Dead busy at my regular work


とにかく最近忙しくて...。


気分的にはそれほど切迫感はなくて、ストレスもそれほど感じていないのが良いことですかね。ま、それだけ成長していると言うことで...。


え?誰、その歳でまだ成長できるのかって言ってる人は?


人間、死ぬまで成長できるのです。身長が伸びるとか、体重が増えるとか言うのではなく、精神的にね。


で、仕事ですが...。


うちの会社が携帯電話のICを開発していることは以前話したと思いますが...。開発の流れは、


IC設計 → ICを評価するためのボード設計 → 出来たボードのテスト → 開発したICの製品化(お客さんのボードデザインの援助とか)


てな感じです。我々のチームは、「ICを評価するためのボード設計」と「出来たボードのテスト」をしています。もちろん、IC設計とか、製品化にもかかわるんですけどね。つまり、何から何まですべてに顔を突っ込んでいなければならないチームなのです。


逆に言えば、すべて知っているので、お役立ち集団なんです(笑)。頭脳集団とも言えますかね。だから忙しいとも言えますかね。


で、今ちょうど、「ICを評価するためのボード」があがってきたところで、テストで大忙し。


ボードを評価するためにはソフトウエアってのが必要になるのはわかりますよね?え?わからない?...


たとえば、iPhoneを思い浮かべてみましょう。いーですね、あれ。電話はかけられるし、MP3音楽は聞けるし、ゲームは出来るし。GPSにもなりますしね。でもね、あれ、中の回路をコントロールするソフトウエアがなければ、ただのケースなんです。箱。いや、プラスチックと金属の塊かな...。あと、ガラスと。何の役にも立たない。


もちろん、逆に、ソフトウエアがあっても、ハードウエア(回路)がなければ、これまた何も始まりません。


で、ボードのテストの話に戻って...


出来上がってきたボードをテストするためには、やはりその「ソフトウエア」が必要になるわけで。


ここでよく言い合いが発生するんですね。


「ハードウエアが動かないからソフトウエアが開発できない」


「いや、ソフトウエアがバグだらけなので、ハードウエアをチェックできない」


これ、それぞれ、ソフトウエアグループ、ハードウエアグループの言い訳なんですね。


つまり、ニワトリが先か、卵が先かの話なのです。はたから見ているととても楽しい言い争いなのです。


でも、ま、お互いに文句を言いながらも、自分の仕事を進めなければならないんですね。だから、お互いに歩み寄って、あーでもない、こーでもないと、長時間頭をひねるわけです。


その間を取り持つのがマネージメントとかリーダーの仕事。


「まぁーまぁー、そう言わずに、ね、こうすれば出来そうじゃない。」


「お前はこう言うけど、こっちの方が納得いかない?」


とか何とか言いながら、それぞれをなだめながら、先に進むわけで。そう言う仕事も結構楽しいですね。


つらいのは、上から「ドカン」と落とされる至上命令に対して、チームをどのように引っ張っていくかを考えること。エンジニアと言えば、個性の塊のような人間ですから、それをひとまとめにして、ひとつの方向に向けてガーっとがむしゃらに走らせるってことが非常に難しい。そう言う人間を走らせるには、その人を納得させなきゃならない。技術屋ですから、納得するまでには、一つ一つ壁を崩しながら進むので、かなり時間がかかることが多い。その時間をなるべく短縮させるアイデアを常に持っている必要もある。


書き出せばきりがないほど、いろいろ面倒くさい、おっと、口が滑った、いろいろと大変なことがあります。ま、恐らく経験を積めば、それほど大変なことでもないと思いますが。


だから、忙しさと言うのは、「物理的」なものではなく、「精神的」なものなんでしょうね。


つまり、ばたばた走り回っているわけではなくて、「あーでもない、こーでもない、こーしようか、あーしようか」って言うやつ。脳みそを常に動かしているってやつですかね。


ま、私自身、この業界で働けるのももうわずかだと思ってます。光の速さで進んでいる技術革新のスピードにはもう付いていけなくなっているから(涙)。


やはり、余生(って、それほど歳を取ってませんが)は、自分の好きなことをすべきかと考えてまして。だから、自分で起業したりもして。


この1年で、副業に対して、自分がどれくらいがんばれるかを試そうと考えています。


とにかく、副業が起動に乗るまでは、本業を続けなければなりません。早くひとつに絞りたいんですけどね。


ま、家族もいますし...、彼らを路頭に迷わせるわけにもいきませんし...。


踏ん張っていきますかね。


Have a nice weekend!

続きを読む

Web Cast(ウェブ・キャスト)- 2009 fiscal year earnings


と言うことで、ひさびさに会社ネタです。


今日は、四半期に一度行われる、全社向けWeb Cast(ウェブ・キャスト)がありました。


夕方でしたので、おそらく、カリフォルニア、アジア地区向けだったのでしょうね。東海岸、ヨーロッパ向けには、おそらく今日の午前中に行われているでしょう。


ウェブキャストで何を話すのか。


今回は2009年第4四半期と通期の会社の儲けのお話。


会社の業績が良いと言うことは、その従業員にとってもうれしいことです。昇給率が上がったり、RSU(Restricted Stock Unit:リストリクテッド・ストック・ユニット)がたくさんもらえたり、あるいは、キャッシュボーナスが出たり。


うちの会社、この不景気だと言うのに、過去最高益を出した部署があったりします。全般的に、先期と比べると、収入はかなり上がったようで。うちの部署も、去年、大きな携帯電話会社からの受注がうなぎのぼりだったので、会社の全利益にかなり貢献したようです。


ま、お金の話は置いておいて。


ウェブ・キャスト...、ウェブと言うくらいですから、音声、映像ともすべてウェブベースで行われます。


最初に、メールアドレスを登録します。社内ウェブキャストなのに、どうしてメールアドレスを登録しなければならないのか分かりません。ウェブからも質問ができるようになっているのですが、誰がどのような質問をするのかを知っておきたいのでしょうか...。


そして、「登録」ボタンをクリックすると、ウェブキャストが始まります。音声はウィンドウズメディアプレーヤーで聞くことになります。映像は...、映像といっても、プレゼンテーションのスライドが次から次へとぱらぱらとめくられるだけなのですが、ウェブページが話しにあわせてどんどん進んでいきます。


ま、この方法であれば、インターネット接続環境があれば、どこでも見ることができるってことですね。便利なものです。

続きを読む

アメリカ企業で電話会議

アメリカ_会議



日本の会社では、会議を開催する場合、どのような方法でその案内を回すのでしょうか?


もう10年以上も前の話。私がまだ日本のある企業で働いていたころは、「業務連絡書」なる紙っぺらに、日時、場所など、必要事項を記入して、それを数枚コピーして、必要部署に配布していました。


結構面倒くさかった...


さすがに、私が退社する直前には、ロータスノーツだったかなんだったかのグループウエアを使って、「電子的」に会議開催案内を送っていました(私の記憶が確かならば)。


さて...


では、アメリカ企業だとどうなるか。電話会議開催の場合は?そんな疑問を持った方々がいらっしゃるようなので...。


私がいたアメリカ企業のすべてが、マイクロソフトのアウトルックを使っていましたし、今も使っています。多分、アメリカではアウトルックがメールソフトウエアのデファクトスタンダードでしょうね。


会議開催の案内方法はほとんどすべて同じ。


アウトルックには予定表(カレンダー)機能がありますよね?(アウトルックエクスプレスだとありませんけどね)


会議開催案内を出す場合は、このカレンダーを使います。


つまり...


新規カレンダーを開いて、会議のタイトル、開始時間、終了時間を入れますね。そして、会議のアジェンダなどの情報を記入します。


それから、会議に参加する人をあて先に入れていきます。うちの会社の場合、従業員すべてのメールアドレスやその他の情報がすべてサーバーに登録されているので、名前をタイプすれば、ほぼ自動的にメールアドレスが入力されます。


で、会議室の場所...


うちの場合、会議室は従業員と同じように扱われていてサーバーに登録されていますので、会議室も参加者の一人として、あて先に記入します。つまり...会議室は従業員と同じ扱いですから、イギリスのケンブリッジの「あそこの」会議室、中国の上海の「あそこの」会議室など、すべてサンディエゴにいながらにして予約することができるわけです。


で、必要事項を記入したら、「スケジュール」を確認します。つまり、会議参加者のスケジュールと会議時間とがコンフリクトしていないかどうかを確認します。会議室も従業員と同じ扱いですから、もし、その会議室がどこかの誰かに予約されていたら、この「スケジュール」に表示されるわけですね。


ここまでやって、「送信」すれば、ふつーの会議開催案内になります。


では、電話会議の場合はどうなるか。


さらに、電話会議特有の設定が必要になります。別に特に難しいわけでもないですけどね。


うちの場合、企業向け電話会議設定ソフトウエア(?)を使っています。良いのは、アウトルックに統合されているところ。


会議開催案内に必要事項を入力した後、引き続き電話会議を設定します。


日時や参加者は会議開催案内にすでに入力されていますから、あとは、ミーティングIDを設定するだけ。これも自動で出来ます。


そして送信。


That’s it!


では、電話会議に参加する場合、どうすれば良いのか。


まず、電話会議専用の電話番号に電話します。この番号は社内電話番号、フリーダイヤル番号、国際電話番号の3種類。つまりどこからでも電話できると言うことです。


電話をすると、「あちら」から録音メッセージが流れます。


「ミーティングに参加する場合は『1』を押してください」


「ミーティグIDを入力してください」


「ビープ音の後に『お名前』をどうぞ」


言われたとおりにやっていくと、「ピコ」の音の後にたった今録音した自分の名前が再生されます。そして、電話会議の中へ入っていきます。


そして...


電話会議システムでは、プレゼンテーション資料などもネット上で共有することが出来ます。つまり、各参加者が必要に応じて、自分のPCのデスクトップ、他者のPCのデスクトップを切り替えることが出来ると言うわけです。


最後に、会議開催案内には、何を書けば良いのでしょうか。


「これこれについて、検討したいので、以下のアジェンダで電話会議を開催します」などと書けば良いわけですが...たとえば、


All,


Let’s get together to discuss XXXX because we need to nail it down ASAP for next board meeting. Please feel free to invite appropriate people from your groups.


Thanks,
Masa


てな感じになります。これをすっ飛ばして、会議タイトルと日時、場所のみの会議開催案内もあります。


イメージわきました?

続きを読む

2010年1月4日 初出勤 挨拶は?

アメリカ_正月



さて、今日、1月4日から通常通りの出勤です。


私の場合、クリスマスからの11連休明けですから、多少、気が重い。年始から忙しくなるとわかっているのでなおさら。


今年の抱負はなんですか?


英語で「抱負」はResolutionと言います。


What’s your New Year’s resolution?


と聞いてまともに答える人はあまりいません。


Well… let’s see… I don’t know… How about yours?


なんて切り替えしたりします。


あまりまじめに考えていないからなのか...、それとも、人に言えないようなことなのか...私みたいに(笑)。


さて、日本の年始、初出勤すると、年始のご挨拶のために、会社の各部署を回ることがよくありますね。私の場合もそうでした。


「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」


などと深々と頭を下げて挨拶をします。それから、


「どうでした?冬休みは?」


となりますね。


では、アメリカの場合はどうなのか。


すべてがすべてそうとは言い切れませんが、少なくとも私の周りで今起こっていること。


“Hey, Masa! Happy New Year! How were your holidays?”


“Happy New Year to all!”


“Happy New Year, Masa! Did you go anywhere?” “Well… I just stayed home with my family…”


ってな感じです。人によっては握手を求めてきたりもします。


日本語の「今年もよろしくお願いいたします」に当たる表現は特にないようです。よーく考えてみても、今まで言われた記憶がありません。何て言えば良いんだろう...。


と言うことで、今年もこのブログでがんばりますので、どうか、今後とも御ひいきに。

続きを読む

クリスマス休暇に入る前の挨拶は?


これについてのご質問が結構多いようなので...。


確かに、ご存知のない方が結構いらっしゃるようです。英語の教科書に載ってないのかなぁ。


日本の場合、冬休みに入る前、会社を出る際、「良いお年を!」とか、「今年1年、お世話になりました。来年もよろしくお願いします!」とか言いますね。


アメリカ...と言うか、英語圏の場合、これをどのように英語で言うのでしょう。


私もアメリカに来たばかりのときは、何と言ったら良いのかわからず、


“Thank you for …”


と日本語を英訳して言っていたような...。


さて、実際にはどう言うかと言うと、


“Merry Christmas!”


これだけ。あるいは、


“Merry Christmas and you have a Happy New Year!”


または、


“Merry Christmas, Happy Holidays and a Happy New Year!”


3つ目を知っていれば、全く問題ありません。これは、


クリスマス → クリスマス後の休暇 → 正月


をまとめて言ったもの。


日本語で書いてみると、


「メ~リ~クリスマ~ス、ハッピーホリデイズ、アーンド ア ハッピーニューイヤ~~~!」


と1つ1つ多少大げさに発音すると格好がつきます。


このほかにもいろいろな言い方があると思いますが、私は知りません(汗)。ネットで調べましょう。


簡単ですよね。悩むことはありません。どんどん使いましょう!

続きを読む