ピザやハンバーガーも!? 驚愕のアメリカ「病院食」のリアル

 

こんにちは、Masaです。

 

日本の病院食といえば、何を思い浮かべますか?

おそらく多くの人が「お粥」や「薄味の煮物」、「消化の良さそうな白身魚」といった、いかにも身体に優しそうなメニューを連想するんじゃないでしょうか。私も日本で入院した経験がありますが、あの薄味の食事を食べると「あぁ、自分は今、病気なんだな……」と実感させられたものです。

 

ところが、ここアメリカの病院食は、病院によってかなり幅はあるものの、日本の常識からすると「おいおい、本気か!?」と目を疑うようなメニューが出てくることがあります。

 

今回は、日本人が驚きやすい、アメリカの病院食のリアルな裏側をご紹介しますね。

 

 

病院の夕食に「ダブルチーズバーガー」が登場する現実

最近、アメリカのSNSで入院した人たちの投稿を見ていると、思わず二度見してしまうような画像がたくさんアップされているんです。

 

ある病院では、食事制限が外れた患者さんが、病院のメニューからハンバーガーやフライドポテトのような、かなり自由度の高い食事を選べることがあります。

 

もちろん、病院や患者さんの状態によって違います。とはいえ、日本の「お粥と煮物」のイメージで行くと、かなりギャップがあるのは確かです。

 

さらに、アメリカの病院食の印象としてよく話題になるのが「Jell-O(ジェロー)」と呼ばれるゼリー系のデザートです。

カラフルで甘いゼリーや、いかにもアメリカらしい甘めのデザートが出てくると、入院中の気分が少し軽くなる人もいれば、「いや、ここは療養施設だよね?」と戸惑う人もいるはずです。

 

朝食にはベーコンとスクランブルエッグ、昼食にはサンドイッチ、夕食にはローストターキーやピザのようなメニューが並ぶこともあります。

「一体、野菜はどこに消えたの?」とツッコミを入れたくなる瞬間、ありますよね。

 

 

まるでホテル!?自分で電話して頼む「ルームサービス方式」

なぜこんなメニューが可能なのかというと、アメリカの多くの病院で導入されている「ルームサービス方式(Room Service Dining)」というシステムに理由があります。

 

日本の病院のように「決まった時間に、決まったお膳が運ばれてくる」のではなく、病室に置いてあるホテルのようなメニュー表を見て、自分の好きな時間に電話で注文するシステムを採用している病院があります。

 

もちろん、塩分や糖分の制限がある患者さんには、それに応じたメニューしか選べないようになっています。ですが、制限のない「普通食(Regular Diet)」の患者さんなら、かなり自由に選べるわけです。

 

さらに面白いのは、入院している患者さんだけでなく、付き添いの家族も同じメニューから一緒に食事を注文できたり(有料ですが)、どうしても病院の食事が合わないからと、外部のデリバリーを頼んで病室で食べている人がいることです。

 

まさに「合理的」というか「自由」というか、アメリカの個人主義がこんなところにも現れていますよね。

 

 

「これで病気が治るの?」アメリカ人自身も抱く疑問

もちろん、この現状にアメリカ人全員が満足しているわけではありません。

 

SNS上でも、「健康になるための病院で、なぜこんなに不健康そうに見える食事が出るのか」といった声はよく見かけます。家族に食べ物を持ってきてもらったり、病院の外からデリバリーを取ったりする人もいるようです。

 

一方で、最近のアメリカでは、厚生省(HHS)とCMSが「Make Hospital Food Healthier Pledge(病院食をより健康にする誓約)」を打ち出して、より栄養のある食事への見直しを進める動きも出ています。HHSの発表では、超加工食品や砂糖入り飲料を減らし、焼く・蒸す・グリルするといった調理法を重視する方向が示されています。

 

つまり、アメリカの病院食は「昔ながらの豪快さ」と「改善の流れ」が同時に走っている、ちょっと不思議な状態なんですよね。

 

「好きなものを食べて、気分を少しでも上げよう」という考え方にも一理ありますが、日本のあの「身体にやさしい病院食」が恋しくなるのもまた事実です。

 

もしアメリカで入院することになったら、食事の選び方も一種の情報戦かもしれません。

 

病気のときこそ、深刻になりすぎずに「これもアメリカだな」と受け止めるくらいの余裕があると、少し楽になります。

 

Masaでした。 

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