登山?ハイキング?ピクニック? アメリカ人の「違いの感覚」に戸惑った話
こんにちは、Masaです。
「週末、山に行こうか」
そう聞くと、日本人の私たちはつい「登山」や「ハイキング」をイメージしますよね。登山靴に水筒、おにぎり、帽子……ほどほどに準備して、自然の中を気持ちよく歩く。それが、ハイキング。
でもアメリカで”Let’s go hiking!”って誘われたら……
「えっ、まだ登るの?これ、ハイキングのレベル超えてない?」
ってなること、ありませんか?
今日はそんな「登山・ハイキング・ピクニック」の「言葉と文化のズレ」について、アメリカ生活30年のMasaが語ってみたいと思います。
【登山=Mountaineering】は命がけ⁉
まず、「登山」という言葉。英語では “Climbing” や “Mountaineering”。
でもこの “Mountaineering”、アメリカ人の中では「命綱つけて岩壁に挑むガチ登山」のイメージが強いんです。
日本の感覚で「登山が趣味です」と言って
“I’m into mountaineering.”
とか言おうものなら、
「へぇ、ロープで崖とか登るの!?」
と驚かれるかもしれません。
富士山すら、彼らにとっては「観光ハイキング」扱いだったりします。
【ハイキング=とにかく自然を歩く】
一方で、アメリカ人の”Hiking”は、とにかく幅が広い。
・家の裏の森をちょっと歩く
・国立公園で絶景トレイルを3時間かけて登る
・砂漠を縦断するような長距離ルート
…これ、全部”Hiking”です。
つまりアメリカでは、「自然の中を歩くこと全般」が “Hiking”。
だから、アメリカ人に
“Let’s go hiking!”
と誘われたとき、日本人的には「軽く森林浴かな?30分くらい?」というイメージで行くと……
え、まだ登るの?
岩場じゃん。
あれ、気づいたら3時間経ってない?
…これ、登山じゃない?
ってこと、ほんとにあるんです。
ちなみにMasaは昔それで痛い目を見ました。スニーカーと500mlのペットボトル1本で挑んで、帰り道には脱水寸前。アメリカ人は涼しい顔して”Great trail, huh?”なんて言ってましたが、こっちは「来世では断る」と心に誓ったものでした(笑)。
【アメリカのハイキング文化】ざっくりまとめると…
✔ 自然の中を歩くこと全般を”Hiking”と呼ぶ
整備されたトレイル、公園、森、海岸、山、砂漠……全部Hiking!
✔ 難易度・距離・装備はバラバラ
30分のゆる散歩から、数日がかりのテント泊(バックパッキング)まで。
✔ 目的も人それぞれ
運動、リフレッシュ、景色鑑賞、友人との交流など、超フリースタイル。
✔ 場所は豊富
国立公園(National Park)、州立公園(State Park)、森林保護区などにトレイル多数。
アメリカ人にとってのHikingは、散歩から登山手前まで全部まるっと含む「自然アクティビティ」なんですね。
【ピクニック=イベント!BBQ付きが普通】
一方、日本人がイメージする「ピクニック」と言えば、
・お弁当を持って
・芝生にシートを敷いて
・ゆる〜く外ランチ♪
って感じですよね?
でもアメリカの “Picnic” は、もっとスケールが違います。
・折りたたみ椅子にテーブルを持参
・巨大クーラーボックスでドリンク冷やして
・グリルでハンバーガー焼いて
・フリスビー、音楽、犬も子どもも大はしゃぎ!
もはや野外BBQ&社交イベント」です。
私が初めてアメリカのピクニックに参加したとき、持って行ったのは「おにぎりとレジャーシート」。周囲はBBQ台を組み立て、ステレオ鳴らしてました。完全に文化の違いを痛感しましたね……。
【結論】言葉に騙されるな!内容を聞こう!
というわけで、同じ単語でもまったく違う行動を想像しているんです。
なので、アメリカ人に”Let’s go hiking!”と誘われたら、
・「距離はどれくらい?」
・「坂道ある?」
・「装備いる?」
と、具体的に聞いてからOKするのが鉄則です(笑)。
今日の教訓
・「ハイキングだから気軽なやつだろう」と思ってスニーカーで挑んだら、3時間の登山コース。
・「ピクニックだから軽食とお茶でいいかな」と思って参加したら、そこはまるでアウトドアイベント会場。
そんな「言葉のズレ」は、日常にひそむ文化ギャップの象徴かもしれません。でも、それにツッコミを入れながら楽しめる自分でいられるかどうか。異文化生活って、案外そこが大事なのかもしれませんね。
それではまた!
Masaでした!














