、「あと2人見つければ、俺もなりたい人間になれるのか?」と言う気持ちになっています。Masaさん、単純だから...(笑)。



この方、Personal Development(自己開発)の会社を経営している人で、出版社、メディア会社、メンターシッププログラム、コーチングなどなど、幅広く事業をしています。それらの事業の中に通った一本の筋は、「人を助けること」。



先週の土曜日には、その人と、数時間昼食を取りながら将来について話てきたのですが、「今まで、これほど納得のいく話をしてくれた人がいるだろうか」と思うほど、inspire(鼓舞)されました。



帰り道に、フリーウェーの折り口を間違えるほど、興奮してしまいました。正真正銘、motivation(士気)を感じました。



その人いわく、



「Masa、ビジネスを始めるときは、経験があろうがなかろうが、誰でも恐ろしい(fear)ものなんだよ。でも、そこで『ぐっと』こらえて、それを乗り越えられれば、ワンステップ前進できるんだ。投資するお金が少ないから不安を感じる、それは当たり前のことだ。でも、ビジネスをする上では投資は必須。種を蒔かなきゃ、実はならないのと同じだ。だから、目先の不安を見るんじゃなくて、実となる褒美(reward)を常に見るようにすべきなんだ。」



目からうろこでした。考えてみれば当たり前のことなんですが、今までそのような考え方ができませんでした。



これからどんどん面白くなってきそうです。



このブログタイトル、まじに「アメリカ企業を10倍うまく立ち上げる方法」とした方が良いかもしれません。



この話、続きます。

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守りの姿勢

アメリカ_会議



いやぁ~、人を観察していると面白いですよねぇ。いろいろな人がいます。



と、いきなり変な話をしていますが...



最近、いろいろな人とミーティングをする機会があるんですね。もちろん仕事上のミーティングです。



いろいろな部署から人が集まります。マーケティング、営業、プロジェクトマネージメント、IC設計、ハードウエアデザイン、ソフトウエアデザイン、テストなどなど。



ミーティングでは、ある事柄について、皆さん意見を出し合って、議論して、で最終的に結論を導き出します。



この議論、聞いていると、それぞれの部署にある「文化」がよく見えるんですよね。



デザイン屋さんは、とにかく新しいことをしたがるんですね。



「2年先の量産予定の製品に、このスペックはないでしょう。こんなの、今の技術ですよ。」



IC設計屋は、リスクを避けたがります。



「いや、そうは言うけど、このスペックを取り入れると、スケジュール的にかなり厳しくなるし、それに、その技術を検証するために余計にリソースが必要になるんですよね。」



テスト屋さんはと言うと、結構いろいろな人の意見に流されます。



「スケジュールが遅れるってのは困りますよ。でも、2年後に製品化して市場を引っ張っていけるような製品にすべきですよ、絶対に。」



マーケティング営業にとって、お客さんは神様です。



「お客さんの望んでいるスペックの製品を、お客さんの望んでいる時期に提供すべきです。まずは、それを前提に議論しませんか?」



プロジェクトマネージメントは、結構冷静。



「そのスケジュールでこのスペックはかなり厳しいですよね。じゃぁ、スケジュールを若干遅らせれば、このスペックを満たすことができるようなものってできますか?何か足かせになるようなものってありますか?逆にスペックを少し下げることって可能ですかね?」



面白いですよね。部署ごとに文化があって、皆さん、知らず知らずのうちにそれに倣ってるんですよ。



私はピュアな技術屋ですから、常に新しいことをやらなければ済みません。古いことは真っ先に切りたいと考えています。



「2年後にこのスペック?どうしてそんなにコンサバなんだよ。われわれが守りの姿勢に入ったら終わりだろ?売れるもの作って、市場を引っ張っていくべきじゃないのかなぁ。そのな悠長なことしてたら、この不景気の中で生き残れないんじゃないの?」



なんてことを言っています。



最近は、それぞれの文化を背負った人たちがドンチャンやる機会も増えてきました。意見を戦わせると言うのは非常に大切なことだと思います。それで会社として良い結果が出れば最高なんですが、そうじゃない場合もたくさんあるわけで。



最近はそんな人たちにストレスをためています。



さ、週末。リフレッシュしよっと。

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アホじゃなかろか...その3

突然ですが、ご覧になりましたかね、今日の朝日新聞の記事にAIG関係の話?



思わず爆笑してしまいました。すでにアメリカではかなり話題になっていることですが、



「上院財政委員会幹部のグラスリー議員(共和党)が、『(AIGの幹部が)日本での例を見習っていれば、彼らに対する私の気分も少しは良くなる。深々と頭を下げて謝罪し、辞任自殺するということで、日本人の場合は謝る前にたいてい自殺する』と16日にラジオで発言したと伝えられる」



これ、最高だと思いません?まぁ、見方によっては「?」と思うかもしれませんが、この人のブラックユーモア、最高!



アメリカではこの意見に対しては、ちょっとふざけすぎていないか、のような意見もありますが、私は、「よく言った!」とほめたい気分です。



さぁて、話が面白くなってきました。



私も悪乗りしすぎですが、この話、期待して見守ります。


アホじゃなかろか...その2
アホじゃなかろか...

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採用面接

今日は、これから面接です。



私が受けるのではなくて、私がインタビュアー。



うちのビジネスユニットで現在1つだけオープニングがありまして。これがなかなか埋まりません。ベストな人がなかなか見つからないってことなのですが。



今日の候補者は競合メーカーから来ます。



そうですねぇ、どんな質問をしようかなぁ...。



「どうして、今の会社ではダメなんですか?どうして、うちを受けるのですか?」



「うちに来ることによって、あなたのどんなところが活かせると思いますか?」



「このポジションに就いた場合、あなたはまず初めに何をしようと考えていますか?」



「このポジションはチームプレーが大変重要ですが、グループの中で他の人間とうまくやっていくために、あなたは何が最も重要と考えていますか?」



などなど、少し答えに窮するような質問もしてみようと思っています。



昼食を取りながらの面接ですから、相手も若干リラックスで臨んでくるでしょう。



実は、この人で、このポジションのための面接は4人目。



明日、もう1人、面接します。



忙しいのに、面接をしなければならないので、少しストレスを感じているのですが、どのような質問をしようか考えるのは楽しいものです。別にいじめる気持ちは全くないんですけどね。



後、15分...。



世の中に完璧な人などいるとは思っていませんので、その人の良いところ、優れたところが、悪いところをカバーできていれば良いわけで。悪いところは今後、直していけるし。と言うのが私の考え方。



でも、そう言う考えでない人もいるんですね。だからなかなか決まらない...。

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アホじゃなかろか...その2

「ベイルアウトで国から得たお金をボーナスに使うだとぉ?」



「お前らの頭の構造、どうなってんだよぉ?」



「そこまでして金が欲しいんかい?われわれの税金をボーナスに使うだと?」



今朝のニュースを見て、やり場のない怒りを感じました。



「こいつらどうかしてるよ!」



独り言でしたが、声に出てしまいました。



再建のために国から公的資金を注入してもらった会社が、上層部にボーナスアホ以外、良い言葉が見つかりませんよ。



話によれば、このボーナスは、昨年の初めにはすでに決まっていたことらしく、支払いされなければ、法的手段に訴える人が出てくるとか。



アホか、お前らは。



こいつらは、金銭的には非常にWealthyですが、精神的には貧乏そのもの。真の意味でのWealtyはあらゆる部分でバランスが取れていなければならないんです。でしょ?



もー、腹が立って、腹が立って...。



今日のオフィスもその話題で盛り上がっています。



そんなことを話していると...



オバマさん、行動を起こしてくれました!



“Obama will try to block executive bonuses at AIG.”



だって、当たり前でしょう、国民が苦労して稼いだお金が、個人の「ボーナス」になってしまうですよ。「AIG」のお金ではなくて、「国民」のお金です。



今後の動向を見守りたいと思います。



あー、腹立つ...。



アホじゃなかろか...パート1はこちらから。



アホじゃなかろか...

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