ちょっと面白いニュースがライブドアに載っていました。
日本人に英語を教えるとこんなにヤバイ …ある英作文の内容に大反響
大元のブログ記事がこれ。
Teaching English In Japan Is Awesome and Sometimes Hilarious
この投稿のコメントが結構笑えるのですが、「なるほど」なんて考えさせられるものもあったりします。
偉そうなことは言えない私ですが、英語を話すときに、日本語をそのまま英訳しても、通じないことの方が多いです。
通じない理由は、英文法とか単語とかの知識以外のところにあるんですね。もちろん、基本的な文法や単語を知らなくてはならないですが、大学レベルの英語の知識があっても、通じないことの方が多いように感じます。
多分、文化の違いがかなり大きいんじゃないかと。
なぜこんな話をするかと言うと...
今日会社で、あるソフトウエアツールの教育を受けたんですね。そのツール、その分野ではかなり有名なある日本企業が開発したもので、もともと、日本語で開発されたものを英語にローカライズしたものなんです。つまり、ヘルプとか、メニューとかの日本語がすべて英訳されているんですね。
ツールのバージョンが12ですから、10年以上も前から英語圏で使われている、かなり有名なものです。多分、世界各国で使われているようなものだと思います。
で、インストラクターが使い方を説明してくれるわけですが、メニューの中に明らかに日本的な言い回しが結構あって、みんなの笑いをかっていました。
例えば、日本語で言うと、
「ファイルを閉じようとしていますが、保存しますか?」
のような感じの言い回しを、
“You are trying to close the file…”
のように訳しています。この英訳、単語を見ても、文法を見ても、全く問題ないのですが、英語のネイティブスピーカに言わせると、
「超日本的な英語」
だそうです。よく考えてみれば、ソフトウエアとか、マニュアルとかに”trying“ってのはおかしくないですかね?
「え?自信ないの?」
などと考えてしまいそうで...。
あまり偉そうなことは言えませんが、とにかく、日本語を英訳する場合には、言葉の裏にあるものを十分に知った上で訳すべきでしょうね。
難しい...。
カテゴリー: アメリカ企業
アメリカ企業を10倍うまく立ち上げる方法
意外に簡単、と言うのが印象。
何から何まで手続きを自分でやれば、多分、数百ドル(500ドル以下)で立ち上がってしまうでしょう。もちろんそれなりの知識は必要になりますが。
普通、アメリカで起業する場合、弁護士や会計士に処理を代行してもらいます。
すべての費用込みで1500~2000ドルと言うのが相場だそうで。私の知り合いで、800ドルで立ち上げた人もいます。
私の場合、ある会計士にお願いして、さらに格安で立ち上げることが出来ました。
どのくらいかと言えば、トータルで500ドルくらい。
500ドルのうち、会計士に支払ったのが、350ドル。
残りは、連邦、州、市に支払った費用。
信じられないくらい安いですね。
やったことと言えば...
起業しました
あまり声を大にして言わない方が良いかもしれませんが...
「起業しました!」
と言っても、すでに2ヶ月ほど経過しているんですけどね。
何か変わったかと言えば...、特に変わっていません。
本業は忙しくなるばかり。
副業のために、会社を立ち上げたのですが、今のところ名ばかりの会社。
7月末から、細々と基礎固めをしています。本業、家庭といろいろとあって、なかなか思うように進まないのが実情です。決して回りのせいではなくて、ようは自分の意志が弱いだけなんですけどね(苦笑)。何とかしなければと言う気持ちです。
会社名は、このブログのページのどこかにあります。見つけてみてください(笑)。
事業内容は、
1.書籍出版
電子ブックも含みます。
2.トレーニング、セミナー
これまでの記事でもうお気づきですよね、何をやりたいか。
また、ホームスタディーコースなども提供できればと考えています。
この2本立てで日本に出ることが当面の目標。
アメリカにはまだまだすばらしい書籍、教材、セミナー、トレーニング、コーチ、作家が埋もれています。それを日本の方々にご紹介できればと思っています。
特に日本に市場を絞っているわけではないんですけどね。実際、資金集めもあって、グローバル向けにあるプロジェクトを動かしています。なかなかうまくいかなくて、毎晩、頭を悩ませています(苦笑)。
リアルなビジネスですから、そこには周到な計画と、戦略、地道な努力が必要です。それが分かっていながらも、「どうして、うまくいかないんだぁ~。」と毎晩夢でうなされています(笑)。
「このままいくと、倒産?」などと、ネガティブなことを考え続けていると、負のスパイラルの中に落ち込んでいって、2度と抜け出せなくなりますね。気を付けないと。
とにかく、明日は明日の風が吹く。今日だめでも、明日はきっとうまくいきますって。
「DESIREがしっかりしていれば、目標を失うことはない。必ず成功する。」
...と言う教えを信じて、前に進むしかありませんな。
がんばりましょう。
大学入寮日 当日
いやいや、本当に疲れました。
夕方、家に戻ってきたのですが、とにかく大変な引越しでした。
でも、息子と共になかなか面白い経験が出来ました。私の大学入学時はこうではなかったので、私に取って今日は何もかもが新鮮。
朝、いつもよりも少し早く起床、ホテルでコンチネンタルブレックファストを取り、早々に大学に向けて出発。
8時過ぎには大学に到着。息子によれば、寮のすぐ脇が駐車場になっていて、荷物の搬入時のみそこに車を停めることが許されているとのこと。
駐車場の入り口には、在校生が列を作り、”Welcome to UCLA!!!”と奇声を上げて我々をお出迎え。ちょっと気恥ずかしいかも...。
駐車場に車を停め、荷物を運ぶための「カート」をもらいに行きます。1人につき1つのカートが割り当てられているはずなのですが、中には2つもカートを使ってたくさんの荷物を運んでいる子供たちもいます。ベッドマットとか、リクライニング機能付きの椅子とか、自転車、冷蔵庫、プリンターなどなど。
うちは、衣類がほとんどで、その他に、布団、食料、電気スタンドなどを持ち込みました。カート1つと、スーツケースに詰め込んだ衣類。
寮付近には、ボランティアを勤める在校生がいたるところに立っていて、「Need help?」と聞いてきてくれます。場所が分からず立ち止まって場所を確認していると、「Can I help you?」と声をかけてくれます。
とにかく、親の私も「すごく感じがいーなー」と感じるほど、面倒を良く見てくれました。
寮の入り口は入寮生であふれかえっています。その人の波をボランティアが手際よくリードして、それぞれを部屋に案内します。
部屋に到着。4階建ての1階。昨日お話ししたように、うちの息子は3人部屋。他の2人は明日以降の入寮です。親としては挨拶する必要のない分、少し気が楽かも(苦笑)。
カードキーと暗証番号の2ステップを踏んでやっと部屋に入れるようになります。「すごく、セキュリティがしっかりしているかも。」の印象。
部屋に入ると...
「涼しい...」
何と、エアコン完備。壁にエアコンのスイッチが付いているじゃないですか。「お前、結構贅沢かもな。俺のときは、扇風機もなくて、夏なんか毎日死にそうになってたんだぜ。」
部屋には洗面所、トイレ、シャワーも備え付け。「ホテルみたいじゃん。」
3人部屋ですから、確かに狭いのですが、クローゼットもあるし、衣類用タンス、2段ベッド、机、レンタルした冷蔵庫と電子レンジ、インターネット用のイーサーネットケーブル用ジャック(ワイヤレスも有り)、電話などなど、とにかく必要最小限のものはすでに揃っています。
「あーあ、お前がうらやましいよ、ほんと。人生、もう一度やり直せるなら、こんな環境で思い切り勉強したいよなー。」
荷物を解体して、整理していると、在校生と思われる男女が部屋に入ってきました。
「こんにちは。私、XXX(失念しました)、こっちは、エリック。あなたの部屋のすぐそばにいるの。何か困ったことはない?」
「(おー、なんて感じのいー子供たちだ。)」
息子「えーっと、XXXをさがしてるんだけど、見当たらなくて、どこかにないかな?」
男女「あー、それならXXX」
なんて会話をして、すでに友達。ベッドをずらしたり、道具を貸してくれたりと、とにかくいろいろと世話をやいてくれます。
息子よりも親父の方が感動。
引越しが一段落したので、キャンパス内にあるショップ-日本で言う学生生協のようなものでしょうか-に行って、教科書を購入します。
ショップに行く道沿いには、数人のグループがいくつかいて、新入生と思われる子供たちを呼び止めて、サークルへの勧誘活動に余念がありません。ビラを配っているグループもあります。「俺の時代もこんなのあったんだよな。」
そして、教科書。我々の時代も教科書はそれほど安くはなかったと思うのですが、5冊で400ドル。1冊当たり80ドル。そんなものなんですかね、今は。で、面白いのは電子ブックを教科書として使うクラスがあるとか。お金を支払ってインターネットからダウンロードして使います。
教科書の購入の仕方も我々の時代とは全く違います。受付近くにあるパソコンに必要事項を入力すると、必要な教科書リストが出てきて、それをプリントアウトし、Text Book専用の書店で入手します。
とにかく私にとってはすべてのことが目新しくて、息子よりも私自身が「ワクワク」しました。
仕事と家族を持った私が、フルタイムの学生に戻ることはほぼ不可能ですから、時間を見つけて、ちょくちょく大学に行って、学生気分を味わいたいと思っています。
長時間飛行もこれだったら楽しいかも-サウス・ウエストエアラインのお話
ご存知だと思いますが、アメリカには「サウス・ウエストエアライン」と言う航空会社があります。
運賃をかなり抑えて、その代わり、サービスはほどほどに、指定席もなし、ファーストクラス、ビジネスクラスもなし、と言う面白い航空会社です。
さらに、お客様は二の次、一番大切なのは従業員と言う信じられないような社風。つまり、従業員を満足させることにより、その見返りとして、お客様に最高の満足を提供するってことです。面白いですね。
実際、お客様は彼らからかなりの満足度を得ているとのことです。
先日、サンノゼへの出張にサウス・ウエストを使ったのですが、そこで、帰りの便で面白いものに遭遇しました。
フライトアテンダントが超面白い。
機内放送は必要事項をまとめた紙っぺらを淡々と読み上げるのが普通なのですが、彼は違いました。
とにかく、ジョーク、ジョーク。乗客を全く飽きさせません。
「お疲れのところ大変迷惑な話だけど、少しだけ我慢して聞いてね。これが僕の仕事だから仕方がないでしょ?」
「仕事の後は、ビールでも飲んでスカッといきたいところだどうけど、残念ながら5ドルをもらわなきゃそんな気分にさせてあげられないんだ。5ドルはキャッシュしかだめだからね。クレジットカードしか持ってない人は、諦めて。」
ってな感じで、とにかく面白い。
その昔(25年ほど前かな)、東京の中央線に乗ったときに同じように、ちょう砕けたアナウンスをする車掌さんがいたのを思い出しました。
さて、サウス・ウエストエアライン。この「おふざけ」をいたるところでやっているようです。こんな機内アナウンスに会った人は、超ラッキーかも。