Conference call 漬け

アメリカ_電話会議



最近、例のプロジェクトがかなり忙しくなってきていまして。



実は、今週、ヨーロッパからビジネスパートナーが来て、ミーティングをすることになっていたのですが、このところのSwine Fluの影響で、ミーティングがキャンセルになってしまいました。



Swine Fluにかかると面倒なことになるので、ミーティングは延期するとのこと。



ま、別にこちらは特に問題はないし、来ないほうが返って気が楽だし。



ところが、キャンセルされたミーティングと置き換えに、電話会議。



以前もお話しましたが、あちらとこちらの時差は10時間。つまり、こちらの午前8時は、あちらの午後6時。あちらの午前8時は、こちらの午後10時。



この時差で電話会議ですから、お互いに大変です。



普通はこちらの午前7時、あちらの午後5時に1時間ほどの電話会議を行います。



今回は、ミーティングで予定されていたことを電話会議で行いますので、会議時間も2時間、3時間。



結構つらい...。



明日は、午前7時から午前10時までが第一ラウンド。で、午後8時から午後11時までが第二ラウンドになっています。あちらもつらいでしょうが、こちらもつらい。



考え方が貧乏人ですが、ヨーロッパとアメリカで6時間の電話代がどれくらいになるのか興味があります。

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Corporate Ladder

Corporate Ladder…



簡単に言えば、企業の経営陣にたどり着くための階段(はしご)...かな...。



この階段を着実に上りながら、昇進を続け、最終的に企業の経営陣に仲間入りするってことですね。



どこの会社にも、ものすごい野心家の方たちがいて、人を蹴落としてまでこの階段を上り続けます。もちろんそこには政治的な要素もたくさんあって...あまり首を突っ込みたくないような部分もあります。



人によっては、会社を転々としながら、それぞれの階段に飛び移って、上の方に登っていきます。



私の場合、確かに経営陣の仲間入りが出来れば、その会社を動かすことが出来ますので魅力は感じますが、自分の意思を曲げて人に同調してまで、会社を動かしたいとも思っていません。もちろん、自分にその能力があるか疑わしいですけどね(ないとはっきり言えば良いのに...)。



うちの会社の経営陣、あるいは、他の会社の上層部の連中を見ていると、Corporate Ladderを上っていくためのパターンがありそうです。



アメリカは日本以上に学歴社会だとこのブログにも何度も書いていますが、Corporate Ladderを上るには、やはり学歴が非常に大切になります。もちろん、例外もたくさんありますが。



ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズなどは例外と言っても良いかもしれません。ビル・ゲイツはハーバード中退ですけどね。



まず、大学は、メジャーなところを出ていた方が良さそうです。Harvard、Stanford、University of Southern California、Prinston、MITなどなど、アメリカ国外の人でも、聞けばすぐにわかるような大学ですね。



学歴としては、超美しいです。



メジャーはビジネスが一般的でしょうか。そうでもないかな...。



うちの会社のように、技術を売っている企業は、四大ではエンジニアリングをメジャーしていることが必要だと思います。もちろん必須ではないですけどね。



そこで、しっかりと基礎を勉強します。GPAは限りなくに近いこと。



そして大学を卒業したら、そこでいったん就職します。就職先は、もちろん、自分の将来目指している分野に関連しているところが望ましいでしょうね。



技術の場合には、技術屋になって、ラボで半田ごてを握ることも必要かもしれません。



で、そこで3~4年ほど過ごします。



大切なのは、この間、働きながら大学院に通うこと。もちろん、会社の金を使って。全額ではありませんが、アメリカの会社は、勉強のために補助金をくれるのが一般的です。



さらに重要なのが、大学院で学ぶのは必ずビジネスであること。すでにご存知のとおり、一般的にはMaster of Business Administration → MBA と言われますね。



ここがキーポイントになります。



必ずMBAが必要です。MBAを持っているから企業の経営陣になれるとは限りませんが、逆に企業の経営陣はかなりの割合でMBAを持っています。



そして、MBAをゲットした暁には、所属部署を変わります。



お勧めはマーケティングか、プロジェクトマネージメント



この2つの部署は、少なくとも、その分野で会社が何をしようとしているのか、あるいは、社内で何が起こっているのか、のような大枠がわかります。さらに、これらの部署にいれば、技術から、営業、経営にいたるまで、全てのことを経験することができます。もちろん、広く浅くですが。



ちなみに、うちの会社では、現在はMBAを持っていないとマーケティングには入れません。ですので、マーケティングに入りたい人は、MBAと取ります。MBAが取れた瞬間に、マーケティングに移ることが出来ます。



ここで修行を積めば、ほとんど怖いものなし。



技術、企画、営業、経営に精通した、超美しい人間になることが出来ます。



これで人生が決まります。 続きを読む

MLMって知ってますか?

MLM = Multi Level Marketing



ご存知でしょうか?



ネットワークマーケティングの一手法のようですが、簡単に言えば、「マルチ商法」、もっと悪く言えば、「ねずみ講」かな...。



一昔前はアムウェイが有名でした。



アメリカ国内でも、いろいろなMLMがあり、いたるところで新しいものが発生しているようです。流行病みたい。



商品は、化粧品健康食品サプリメントジュースなどなど、あらゆるものが販売されているようです。



ウィキペディアによれば、



「マルチ商法は、ピラミッド型の階層組織を形成することや、新たな参加者の勧誘などの販売展開の方法が、ねずみ講に似ているものとして捉えられており、違法であると誤解されていることが多いが、法律の規制を遵守し活動する範囲においては、違法な活動ではない。」



らしいですね。



ものによっては、商品を定期的に買い取らなければならないらしく、思ったほどの報酬も得られないとか。あるいは出て行く一方の場合もあるようです。



私はMLMには全く興味がありませんでしたし、今でも興味はないですね。



「マルチ商法」と言う言葉を聞くと、悪いイメージしか浮かんできませんから。



最近も、あるミーティングに参加したとき、ミョーに親しげに話してくる人がいたのですが、彼、MLMをやっているようで、しきりに私を勧誘してきました。健康ドリンクを販売しているそうで、「体に良いから、絶対に売れるはず。日本でも最近販売を始めたんだ。」とか。



健康ドリンクなんか、わざわざ大枚はたいて買う人ってそうそう多くないですよね。月額いくらか払って、毎月送られてくるジュース、飲みます?



化粧品はどうでしょう。肌に優しい基礎化粧品。女性の方、資生堂とか、エステローダーとか、ブランド物の方が興味ありません?うちのお袋は「ちふれ化粧品」を使ってましたが(関係ないか...)。



アムウェイって、最初は何を販売していたんでしたっけ?日用雑貨だったかな?おなべとかのキッチン用品だったか。



あれも、悪徳マルチ商法と一時期は騒がれましたよね。私が生まれる前からあったらしいですね、あの会社。日本に入ってきたのは、1980年ごろだそうで。



でも、合法のビジネスだったみたいですね。ただ、その販売員と言うか「ディストリビューター」のやったことがまずかった。「誰でも簡単に大金が稼げる」みたいな違法な宣伝活動をしたがために、アムウェイを悪徳業界で一躍有名にしたんでしたっけ。でも、今では超健全な販売活動をしているようです。



最近は、MLMの中でも、かなり凝ったものが出てきました。今までは、ほとんどすべて、化粧品や生活用品などの「ハードウエア」を商品にしていましたが、最近、「ソフトウエア」を販売するところがでてきました。



チョー頭良い人がいるもんですね。MLMが大嫌いな私も「ほぉ~」とうなるほどのもの。



「インターネットで広告スペースを販売する」



これをMLM方式で行うんです。商品買取なんて必要ありませんよね。単なるソフトウエアですから。



今まで、大金をはたいて、イエローページなどの紙媒体を使って広告を出してきた小さなショップに向けてサービスを展開するもの。



これを思いついた人、チョースマートですよ。



たとえば、われわれが何か美味しいものを食べに行こうとしたとき、ネットで、「San Diego French Restaurant」とか、「Manhattan Japanese Restaurant」とか、グーグルとかヤフーで検索しますよね?検索結果で出てきたところを、一軒一軒見てみて、サービスの良さそうなところ、美味しい料理を出していそうなところに行きません?



今後、ますます伸びるインターネットを、広告サービスに使う。頭、良すぎますよ。



既存のサービスを組み合わせて、新しいサービスを創造することはよくありますが、これほどポイントを突いたものは、最近見たことがないですね。



俺もガンバロっと。

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大丈夫ですか?

ここ数週間で、またいくつかレイオフのニュースが入ってきました。



その一つは、私が以前勤めていた日系企業。先々週末に完全にシャットダウンしました。つまり、お店を閉めて日本に引き上げると言うことです。



ここ数日、もと従業員と会ったり、メールのやり取りをしているのですが、何と声をかけて良いのか迷います。



「いやぁ、大変でしたね。」



と言うと何か他人事のようで。



「大丈夫ですか?」



と言っても、「大丈夫じゃない」に決まっているし。



日本から赴任してきている人たちは、とりあえず日本側にまだ帰る場所があるので良いのですが、こちらで採用された人間は完全にレイオフ。今は求職で右往左往しています。この時期ですからなかなか仕事の口もありませんし。



とりあえず私からできるアドバイスは、



「monster.comも含めて、自分のレジュメを出せるところにはすべて出す」



です。「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」ではありませんが、とにかく、求人している会社のリクルーターの目に留まらなければなりませんから、かなり派手目のカバーレターでも良いんじゃないかとも思います。



電話インタビューに持ち込めたら、あることないことすべてでっち上げて、とにかく直接面接に持ち込むことに命をかけます。



多少の給料減、通勤距離増にも目をつぶらなければならないでしょう。



あとは...



求人に目を向けず、コントラクターとして請負仕事をする。



この場合、会社からの福利厚生はありませんが、会社側から見れば、正社員を雇うよりもかなり固定費を削減できるはずです。だから、可能性としては、こちらの方が高いような気がします。



がんばりましょう。

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ニューヨークとサンディエゴの違い もう3つ

アメリカ_ニューヨーク旅行



3つ書き忘れました。



8.信号待ちの車がやたらクラクションを鳴らす

街中を走る車の数が違うのでしょうが、サンディエゴではほとんどお目にかからない光景でした。



やたらプープーならします。信号が変わって、少しでも発進が遅れようものなら、あちこちからブーブー。



割り込みは当たり前なので、割り込まれたタクシーは、ブーブー。



信号のない道を横切る歩行者に対して、ブーブー。



横断歩道を信号にあわせて渡っている歩行者に対して、ブーブー。



ニューヨークは恐ろしい町です。



9.歩行者が信号を守らない

これは見ていて危なくて仕方がないです。



車が来なければ、信号が赤でも渡ってしまいます。誰かが渡ると、それにあわせてみんなが渡ってしまいます。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」そのもの。田舎モノの旅行者が多いせいなのでしょうか。それとも、時間に追われたビジネスマンが多いせいなのでしょうか。



信号はしっかりと守らなければなりません。



10.車優先

普通はどこでも「歩行者優先」ですよね。でも、ニューヨークは違います。



「車優先」



轢かれたら歩行者が悪い...と言うわけではありませんが。



横断歩道を渡る歩行者が立ち止まって、右左折してくる車を先に通して、安全を確認してから渡るとか。



信号を無視して横断歩道を渡っている歩行者めがけて、突っ込んでくる車がいたり。



ニューヨークは本当に恐ろしい町です。

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