以前に、アメリカ人の食文化の違いについて、少し触れましたが、今回は、アメリカ人の「毎日の食卓に出るもの」について、書きたいと思います。
アメリカ人の食卓といっても、アメリカ人にも、いろいろな方がいますから、ここでは、あくまでも、私の知っているアメリカ人の話です。まず、カリフォルニアのホームステイ先の家族の家では、毎日月曜日から日曜日までの献立が、だいたい決まっていました。そのうち、火曜日は、ピザかマクドナルドなどのファーストフードでした。この家には、育ち盛りの子供が3人もいて、その子たちも、もちろん同じものを食べます。両親とも、魚が嫌いなので、魚はいっさい、食卓には出ません。そして、野菜は決まって、缶詰のミックスベジタブルです。両親とも共働きで、忙しいというのもあって、料理はいつも簡単なパスタだったり、チキンやポークチョップです。お母さんの料理のレパートリーが少ないのか、これらの料理が月曜日から毎日繰り返しで出てきます。そして、たまに週末は外食をします。それでも、やっぱり行く場所は、アップルビーズなどのファミレス。そして頼むものは、ハンバーガーなどのアメリカンなもの。私は、昼間は学校に行っていたので、できるだけ、お昼に野菜をたくさん取るように心がけていました。