Resume(レジュメ-履歴書)の書き方

ある方から、こんな質問を受けました。



Masaさん、5社も会社変わってるんだから、Resume(レジュメ-履歴書)
の書き方、完璧に理解してるんでしょ?ちょっとテクニックを教えてくれな
い?



確かに、5社、アメリカで会社を移っていますが、私のレジュメが良いとは
自分で思っていないんですよね。



ご存知のように、私は技術屋なんですね。技術屋のレジュメってすごく書き
易いと思うんです。時系列で自分が何をやってきたかを職歴として書いて
行けばよいので。



別に、面接官を煙に巻くような書き方をしなくても、自分が知っている技術
用語を淡々と書いていけば、それなりのものが出来てしまいますから。



思うに、営業とか、マーケティングの方々のレジュメって、結構書くの、難
しいんじゃないですかね。技術用語ってのがありませんから、いかに、面
接官に「お、こいつなかなかすごいことやってるじゃん」みたいに思われる
ような言葉をちりばめなければなりませんよね。



まぁ、いくらレジュメがうまく書けていても、実際の面接になれば、化けの
皮がはがれますから、それほど重要じゃないんじゃないかとも思ったりす
るんですね。



最近(に限らず)は、求職者の数が多いですから、極端な話、レジュメを
データベースに取り込んで、キーワードで検索して、それでピックアップさ
れるもの意外はゴミ箱へ、なんてうそのような噂を聞いたりもします(本
当かどうか真偽のほどは定かではありませんので、あまり落ち込まない
ように)。



このブログに興味を持ってくださって、ちょくちょく私の記事を読んで下さっ
ている方の中には、アメリカで働くために必死に求職活動をされている方
もいらっしゃいますので、ここで、Masaが人肌脱がなければならないか
なぁなんてことを考えたりもしてます。



そこで、この10年間で、5社の難関(???)を通り抜けてきたMasaが、
ここで、レジュメ講座なるものを開いてもよいかなぁなんてことを考えて
います。



あくまでも、私の目で見て、感じたことを書きますので、それが、世の中
すべてのレジュメに当てはまると言うことは全くありません。



もちろん、記事を書くために、新しい情報を仕入れますので、古くて使い
物にならんなんてことにはならないと思います。



どれくらいの方が、このブログにご訪問くださっているか、詳細は不明
ですが、とりあえず、始めてみようと思います。



カテゴリに「アメリカ流履歴書講座」なるものを作りますので、バックナ
ンバーにはそこからたどり着くことが出来ます。



ご意見がありましたら、コメントいただけるとうれしいです。



では、頑張って始めてみましょうかねぇ。

続きを読む

アメリカ企業で働く場合に必要になる英語力

Masa
11/21/2007

ピュアなアメリカ企業で働いている私の英語力はどの程度か、興味がある
かもしれませんね。



TOEICで何点くらいなんでしょう。実は怖くてアメリカへ来てからは受けたこ
とがありません。アメリカ人とバリバリ話しながら仕事をしているんだから、
相当良い点が取れるはずだと自分自身でも信じきっているので、怖くてテス
トなんか受けられません。と言うか現実を知るのが怖いだけだったりして(笑)。



日本からアメリカに来る時、確か10年くらい前ですが、TOEICで700点ほど
取ったのを覚えています。その会社では、その点を取れば、技術者としてア
メリカに駐在できるレベルでした。



少し自分に自信を持ちましたよ。「俺って結構英語力あるなぁ」などと思って
ました。



で、アメリカに赴任第一日目、自分の英語力の低さに落胆しました。相手の
話していることが、半分以上分からないんですから。理解力は2~30%くら
いでしょうか。知っている単語がポロポロと出てくるのは分かります。でも、
今まで聞いたこともないような言い回しがたくさん。



例えば、”How’re you doin’?”、”What’s up?”。知っている人は、知って
いると思いますが、中学や高校の教科書には載っていませんでした。



また、単語を知っていても、それをどういう場面でどのように使うかが分かっ
ていなかったのです。



良く言いますよね、「相手の話を聞いていて分かるんだけど、話せない。」
って。あれ、本当は聞いていても分かってはいないと思うんですよ。



相手の口から出てくる、自分の知っている単語をつなぎ合わせて、ただ想
像しているだけに過ぎないんですね。



相手の英語がほとんど分かっていれば、つまり、相手がどのような言い回し
で話しているのかが、理解できていれば、当然、自分もそのように話し返す
ことが出来るはずですよね。



でもそれが出来ないと言うことは、相手の口から出てくる一語一語が耳に
入ってきて、それを頭の中で理解できていないってことでしょう。



一語一語を頭の中で理解するってことは、頭の中で英語を日本語に訳すっ
てことではないですよね。英語が頭の中に、すぅ~っと入ってきて、それを
イメージとして理解するってことなんです。



これ、歳を取るにつれて、徐々に難しくなってくるんです。私のような歳にな
ると、多分不可能でしょうね。



だから英語では苦労しています。



この続きはまた後ほど。



取りとめもない話で失礼しました。

続きを読む

アメリカ人は話上手

アメリカ人、と言うか、アメリカで育った人は、小さい頃から、「話をすること
が大切」と習ってきてるので、よくしゃべります。


そりゃ、性格にもよりますが、とにかくよくしゃべる人が多いです。しゃべら
ない人は意見が何もない人、何も考えていない人と判断されるそうな。


数年前、あるベンチャー企業と、ある装置の共同開発をしていたころがあ
りました。


ミーティングの時には、必ず、マーケティングの人間がついてくるんです
ね。


その彼、まぁ、しゃべる、しゃべる。こちらに質問するすきを与えないんで
すね。自分の会話に自分自身が酔っているって感じでしょうか。


で、おまけに、何を聞いても、No problem. We can do it. 多分、
彼の口癖だったと思います。「私に任せておきなさい。必ずいいように
しますよ。」みたいな。


約束が守られない場合に、こちらが「だってこの前問題ないって言った
でしょ?」って問い正すと、


Unfortunately unexpected things
happened and blah, blah, blah…


unfortunatelyと言う言葉、これからアメリカで働こうと考えていらっしゃる
方、絶対に覚えておいてくださいね。


絶対に使える英語です。Frankly speakingと言う言葉とともに、ビジネスで
良く使われる英語です。身を持って体験していますから、間違いないで
しょう。


話がずれてしまいました。


日本では、昔、「沈黙は金」と言われていたように、あまりべらべら話すの
はみっともないと言う考え方がありますが(最近はそう言う風潮はなくなり
つつありますね)、もし、アメリカで、と言うか、海外で働こうと考えていらっ
しゃる方は、無理してでも、いろいろと話した方が良いと思います。


数年前に、あるアメリカ企業で、偶然、日本人と働く機会がありました。彼
のポジションはシニアディレクタ。日本で言う部長の上くらいの職位の人で
す。


電話会議なんかに彼といっしょに出ると、流暢な英語でぺらぺら話すんで
すね。「俺も頑張るぞ」と常に目標としていた人なんです。


あるとき、彼と同じレベルの人と話す機会があったんですね。その彼曰く、
「やつは、本当にしゃべらないよ。彼はClam Shellだ。」って。


ちょっとがっかりしたんですよね、その時。日本人から見たら、結構しゃべ
る方なのに、アメリカ人からすると、「無口なやつ」ってことですよ。


とにかく、「話し上手」にならなければいけません。そのためには、常に
「新鮮なネタ」が必要です。日本人の不得意とするところかもしれません
(俺だけかな)。


話す癖を付けましょう。

続きを読む

アメリカにいる日本人って?

私が購読している、メルマガ「日刊アメリカ暮らし・生活まめ知識」。
本日号で、面白い記事が載っていましたので、ここに転載いたします。
興味がある方は、是非、「日刊アメリカ暮らし・生活まめ知識
をご購読ください。


——————–ここから——————————-

日本人がアメリカに1年間に90日を超えて滞在するには、何らかのビザが
必要です。そしてビザを取得するには、移民局が認めるだけの然るべき理
由や受入れ態勢などがなければなりません。


では、現にアメリカで長期滞在している人達はどんな職業に就いている人
達なのでしょうか?下は、アメリカに3ケ月以上長期期滞在する人(永住者
を除く)の職業別の内訳です。


52.7% 民間企業関係者とその家族
35.7% 留学生・研究者・教師とその家族
3.7% 自由業、専門的職業関係者とその家族
1.7% 政府関係職員とその家族
0.8% 報道関係者とその家族
5.4% その他


参考:外務省、平成18年の海外在留邦人数調査統計(平成18年10月1
日現在)


アメリカで出会う長期滞在の日本人には、日本国内だったら圧倒的に数が
少ないはずのお医者さんや大学の先生、研究者が異様に多いのに驚いた
方も
いらっしゃるかもしれません。いや、本当に多いです。


☆ アメリカ生活に猛烈に憧れるという方が沢山いらっしゃいます。でも、
実際にアメリカで生活している方は、海外生活を切望しているかどうかとは
無関係に、企業、政府機関、大学・研究機関などのサポートと仕事や家族
の事情で「行く事になっちゃいました」というケースが、ひょっとしたら多い
のではないでしょうか?


然るべきルートに乗っている人にとってはビザ取得は難しい事ではないの
ですが、そうではない場合には、どんなにアメリカで働きたい住みたいと
思ってもビザ取得の壁はとても厚いようです。皮肉なものですが。

——————————————————–

最後のセンテンス。本当にそう思います。本当にアメリカで働きたいと思っ
ている人が来るのが、日本人にとっても、アメリカにとっても、そして、本人
にとっても最も良いはずです。日本を代表して来て、アメリカのために一生
懸命働いて、本人もキャリアアップが出来る。


頑張って欲しい...、日本人。 続きを読む

アメリカ版運転免許試験場

アメリカ版運転免許試験場は英語で、Department of Motor Vehicles
– DMVと言います。


先週、16歳のうちの息子がドライバ試験を受けて、見事...、落ちました
(涙)。


1回目の挑戦で合格すれば表彰もんだと思ったのですが、そうそううまくは
いきませんでした。


以前お話したかもしれませんが、アメリカの場合、2種類の試験があるんで
すね。まず、筆記試験。確か100問だったかな。減点法で、90点以上で合
格。よほどのことがない限り、筆記試験に落ちることはないと思います。


筆記試験に合格すると、次は実地試験。英語では、

Behind the Wheel Test

と言います。なぜ、そう言うのかは不明。多分ウェブを探せば説明があると
思います。


普通は自分で車を持ち込んで、隣に試験官が座って、DMVを出発し、「は
い、そこ、右折して」、「はい、そこ、まっすぐ」と指示されます。で、DMVに
戻って、結果を聞きます。


息子の場合、右折の仕方(日本だと左折)が悪かったそうで、見事落ちま
した。


本当かどうか定かではありませんが、カリフォルニアのDMVは最悪とのこ
と。何が最悪かと言うと、試験官も含めて、接客態度が最悪。でもって、マ
イノリティへの差別もあるとか。


日本人はもちろんマイノリティですから、差別されたかも...。そうは思いた
くないですけどね。


ま、次は合格するように頑張ってもらいたいものです。


もしあなたがすでに免許をもっていらっしゃるなら、以下のビデオを見て準備
をしておけば、アメリカですぐに免許が取れるはずです。お楽しみください。

続きを読む