写真通りに届くのは日本だけ?アメリカのフリマで学んだ「騙す前提」のタフな現実

こんにちは、Masaです。

 

日本でフリマアプリ(メルカリなど)を使ったことがある方なら、あの「梱包の丁寧さ」に驚いたことがあるのではないでしょうか。綺麗なダンボールにプチプチできっちり包まれ、「新品同様」「説明通り」の商品が届く。日本ではそれが当たり前ですよね。

 

でも、アメリカで同じ感覚で個人間取引(フリマアプリやネットオークション)に手を出すと、最初の取引で間違いなく驚くことになります。

 

今回は、私がアメリカのeBayやFacebook Marketplaceなどの個人取引で浴びた洗礼と、日米の「信頼に対する考え方の決定的な違い」についてお話しします。

 

届いたのはゴミ?アメリカのeBayで受けた「写真と違う」洗礼

ガジェットや古い電子機器が好きな私は、アメリカでもよくeBay(世界最大級のネットオークション)を利用します。

 

ある時、少し古いデジタルの測定機器を中古で購入しました。掲載されていた写真には、本体と一緒に専用の接続ケーブルやACアダプターが綺麗に並べて写っており、「動作確認済み」と書かれていました。

 

数日後、待ちに待った段ボール箱が届きました。ワクワクしながら開けてみると……。

 

なんと、中に入っていたのは「本体だけ」だったんです。肝心の専用ケーブルも、電源アダプターも一切入っていません。

 

「これは入れ忘れに違いない」と思い、私はすぐに出品者に「ケーブルとアダプターが入っていないよ」と丁寧な英語でメッセージを送りました。すると、数時間後に返ってきたのは、謝罪どころか堂々と開き直ったメッセージでした。

 

「商品説明のテキストに『ケーブルとアダプター付き』とは一言も書いていない。写真に写っているのは単なるディスプレイ用の参考イメージだ。本体が届いたんだから文句はないだろう?」

 

これには私も呆れ返ってしまいました。「写真に写っているものが届く」というのは、私の甘い思い込みだったわけです。さらに「返品したいなら、返品送料はそっち持ちで送り返せ」とまで言われ、結局、別途高いお金を払ってケーブルを探す羽目になりました。

 

アメリカでは、「売り手の説明をそのまま信じ込まず、買う前に細部まで確認しなかった側も痛い目を見る」という、かなり自己防衛前提の空気が強いんですね。

 

 

「説明通り」が奇跡に見える。日米の「信頼の設計図」の違い

なぜ、日米でこれほど個人間取引のクオリティが違うのでしょうか。そこには、社会全体の「信頼の設計図」の違いがあると思うんです。

 

例えるなら、スーパーマーケットの「果物売り場」の違いと同じです。

 

日本のスーパーでは果物はパック詰めされ、どれも無傷で綺麗ですが、アメリカでは山積みのバラ売り。客が自分で手に取ってひっくり返し、傷がないか自分の目で確認して買います。傷んだものを買っても「確認しなかった自分が悪い」となるわけです。

 

アメリカのフリマアプリも全く同じです。

 

「売り手は良く見せて高く売りたい、買い手は自分の責任で確認する」という、対等な交渉ゲームなんですね。そのため、説明文に「傷なし」と書いてあっても、写真がぼやけていたら「何か隠しているな」と疑うのがアメリカでの正しい態度です。相手を100%信用する方が、アメリカでは少し世間知らずに見えやすいんですよ。

 

 

「届いたものが違っても、『まあ、ここはアメリカだしな』と笑い飛ばせるタフさを持つこと」

 

日本の過剰なまでの「おもてなし・信頼」は確かに心地よいですが、裏を返せば「誰もが嘘をついてはいけない、完璧でなければならない」という強いプレッシャーでもあります。

 

アメリカの個人取引の「騙し合い」は冷酷に見えますが、裏を返せば「お互いに疑い合うのが前提だからこそ、ドライに取引を終えられる」という身軽さの裏返しでもあります。

 

期待値を下げて、取引は「宝探し」くらいに思っておく。これだけでも、アメリカのラフなシステムと、だいぶ気楽につき合っていけると思います。

 

それでは、本日も Take It Easy な一日を!

 

Masaでした。 

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