アメリカ国内での日本関連報道記事

昨年の震災直後、「日本と海外で報道内容が違う」ということが私の周囲でよく話題になりました。

日本政府が指定した避難範囲と米国政府の範囲が違い、東京から米国人が避難しはじめて、「海外のメディアが大げさなことを書いてパニックを引き起こしている」という批判と「日本のメディアは真実を国民に伝えていない」という批判が同時に飛び交いました。 続きを読む

呪いのユニフォーム

スーパーボールを控えた、フットボールのこの時期に、野球の話です。
NYといえば、ヤンキーズ。3年前に、ヤンキースタジアムも新しくなり、NYにいると、やっぱりヤンキースファンがたくさんいます。その中で、ボストン出身の私の主人はレッドソックスファン。なにかと、NYの人は、ボストンを嫌います。(スポーツの面で)フットボールで言えば、ジェッツ/ジャイアンツ VS パトリオッツ、野球では、ヤンキースVSレッドソックスです。日本で言うと、巨人と阪神のような関係でしょうか。そんなヤンキースとレッドソックスですが、3年前に、新しいヤンキースタジアムを建設する際、ある事件が起きました。
私の主人は、当時、ヤンキースタジアム建設に携わっていたのですが、建設現場に行くときは、いつもレッドソックスのキャップをかぶっていくという、かなり根性のある人です。ところが、主人以上に、根性のあるレッドソックスファンがいたのです。彼は、なんとコンクリートで、スタジアム内に、レッドソックスの強打者デビットオルティスのユニフォームを密かに埋めてしまったのです。これを見ていた他の作業員によって、この「呪いのユニフォーム」の存在が公になり、ヤンキースの役員たちの目の前で、5時間かけて、このユニフォームを取り除く作業が行われたそうです。ライバルであるレッドソックスのユニフォームが、ヤンキースの聖地に埋められたなんて、ヤンキースファンにとったら、悪夢だったに違いありません。
(注)このユニフォームを埋めたのは、私の主人ではありません。
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「Air Capital of the World」の終わりの始まり?!

僕が住む「カンザス州ウィチタ」には、(意表をついて)世界有数の大会社本部が多くあります。

特にアメリカ国内の有名航空機製造メーカーの拠点が集中していて、この業界では「Wichita, Kan.」を「the Air Capital of the World」と呼んできました。以下、長年ここに居を構え、ウィチタ市民の生活の一部となっている航空機製造会社(参照)。
– ボーイング
– ボンバーディア/リアジェット
– セスナ
– レイシオン
– エアバス
– ホーカービーチクラフト 続きを読む

ロサンジェルス車上放火犯、捕まる!

年が明ける前の12月29日の夜から1月2日の夜にかけて、ロサンジェルス北部のSan Fernando Valley(サンフェルナンドバレー)とWest Hollywood(ウエストハリウッド)を中心に、連続した車上放火事件が起こりました。(放火は英語で”arson”、放火魔は”arsonist”) 被害にあったのは、豪邸の立ち並ぶエリアや、アパートが集まったエリアで、アパート一階部分が駐車場になっている建物にも火がつき、5夜の合計で53台の車が炎上、被害総額は$3ミリオンになるそうです。 LAFD (Los Angeles Fire Department)は連日、姿の見えない敵と戦うべく、新年のお祝いとは無縁なところで消火活動を行いました。(感謝!) 数百もの消防士、警察官、捜査官がこのケース送り込まれ、一日でも早く容疑者の逮捕を進めていました。 (LAFDのFlickrアルバムから) そして2日の夜に最後の放火が起こり、数時間後の明けた1月3日の火曜日、LAPDによると、セキュリティカメラに映った不審者の映像と、証言者からの情報をもとに、24歳のドイツ移民Harry Burkhartを逮捕するに至ったのです。よかった! このBurkhart容疑者、なんと一緒に暮らしていた母親が祖国のドイツで求刑されており、28日の夜に強制送還のために逮捕されていたそう。 母親が逮捕状を出されて連行される際には、このBurkhart容疑者もその場に立ち会っていたらしいのです。 母親がドイツでどのような罪を犯したのか、二人がどのようなビザステータスでアメリカに滞在していたのかは不明だそうですが、これをきっかけにBurkhart容疑者は「アメリカが嫌いだ!」という気持ちがあったそう。原因は母国なのに・・・。 息子の逮捕も、この母親の逮捕がきっかけで、容疑者のプロファイルに顔なじみのあった捜査官たちが、セキュリティカメラの分析と照らし合わせて逮捕に至ったそうです。 それにしても、逆恨みで車に放火なんて信じられませんね。ガソリンに引火したり、家に燃え移ったりして、人の命だって奪いかねないのに。アメリカでは、子供を車に放置することは法律で禁じられていますが、こんなことがあった日には、絶対の絶対に一秒だって子供を車に置き去りになんてできません。 今回の5夜の放火事件中、消防士一名が軽症、他一名が煙を吸って救急車で運ばれたそうですが、他に大きな人的被害がなかったのは何よりです。 消防士の皆さん、本当にどうもありがとう。どうかしばらくの間はゆっくり休めますように・・・。 容疑者は嫌いなアメリカで、しかも刑務所生活なんて、どんなことになるのでしょうか・・・・?

サンディエゴ米軍機墜落事故 判決出る!

サンディエゴ米軍機墜落事故


From KFMB.com

2008年12月8日、サンディエゴの住宅街に、訓練飛行中の米軍戦闘機が墜落したニュースは、日本でも話題になりました。

訓練中の戦闘機が着陸のためにMiramarネイビー基地に向かっていたところ、突然エンジンが故障し、サンディエゴ南部のユニバーシティー・シティーの民家に突っ込んだのです。 続きを読む