Brown Bagger (ブラウンバッガー)...
何のことかさっぱり分かりませんよね。私もアメリカに来て初めて聞く言葉です。
今朝いつものようにCBSニュースを見ていたら、「最近ブラウンバッガーが増えている」とか言うようなことを話していました。
何だと思います?
Brown Bag + er = ブラウンバッグを持っている人...かな。
http://www.thefreedictionary.com/ には、
brown-bagging – taking your own food, usually in a brown paper bag, to eat in the middle of the day when you are not at home.
簡単に言えば、弁当を自分で作ってブラウンバッグに入れて持ってくる人のことです。
こちらの人間は、昼食は外食する人が多いのですが、私のように、家から弁当を作って持ってくる人も結構います。そうやって節約をしているんですけどね。
メニューは人種によってもちろん違ってきます。
中国系の人たちは、タッパーに明らかに昨日の残り物と思われる八宝菜とかをご飯といっしょに詰めてきます。
白人系は、パン2枚にピーナッツバターを塗ったもの、りんごかバナナあるいはオレンジ、それにポテトチップスが一般的です。
インド系はやはりカレー系ですかね。彼らが電子レンジを使って弁当を温めた後は、そこらじゅうカレーのにおいがしますから。
日本人の私は...毎日サンドイッチ(かーちゃん、ありがと)。
で、ブラウンバッガーの話に戻りますが、中国系、インド系でブラウンバッグで弁当を持ってくる人はほとんど見たことがありませんが、白人系はたいていブラウンバッグに弁当が入っています。
これがなぜCBSニュースで話題になっていたかと言うと、このところの景気後退で、家計を節約するためにブラウンバッグ弁当が見直されてきていると言うこと、健康を保つために外食でジャンクフードを食べるのをやめる人が増えてきたと言うことのようです。
さて、これからランチです。
カテゴリー: アメリカ生活
Brown Bagger (ブラウンバッガー)
カリフォルニアの夏!!!
これ、何だと思います?
絶対に分かりませんよね。
こうすれば分かりますね?
そう、うちの家から撮った空の写真です。残念ながらビーチで撮ったものではありませんが。
青!
真っ青!
いよいよ夏です。
今日はまだ華氏71度(摂氏21.6度)ですから、比較的過ごしやすいですね。ただ、日向に出ると太陽が「痛い」です。30分も外にいれば、肌は真っ赤になります。
さ、今年は健康のためにプールで泳ぐことにします。老体に鞭打って運動して健康を保たなければ。
Refund(リファンド、払い戻し)
昨日、面白い体験をしましたので、その話について少しお話しましょうか。
うちのキッチンの蛇口から水が漏れていたので、新しいものと交換してもらうために、このブログでも以前登場したプラマー(Plumber、配管工)に来てもらったんですね。
アメリカ人には珍しく金曜日の夜6時に来てくれるんですから、本当に感謝です。ま、本人はヒスパニック系なので、純粋なアメリカ人ではないんですけどね。
彼「簡単だからすぐに済むよ。問題なし!」
私「悪いね、金曜日の夕方なのに来てもらって。あんたの家族に怒られそうだよ。」
彼「大丈夫、ちゃんと俺のこと理解してくれてるから。」
とスペイン語訛りで話す彼でした。
彼の言うとおり、1時間でほぼ完成。ところが、うちには、流し台の下に飲み水用にフィルタを付けているので、それを最後にセットしなければならないんですね。水道管に穴を開けてそこにフィルタの管を差し込むようになっています。
やってみると...
なかなかうまく取り付きません。1時間経ち、ようやく取り付きました。
元栓を開いてみると...
あらら、水が漏れてくるじゃありませんか。シューだって...。
私「Jose(ホゼ)、何かうまくいってないみたいだね。大丈夫?」
彼「うん、ちょっとまずった。余計なところに穴を開けちゃったよ。それに、この蛇口、フィルタ取り付け用には出来てないみたいだ。」
私「(言い訳っぽいなぁ)そう、何か良いアイデアある?」
彼「1つあるので、それで試してみよう。」
試すこと1時間。
彼「やっぱりうまくいかないよ。Shit(くそ)、失敗した。」
私「今日中に直らないとまずいんだけどな。」
彼「分かった。じゃあ、今からHome Depot(ホームディーポ、日曜大工店...かな)に行って、新しいのを買ってこよう。それを付ければ問題ないよ。」
私「え?じゃぁ、これ、どうするの?100ドルしたんだけど...」
彼「大丈夫。リファンドすれば戻ってくるから。」
私「だって、今、穴空けちゃったじゃない。そんなの返せるの?」
彼「大丈夫。今からはずすから、Masaはビニール袋にきれいにしまってよ。しまう前にちゃんときれいに拭いてね。」
私「???」
と言われながら、蛇口セットを箱にきれいに収めて、ホームディーポに持って行きました。
時計を見るともう夜9時を回っています。
私「大丈夫かなぁ...」
彼「大丈夫だって。Masaは『違うものを買ったので、交換したい』って言えばいいだけだから。心配ないって。」
私「そうかなぁ...」
私「これ、返品して、違うものと交換したいんですけど。」
店員「あー、これ使ってあるでしょ。水で箱が濡れてるねぇ。」
彼「でも、使えないから交換したいんだけど。きれいに使ったから大丈夫。」
私「(すっげー根性してるよ、こいつ)」
店員「ビニール袋も破ってあるので、棚には戻せないんだよね。ちょっと待って、マネージャに聞いてくるから。」
.......
店員「棚に戻せないけど、リファンドするって言ってるよ。クレジットカードとレシートくれるかな...」
.......
昨日の夜は、レシートを持っていなかったので、結局返せなかったんですが、今日、返品してきました。
話は前後しますが...
彼「な、だから大丈夫っていったでしょ?俺なんか何度もやってるから。」
私「(ただものじゃないな、こいつ)」
と言うことで、蛇口もフィルタも無事に付きました。終わったのは夜の10時半。遅くまでがんばってくれた彼に感謝。
使ったものを返品すると言うのは、日本人の感覚からすると、「出来ない」と思うのが普通ですよね。でも、アメリカでは、どうもそれが普通のようです。もちろん返品出来るかどうかは、時と場合にもよるのですが。
かみさんの話によれば、あるスーパーマーケットで、ステーキ肉を買った人がいて、家に帰って焼いて食べたら、まずくてどうしようもなかったそうで、翌日、残りをそのスーパーマーケットに返品しに行ったそうです。店員は文句も言わず、返品に応じたとか。
使う前のものはよく返品しますが、使ったものを返品したと言うのは今回が初めて。
今日の教訓:
「気に入らないもの、まずいもの、間違ったものは、無理と思ってもとりあえず購入した店に持っていって返品を試みること。」
尊属殺?
この週末に、サンディエゴで悲しい事件がありました。
「小学校で先生をする女性が、14歳になる娘にハンマーで殴られて死亡...」
この衝撃的な事件が、サンディエゴを震撼させています。
あまりに重罪のため、14歳でありながら大人(21歳以上)と同じ扱いを受け、顔出し、名前出しで、今、新聞紙上、テレビを賑わしています。
今日、初めての公判があり、懲役30年の終身刑を求刑されたようです(a maximum possible sentence of 30 years to life in prison)。自分の親を殺してしまったのですから、日本で言う尊属殺人で終身刑もやむをえないでしょう(日本では刑法にはもう「尊属殺人」の条項がないようですが)。
さらに父親もハンマーで殴ったとか。
新聞によれば、この子、小さい頃に養子にされたようで、最近は精神的にかなり不安定だったようです。
日本の場合は、少年法と言うのがあって、未成年者が犯罪を犯した場合、名前、年齢や、写真などを、新聞とか出版物に掲載することが禁止されています(だと思ったけどな...)。
こちらの場合は、犯罪を犯した高校生がよく名前、写真入りでニュースになっているので、「またティーンエージャーが何かやらかしたか」と思う程度だったのですが、今回の場合は14歳。ちょっと事情が違います。
次回公判は9月初めとのことですが、今後、これがどのように展開していくのか興味があります。まだ、犯行動機など、詳しい情報は一切明かされていませんから。