アメリカの物価はもう戻らない ~ いまアメリカで起きていること、これから日本でも起きること
こんにちは、Masaです。
最近、アメリカに住んでいる人から、こんな言葉をよく聞くんですよ。
「もう、元には戻らない気がする」
一方で、日本にいる人からは、
「アメリカは大変そうだね」
って言われることもあります。同じ出来事を見ているはずなのに、立つ場所が違うと見え方は変わるんだなって思いまして。
でも実は、この二つは別々の話ではないと思うんですよね。
「インフレが落ち着いた」と「安くなった」は別の話。
ニュースでは、
「アメリカのインフレは落ち着いてきた」
と伝えられていますよね。
ここで、一つ整理しておきますね。「インフレが落ち着く」というのは物価が下がることではないですよね。
「これ以上、急激には上がらなくなった」
ただ、それだけの意味のはずです。
一度上がったものの値段が、元の水準に戻るとは、誰も約束していないんです。でしょ?
この感覚は、アメリカに住んでいる人にはすでに体感としてあって、日本に住んでいる人にとっては、これから現実味を帯びてくる話だと思うんです。
なぜアメリカの物価は戻らないんですかね?
アメリカで暮らしていると、理由はすごく現実的なんですよ。
まず、人件費。
一度上がった賃金は、簡単には下がらない。
次に、チップ。
その昔は「気持ち」だったものが、今ではほぼ「前提条件」になっている。
さらに、サービスの質。
正直、良くなったとは言いにくい。それでも価格は下がらない。
アメリカでは、「高くなったら下げない」という考え方が、すでに当たり前になっていると思うんですよ。食べ物の値段然り、ガソリンの値段然り…。
アメリカ在住の日本人が、特にしんどさを感じるのは、物価の高さそのものよりも、感覚のズレだと思うんですね。
・昔の値段を知っている
・日本の感覚と比べてしまう ← これマジ(だからドルを円換算しちゃダメなんです)
・円安という現実が重なる
昨日まで「普通」だった基準が、今日はもう通用しない。
このズレが、気づかないうちにじわじわと負担になっていきます。
ここで、視点を少し引いてみますね。
アメリカで起きていることは、「アメリカだから特別」という話ではないですよね。
人件費が上がって、サービスの価格が上がって、一度上がったものは下がりにくい。この構造自体は、日本でもすでに始まっていますよね。スピードは違っても、向いている方向は同じだと思うんです。
アメリカでよく聞く言葉があります。
「そのうち落ち着くよ」
でも現実には、戻るんじゃなくて、「慣れていく」。
この違いをどう受け止めるかで、これからの気持ちの持ち方は大きく変わりますよね。
アメリカの物価が上がったんじゃなくて、我々の「基準」が、まだ昔に置かれたままなのかもしれないですよね。
戻るのを待つより、「どう付き合うか」を考える。それは、アメリカに住む人にも、日本に住む人にも、これから必要になる視点だと思います。
そして最近のアメリカは、物価だけじゃなくて、「普通に暮らす」こと自体の難易度も上がっているんですよ。マジ、難しい…。
Masaでした。




















こんにちは、お久しぶりです。久しぶりにコメントします。
人件費上がりましたよねえ。従業員の給料もバカ高くなるばかり、だからと言って従業員がもっと一生懸命働いてくれると思ったら大間違い。半分は頑張って働いてくれるがもう半分は働いてやってるんだという態度、そういう人に対して、昇給やボーナスのことをしょっちゅう聞いてくる。私は頑張って一生懸命働いてくれる人にはどんどん昇給、昇格は大賛成だが、ドラマやゴルフのトーナメント見て仕事している人たちには昇給や昇格はしたくない。どこの国でもバイヤスあるんだけど、やりにくくなってきた。会社の愚痴ですみません。
関税のおかげで会社の運営も非常にやりにくくなった。
確かに一度高騰したものはなかなか戻り戻りにくいですね。
今の状況でなんとかやっていくしかないんでしょうが。。。大変です。
Naomi Fisherさん、コメントありがとうございます。お久しぶりです。
わかります。給料はインフレ級、やる気はデフレ級、みたいな場面、ありますよね(笑)。
ちゃんと頑張ってくれる人がいる一方で、「これは仕事というよりNetflix鑑賞会では?」と思う瞬間もある。それでいて昇給とボーナスの話は世界最速で出てくる…。この現象、もはや国際共通語かもしれません。
関税の影響も含めて、「コストは上がる、効率は上がらない、精神力だけ削られる」という三重苦の中で会社を回している方、本当に尊敬します。
おっしゃる通り、一度上がった物価は、エレベーターでは上がるけど、下りは非常階段ですね。しかも長い。
結局のところ、「今の条件でどう生き延びるか」を考えるフェーズに入っている気がします。
愚痴、大歓迎です。むしろ正常な反応です(笑)。
またいつでも吐きに来てください。今後ともよろしくお願いいたします。