このサイズ、誰が使いこなせるの!? ~ アメリカの冷蔵庫、容量無限問題 ~
こんにちは、Masaです。
アメリカ生活、30年。いまだに慣れないものの一つ——それが冷蔵庫のデカさ。
最初にアメリカ赴任のときに借りた借家に入ったとき、キッチンにそびえ立つあの巨大な箱を見て思いましたよ。
「えっ、これ…大家族用じゃないの??」って。
ドアが両開きで、製氷機がついてて、なぜかドアの外に水が出てくるボタンまである。しかも容量700リットル超え。日本の冷蔵庫なら、これ一台で町内会まかなえるんじゃないかってサイズです。
Costcoの魔力と“腐るまでのカウントダウン”
で、アメリカ生活に慣れてくると、やっちゃうんですよね…Costco爆買い。
肉、チーズ、野菜、冷凍ピザ、謎のタレ、サイズが倍のヨーグルト。テンション上がって、カートが満タンになったときのあの達成感。
「よし、これで1週間は安心だ!」
……で、3日後には、半分くらい忘れてます。
特にやばいのが、冷蔵庫の右奥ゾーン。
あそこ、もうブラックホール。
気がついたら、「あれ?これ…いつ買ったっけ?」ってカビと目が合う。
「冷蔵庫掃除=人生の内省」説
ある日曜日、カミさんに言われて冷蔵庫を大掃除してたんですよ。
そしたらね、出るわ出るわ、賞味期限切れの食べ物たち。
・「Yakiniku Sauce(Best by: Dec 2023)」
・「餃子のタレ(開封後要冷蔵 → 開封日不明)」
・「Asian Style Something(謎の液体)」
で、それをゴミ袋に入れながら、ふと思ったんです。
「あー…これ、なんか人生に似てるな」って。
・「いつか使うかも」と思って取っておいた夢とか、
・「やりたいと思ってた」何かとか、
・「まあ今じゃなくていいか」ってしまい込んだ情熱とか
冷蔵庫の奥で静かに賞味期限を迎えるのって、なんか、ちょっと切ない。
アメリカ冷蔵庫の合理性と落とし穴
もちろん、アメリカの冷蔵庫がでかいのには理由があるんです。
・車社会で、週1の大量買いが前提
・家族4人とか6人とかが一気に食べる
・冷凍ピザを5枚入れてもまだ余裕がある
つまり、郊外生活×大家族×車ありきの設計なんですよね。
でも、Masa家は夫婦ふたり暮らし。
大判ピザ5枚なんて買ったら、賞味期限の前に人生のライフが尽きそう。
そして今日も、謎のタレが眠っている
というわけで、アメリカの冷蔵庫は「大は小を兼ねすぎ」なんですが、たまに掃除してみると、意外と自分の棚卸しにもなるんです(マジか??? 笑)。
・「これ、要る?」
・「いつか使うと思って取っておいたけど、本当に?」
・「それ、まだ夢だと思ってる?」
冷蔵庫の奥から出てきたのは、タレだけじゃなかった。
自分の“しまいこんでたもの”に、ちょっと向き合うきっかけになった午後でした。
さて、あなたの冷蔵庫にも、「忘れられたゾーン」、ありませんか?
Masaでした!


